みっきーのリアル登山者の端書き#885『ナナカマドの蕾』
朝方、ベランダのナナカマドの鉢に、蕾がついていることに気が付きました。
ナナカマドの花は山の中でも見たことがなかったので、とても喜んだのですが、改めてナナカマドの下記を調べてみると「5~7月」とありました。
本来の適地とはかけ離れた環境で育てているので、狂い咲きをしてしまっているのでしょうか。
不思議ではありますが、折角膨らんでくれた蕾の成長を見守りたいと思います。
ところで、ナナカマドという樹木の名前の由来ですが、「七回竈に入れても燃え尽きないほど燃えにくい」という説がありますが、実際燃やしてみるとよく燃えるそうです。
なので別の名前の由来の接もあるのですが、面白いのがこの樹種について「燃えにくい」という同じようなエピソードがヨーロッパ地方でも伝わっている事です。
今がそうでもかつては何かが違ったのか。
或いはある時から似たような樹種と取り違えられてしまったのか。
それを調べる術は今のところありませんが、物事を捉えるためには広い視野で俯瞰すること(ヨーロッパを含めた世界規模の視点を持つこと)も、実際に体験すること(=実際に燃やしてみること)も、どちらも大切であるということに思います。
一次体験する行動力と、俯瞰してみる思考力、どちらもしっかり育てていきたいです。