椿

自然が好き、四季の移り変わりを感じて幸せな気持ちになります。 カメラ片手に散策して、野…

椿

自然が好き、四季の移り変わりを感じて幸せな気持ちになります。 カメラ片手に散策して、野の花を押し花にしたり、時々見よう見まねの俳句を詠みます。

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    四季折々に撮った写真を題材に、俳句を詠んでいます。

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俳句を詠んでみた(初咲き) 

初咲きの一輪白き忌日かな   (はつざきの|いちりんしろき|きじつかな)  椿に香りはないけれど、艶やかな美しい葉とぽってりとした花弁、黄金の長い蕊をもっている。 白い椿に似た人の命日に開いた一輪に、障子越しの冬陽が柔らかな影をつくっていた。 この句を詠むにあたり、触発された句がある。 さざん花の長き睫毛を蕊といふ                 野澤節子(八朶集)

    • おうちごはんの裏方さん   

      いつも使っている調味料や出汁の素材を、ありふれたものですがちょこっとご紹介します。 口から入るものが健康の基本かなぁと、調味料は手に入る範囲とお財布の事情と相談しながら体に良さげなものを選んでいます。 今日はこのなかから麺つゆを作ります。 麺つゆの材料は、羅臼昆布・かつを厚削り・干し椎茸・味醂・酒・醤油。 水を加えないでつくる濃縮タイプなので三週間くらい保存が利きます。 火を止めて一晩寝かせ濾したら出来上がり。 煮物や汁物、卵とじなどいろいろ使える便利な万能調味料です。 出汁

      • 「立夏」 

        ヘアドネージュせむと立夏に髪洗ふ  三年間伸ばした髪、ようやくヘアドネーションできそうです。 若いときは髪の量が多いのが悩みでしたが、それが誰かの役に立つなんて嬉しいことです。 白髪なので見苦しくならないようにお手入れやお洒落を心掛けて、それも楽しいことのひとつでした。 切った後はどんな髪型にするのかそれも楽しみです。 2024・5・5 立夏  

        • 休日のランチ「すき焼き」 

          娘に元気をだしてもらおうと、とっておきの米沢牛をすき焼きにしました。 相変わらず口に運んでもらうのを待っているのですが、今日は巣を乗っ取ったカッコウのヒナみたいに大きな口を開けています。 復調の兆しが見えてきました。 耳かきをして爪を切って「耳ありがとう」「爪ありがとう」と、柔らかな表情です。 カレンダーの来週の帰宅日に一緒にシールを貼って、さあ通常の暮らしが始まります。 いつもと違った一週間、行ったり来たり心も身体もさぞ疲れたことでしょう。 今夜はゆっくり眠れますように。

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        俳句を詠んでみた(初咲き) 

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          休日のおやつの思い出  

          書類を整理していて、昔描いた四コマ漫画を数枚見つけました。 仕事が休みの土曜日か日曜日、たぶん家事の合間にささっと描いたのかな、枠線がフリーハンドです。 娘は小さい頃から私にたくさん驚きや笑いの種をくれました。 面白く思うのは親ならではなんですけど。 でも載せちゃいますm(__)m 2024・5・4

          休日のおやつの思い出  

          「春霞」

          昼と夜のあわいをつなぐ春霞  あまりにも夕空が美しいから  心の内がただそれだけで充たされていく  こんな瞬間があるから  また明日を迎えられる  今日は憲法記念日  前文だけ読んだ  2024・5・3

          「春霞」

          休日のランチ「キューブ寿司」 

          製氷皿を使ってキューブ型のお寿司を作ってみた。 一口で食べられるのがいい。 娘は一昨日から調子が戻らず、自分の手で食べようとはしない。 口元に近づけると口を開きモグモグゴックン、まるで雛鳥みたいだ。 大好きなカラオケもマイクを握っているだけで歌おうとしない。 今日は少し気温があがったので、一緒に庭に出てタンポポや土筆を摘んだ。 太陽さんの力を貰ってどうか元気になりますようにと願う。 心配が先に立って、わたし笑顔を忘れてなかっただろうか...と思い返している。 2024・5

          休日のランチ「キューブ寿司」 

          「春の夢」

          春夢幻少女は踊るアンドゥトワ  赤い靴のピンブローチ  もう似合わないのに手放せない  アンデルセンの童話  横浜の波止場の女の子  赤い靴のバレエ漫画  物語の中の赤い靴には  哀しみとか虚栄とかそんなイメージがあるけど    でもなぜか惹きつけられるものがある 本棚や引き出しや綺麗な小箱にしまってあるものは  「親指姫」のベッドみたいなクルミの殻  「ニルスの不思議な旅」のガチョウの羽らしきもの   麗しのコミックの表紙などいろいろ  遺されたら始末に困ると思うが

