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北海道の旭川にある「レンタルスペース森と小屋」のオーナー。 約7.4ha(東京ドーム1…

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北海道の旭川にある「レンタルスペース森と小屋」のオーナー。 約7.4ha(東京ドーム1.6個分)の森の中に定員4名の小屋を建てました。 webサイト→https://www.mori-to-koya.com/

マガジン

  • レンタルスペース森と小屋 こんな使い方もお勧め

    「レンタススペース森と小屋」 例えば、こんな使い方をしたら楽しめますよ!そんな使い方の例をいくつかご紹介します。

最近の記事

ケーキと珈琲豆をテイクアウトして、プライベートカフェ空間を演出

レンタルスペース森と小屋  誰にも邪魔されないプライベート空間を貸し切れる一風変わった場所。 今回は、地元旭川のケーキショップでテイクアウトしたスイーツを持ち込みプライベートカフェとして使う例を紹介します。 市内には多種多様なスイーツショップがありますが、今回は紅茶とチーズケーキの専門店「グランパ」のケーキをテイクアウトしてみました。 ショーウィンドウには多種多様なチーズを使ったケーキがあり、目移りしながら何とか4つに絞りました(笑) ケーキのお供は、同じくグランパで販

    • 小屋でお昼休憩をとっていると、ひらひらと舞うチョウを見つけ、ご飯そっちのけで外に飛び出す。そんな大人に育ちましたけども、それなりに充実しているので良いことにします。コムラサキ

      • 今年限りのお得なモニタープラン追加しました

        今年6月にプレオープンした「レンタルスペース森と小屋」 現在、来年の本営業に向けて鋭意整備中ですが、 ゲストがより使いやすく、より面白く、より快適にお使い頂けるよう みなさまの声をもっと聞きたい!知りたい!! そんな発想から、モニタープランを用意してみました。 プレオープンの今年の料金は1,500円/時間ですが、 モニタープランだと2,000円/制限なしです。 営業時間内であれば、何時間使っても2,000円です。 利用後に20分程度のヒアリングにご協力頂ければOK。 (※レン

        • 野鳥に配慮したササ刈りを実施中

          先日、森の中に遊歩道を作るにあたって、藪の中で営巣しているかもしれない野鳥にどういった配慮をしたら良いか、他の方の意見を聞きたくポストした内容です。 鳥の巣ってどこにあると思います?木の枝、幹に掘った穴、軒下の人工物に泥を固めて作ったもの、といったものが分かりやすいと思いますが、鳥の種類によって巣を作る場所は実に様々で、笹薮の中に巣を作るものもいます。 その筆頭がウグイス。ウグイスは基本的に目立つ場所には出てこず、藪の中で生活をしていて、巣もササの稈(かん:茎に見える所)に

        ケーキと珈琲豆をテイクアウトして、プライベートカフェ空間を演出

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        記事

          森の中を歩ける遊歩道づくり

          「レンタルスペース森と小屋」7.4ha(東京ドーム1.6個分)の森に全長およそ1000m程度の遊歩道を今年中に作ります。 ササを刈って道を作る、と言ってもこれは重労働です。時々、鎌もってきて手伝いますよ!なんてご厚意のお言葉を頂きますが、鎌で手刈りでは到底太刀打ちできません。 ササのように固い植物を刈っていくなら刈払機でないと。 ただ、これはとても危険な作業です。事故で大怪我を負う人も多々います。 先日は、講師をお招きしてチェンソーと刈払機の安全講習会を実施しています。基

          森の中を歩ける遊歩道づくり

          【画像アリ/閲覧注意】毛虫にご注意を

          レンタルスペース森と小屋、毛虫の季節になりました。 周囲が緑豊かな森ですので致し方のないことですが、 あっちにもこっちにも大なり小なり色んな種類の毛虫が出現しています。 先日は外作業中、首に巻いたタオルにマイマイガの毛虫が付いていたようで、下を向いた瞬間に顎下にチクチクチクチクー!!と強烈な痛みが走りました。不意だとよけいに痛みを感じますね。 こういう時は、セロハンテープといった粘着テープで肌に刺さった毒針毛を取り除き、患部を流水で洗い、炎症が酷い場合はステロイドを含む塗り

          【画像アリ/閲覧注意】毛虫にご注意を

          レンタルスペース森と小屋の中の様子

          レンタルスペース森と小屋、中の様子はwebサイトにも掲載していますが、改めてどんな様子か大きな画像でご紹介します。 【東京ドーム1.6個分の森】レンタルスペース 森と小屋 ご予約→こちら お問い合わせ→こちら

