ナナカマドが赤い実をつけていた。秋が来て、まもなく冬も来るんだなと感じた。枝がしなるほど重く、その赤い実は、僕の心を揺さぶるのには十分だった。しかし、僕はその赤い美しさを立ち止まって見ることはしなかった。僕は静かに通り過ぎた。背中にナナカマドの視線を感じながら。
牧場保護猫のジャバン(黒トラ)が外へ行っては虫を捕ってくる…という話を父としてた。 「どんな虫だ?」と聞くので コオロギみたいで… 大きめで… 触角長くて… と説明したら 「それはナナカマドだ」と自分の物知りを自慢してた。 …それを言うならカマドウマだと思う。
見慣れない花が咲いていると思って調べてみたらナナカマドでした。 大きな木になるので、間近で見たのは初めてです。 小さな花がたくさん咲いていてかわいいのですが、バラ科の植物。 なんかギャップがありますね。 花が咲いたってことは、秋には赤い実がなるのかな。 まだ1mくらいの若木です。