          「春の夢」

          休日のランチ「春野菜の煮物」 

          ゴールデンウイーク。 お天気が良かったら庭でお弁当にしたいところですが、曇り空で気温は14度。 お吸い物に入れる三つ葉を採りに庭にでたら、震えるほどの冷たい風でした。 娘は日曜日ではない変則的な帰宅に落ち着かない様子で、そわそわしています。 今日はお弁当を作り置きしてゆっくり遊ぼうと思ったのですが、表情や動作が硬いのが気掛かりです。 気分を上げようとマニキュアをしてあげましたが、いつもは「マニュケかわいい‼」と大喜びするのに、反応しません。 手が冷たいし体調も良くないのかもし

          休日のランチ「春野菜の煮物」 

          休日のランチ「和定食風」 

          娘の言葉にはいろんな不思議があります。 食事の時「いたらきます」とは言えるのだけど、「ごちそうさまでした」はなぜか「ごたらきます」となってしまいます。 今日もやっぱり「ごたらきます」と合掌していました。 言い直させようとすると、しまいには「.....…でした」だけ。 しつこくしてごめんなさい、でした。 ほかにも、「遊びたい」「遊ぼう」「遊ぶかな」いろいろ言いますが、「遊んでる」だけは「遊びてる」と言います。 犬が散歩していたり、子どもたちが道端で遊んでいたりすると、「遊びてる

          休日のランチ「和定食風」 

          「花冷え」

          二三輪ほころびてのち花の冷え  ようやっと櫻が開花した。 身の縮む冷たい風に吹かれ、健気に咲いている。 心なし花弁に張りがなく、厳しい気候を乗り越えたことが偲ばれる。 2024・4・23

          「花冷え」

          休日のランチ「ハンバーグ」

          今日のランチはハンバーグがメイン。 キャラ弁ふうにポテトサラダでアンパンマン。 人参グラッセは本物の人参みたいにパセリの葉っぱを付けて。 娘は「(* ̄- ̄)ふ~ん」という感じの薄い反応でしたが、私は楽しかったので良しとします。 もしかしたら「もうこどもじゃないよ」みたいに思っているのかも。 ハンバーグやパセリバターライスは胃に重たかったし、シフォンケーキも焼いたのでもうお腹いっぱい。 来週は和食にしようと思います。 それに昨日から立ち通しで膝が痛みだしました。

          休日のランチ「ハンバーグ」

          「白百合」

          白百合のなかば開きてまどろみぬ  娘の幼馴染みのT君が、旅立たれた。 40代なかば、病が突然彼を連れ去ってしまった。 娘が三歳の頃、訓練施設で出会ってから中等部卒業まで同級生だったT君。 出会ってすぐ意気投合して二人で這い這いしながら、言葉は話せないながら「T、行くよ~」「あいよ~」って、表情で語りあっていたね。 笑顔がとびきりで、みんなを幸せにしてくれたT君。 棺のなかで綺麗なお顔で、微かな笑みを口元にのこしていた。 お兄ちゃんが、「Tは、きっと生まれ変わって人生を楽し

          「白百合」

          休日のランチ「春キャベツの焼きそば」 娘に食べたいものを尋ねたら「ラーメン‼」と即答。 熱々のものは食べられない娘。 ラーメンは冷ましている内に伸びちゃうので焼きそばにすると、いつもの「美味しいね!」が頂けなかった。 不満なのかしら...「ブドウ食べたよ💕」とおやつの話題ばかり。

          休日のランチ「春キャベツの焼きそば」 娘に食べたいものを尋ねたら「ラーメン‼」と即答。 熱々のものは食べられない娘。 ラーメンは冷ましている内に伸びちゃうので焼きそばにすると、いつもの「美味しいね!」が頂けなかった。 不満なのかしら...「ブドウ食べたよ💕」とおやつの話題ばかり。

          休日のランチ「鮭とペンネでグラタン」 雛祭り以来1ヶ月ぶりに、娘をお迎えできました。 どんなにか待ちわびていたのでしょう。 感極まり泣き笑いで歓びを表現する様子に、私も泣き笑い。 熱々は危険なので安全な温度まで冷ましてしまったグラタン。 でも「美味しいね」と喜んでくれて嬉しい。

          休日のランチ「鮭とペンネでグラタン」 雛祭り以来1ヶ月ぶりに、娘をお迎えできました。 どんなにか待ちわびていたのでしょう。 感極まり泣き笑いで歓びを表現する様子に、私も泣き笑い。 熱々は危険なので安全な温度まで冷ましてしまったグラタン。 でも「美味しいね」と喜んでくれて嬉しい。

          「クリスマスローズ」

          クリスマスローズひざまづき撮る含羞  クリスマスローズは、その美しい容貌を隠すかのように慎ましく俯いている。 カメラに収めようと土に膝をつき、それでも足りず肘までついてやっと撮れた、去年の一枚。 いまは庭の雪の下、静かに蕾を育んでいるクリスマスローズ。 四月にはどんな表情を見せてくれるだろうか。 クリスマスローズの花言葉「追憶」「わたしを忘れないで」  2024.3.18

          「クリスマスローズ」