          レンタルスペース森と小屋の中の様子

          森と小屋で鳥類調査

          せっかく森という拠点があるのだから、この森にどのような野鳥がいるのかデータを取ってみようではないか。それが後世の人の役に立つかもしれない。そんな気持ちで今年から始めた鳥類調査。朝3時に起きて4時にスタート。それをシーズン前半・後半に分けて合計2回やりました。 この森にいる一般鳥類の地鳴き・さえずりなら聞き分けられるし識別もある程度はできると思っていますが、調査としてデータを取るとなると、私レベルでどれほどの精度のものが取れているのか、正直怪しいところはあります。調査というのは

          森と小屋で鳥類調査

          最近の森の様子

          森の様子といっても、遊歩道を整備する予定の方の森はまだササ刈りができていないので、もっぱらトドマツ林の方を藪漕ぎしながら見回っています。 トドマツ林の方には遊歩道も道しるべもつける予定はないため、まさに玄人向けなフィールドとなっています。そんな森でジンヨウイチヤクソウが見ごろを迎えていました。 この森にはないかもしれないと思っていたゼンテイカも一部で見つけることができ喜びもひとしお。今の所、シカによる食害はなさそうですが、増え続けるシカの目をいつまでかいくぐれるか?時間の問

          最近の森の様子

          小屋のウッドデッキで日向ぼっこ中のニホンカナヘビ。ポカポカで気持ちよさそうです。

          小屋のウッドデッキで日向ぼっこ中のニホンカナヘビ。ポカポカで気持ちよさそうです。

          レンタルスペース森と小屋 プレオープン

          雪が解けて春が来たと思ったら、一瞬で過ぎ去ったのち、エゾハルゼミの大合唱で森は初夏っぽい雰囲気となってきました。季節の移り変わりというのは少しずつというのが常だったと思うのですが、近年はダイナミックに「切り替わる」感じになってきたように思います。加速する気候変動に危機感をつのらせています。 さて、レンタルスペース森と小屋は、6/1よりプレオープンしています。 ここをプレオープンする前には個人で自然ガイドをしていましたが、その時のお客様からぽつぽつと、メッセージやお手紙あるい

          レンタルスペース森と小屋 プレオープン

          初夏の森になってきました

          仕事で5日間ぶりに訪れた自分たちの森。 出発前は淡い緑の新緑だったのに、戻れば緑濃い夏の森に。 季節の移ろいのなんと早いことか。 広葉樹の森の方はまだ遊歩道を作れていないので私有林パトロールは保留。 小屋周辺の林道と林床のササが薄いトドマツ林を見て回っています。 前回、花をつけていた植物はもうすっかり実になり、代わりに別の植物が次々と花を咲かせていました。 このトドマツ林はちょっとクセがあり、おそらく植林や間伐の際に入った重機や土に紛れて自生のものでない植物が入ってきてい

          初夏の森になってきました

          森と小屋とヒメギフチョウ

          車のドアを全開にして荷物の積み込みをしていると、ヒメギフチョウが入り込んできました。 ヒメギフチョウは、春に開花するカタクリやエゾエンゴサクといった、いわゆる春植物と一緒に「スプリング・エフェメラル」と呼ばれることがあります。スプリング・エフェメラルとは、春の訪れを告げる可憐な花や虫のことです。長い冬が終わり、早春に花とともに姿を現しますが、その命は短く、早春の美しさと儚さを物語っています。ヒメギフチョウは、そんな春の花から吸蜜しながら、交尾相手を求めて過ごし、春植物が花を散

          森と小屋とヒメギフチョウ

          周囲の水田に水が入り田植えが始まりました。夜は二ホンアマガエルの大合唱です。

          周囲の水田に水が入り田植えが始まりました。夜は二ホンアマガエルの大合唱です。

          小屋周辺の森の様子

          森の中に建てた小屋の周辺には、林道が少し通っています。 今日はその林道付近を歩いてきました。 ついこの間までやっと春爛漫になったと思っていたのに、今ではもう初夏の様相になってきています。入れ代わり立ち代わり、花が咲いては散っていき、毎年のことながら、この季節の移り変わりは早く感じます。明日には、来週には・・・と植物の事ばかり考えて、毎日ソワソワしています(笑)

          小屋周辺の森の様子

          森とつながる窓から野鳥を眺める

          小屋に配置している大きな窓は二つ。一つはデスク前にあり、ここから森の様子を眺めながら仕事をすることができます。現在、丸太を処理して薪にする作業真っただ中なのですが、一時的に山積みにしている薪に色んな野鳥がやってきています。たとえば・・・ 森の中で時々ツクツクボウシの鳴きまねをしているキビタキ。 藪の中で「シーシーシーシーシーシー」と鳴いていて滅多に現れないヤブサメ。 人間が身近にいる環境で繁殖するスズメに対し、それより森林を好むニュウナイスズメ。全て窓ガラス越しに撮って

          森とつながる窓から野鳥を眺める