haruka

あるくのが好き。ぼ~っと町を歩いて、お気に入りの場所でひっそり休んで帰る、みたいなのが…

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あるくのが好き。ぼ~っと町を歩いて、お気に入りの場所でひっそり休んで帰る、みたいなのが好きです。

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島暮らし、「うちの猫」

 昔、島に住んだ。  2年契約の仕事が決まり、私たちは喜び勇んでフェリーに乗った。  上陸した日は上天気だった。港に着いたフェリーから、家財道具を積んだ車に二人、矢印に従って道路へ出た。  引っ越し荷物(島なので混載便)の本体はまだ届かない。先に家を観たかったし。何かあったらと心配性が顔を出して、明後日を指定した<混載便だったので大事な茶碗も額も壊れちゃったけど、それは後の話>。車に鍋釜と薄い布団、什器だけは積んでいた。まるでキャンプだ。  職場に寄って挨拶と諸連絡、鍵を

    • 香りの垣根

       坂道をふぅふぅしてあがると、いいカオリに包まれた。  ありゃ?  ジャスミンが、垣根の緑にかぶさるように  これは札幌で枯らしてしまったジャスミンじゃないか!  室内でしっかりあっためて育てたのに、細々と花をつけて 「ああ、ムリ」 っていう感じでダメにしてしまった。  茂みの上の方は、まだ蕾がいっぱい。恐ろしいほどの香りの群れ。  ハゴロモジャスミンというのだそうだ。  たくさん種類のある「ジャスミン」たち。  ジャスミンティーのことを、マーリンファ、と言っていた。昔

      • 江戸時代はどんな時代?

         江戸御城下については、時代劇とかで、詳細に伝わっているけれど、周辺市町村はどうだったか?よくわかりません。  江戸から延びる街道には、御門があって、出入りを厳しく審査したとか。  では。その外はどうだったのでしょう。  時代劇でよく聞く「関八州見回り役」が監察していたのではないか、というのは、すぐ思いつくこと。  わかるようなわからないような。  とりあえず、関八州の8つの国名を暗記した。ま。この年になると何となく覚えているのがおかしい。  このあいだ、テレビで、ひたち

        • おにぎりのあさごはん・最後の一個

           引っ越してきて、やっと知り合いができてきた・・・新生活。  昨日は、呼び出しがかかってのボランティア。  新年度ということで、何人かやめたのだという。  ボランティアの中身は、お弁当の配布だということで、11時からの招集。我が家の昼食は、おにぎりに決めた。10時半には用意、家族に「お昼のご飯にして」と言って出た。  シニアのおにぎりはめちゃめちゃ小さく握るのがコツ。ちょうどいいだけ、食べてもらおう。だけど、食べ応えのあるのもいるよネッってことで、大きさまちまち、中身もまち

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        島暮らし、「うちの猫」

        マガジン

        • そぞろ歩きの見つけもの
          201本
        • 地域史の勉強会で
          31本
        • 剣客商売・江戸そぞろ歩き
          86本
        • くらしの中の地学
          6本
        • うちのねこ
          72本
        • 島暮らし。
          10本

        記事

          モッコウバラの咲く道

           モッコウバラ。木香薔薇と書くそうです。  棘はありません。棘ってバラの特徴かと思っていたんですが(だから、刺されてもしょうがないって思ってたのにっ)、無い種類も案外あるんです。  ミス・マープルの謎解きにもありますよね?  生垣とか、壁を覆うとか、この季節、至る所に咲いていて、こぼれる感じがすてきです。   私のお気に入りの一つは、ある施設の入口のこの垣根。  下の方を見ると・・・シャクナゲかなぁと思うんだけど花芽なし。  また行ってみよう・・・  ちょっと前の一枚

          モッコウバラの咲く道

          風になびくハボタンって

           ハボタンは地面に薔薇のように咲くあれ、のはずが、菜の花になって風になびいていた。  昔は律義に花姿が変ったら植え替えてしまったものなのに、この頃は花も愛でるようになった。昔、キャベツの仲間と聞いて「うん、うん」と納得したのを懐かしく思い出したりする。冬のころんコロンも伸びやかな花も、出会うたびうれしい。  反対側~・・どっちも、そんなに風を感じないですね。  今気づきましたが、薔薇ではなく牡丹でした。  風が止まった一瞬のプロフィール。  しばらくがんばってね、菜の花気

          風になびくハボタンって

          大岡越前は、武蔵野新田開発のリーダーだった。 町奉行なのに、新田開発チームを作って、実際に関東一円に配下を派遣している。 江戸初期は、川の流路を変えての新田開発だから、大豊作。 だけど、第2期は<荒れ野に鍬入れ>だから難航した。 代官の頑張りにもびっくりした

          大岡越前は、武蔵野新田開発のリーダーだった。 町奉行なのに、新田開発チームを作って、実際に関東一円に配下を派遣している。 江戸初期は、川の流路を変えての新田開発だから、大豊作。 だけど、第2期は<荒れ野に鍬入れ>だから難航した。 代官の頑張りにもびっくりした

          昨日、地域史の勉強会に参加した。 昨日は凄いチューターさんが来てくれて、バッサリといや、アドバイスをたくさんくれた。 だけどまだ、1行も書いてない。 若くないなーと慨歎。 よしっ、せめて、昨日のメモを清書しよう。

          昨日、地域史の勉強会に参加した。 昨日は凄いチューターさんが来てくれて、バッサリといや、アドバイスをたくさんくれた。 だけどまだ、1行も書いてない。 若くないなーと慨歎。 よしっ、せめて、昨日のメモを清書しよう。

          クサノオウ

           名前がすごいでしょ。草の王、なんて。  札幌に住んでいたころ、山野草好きの友だちから、この名前を教わりました。  札幌にいたころ、山に遊び、この、あえやかな感じが気に入って、根を堀取って庭に植えました。黄色い花が好きだったのかも。  遊びに来た彼女に、庭を案内、植えたんだと話したら、 「クサノオウを植える人がいるなんて。初めて見た!」 といいました。  ガッチリと根付いて、大変なのだそうです。  幸い、我が家は豊かな土地ではなく、そこそこに彩ってくれた、なつかしい花。

          クサノオウ

          アオキ

           前にアオキの花の記事をあげたとき、そういえば、葉っぱを・・・青木の特徴はいつも青々とした葉っぱなのに、と思っていたので、アップしました。  アオキの花はこちら  そういえば昔、青木君っていたな、なんて思ってる。  なんだか、爬虫類みたいな・・・不思議な色です。  アオキとヤツデは思いっきり日陰だった我が家のメインだった。  柿の木の下の・・下草グループの上の方で茂っていた。あと、南天がライバルかな。その下に「イタイキ」=とげのある藪。ギボウシ。トクサ。  やっぱり、日

          アオキ

          垣根の向うは、サキシマツツジ?

           大輪のそれでいて静かな赤。これはサキシマツツジかなぁと思いつつ、背伸びしてスマホをむけました。残念ながら↑で精一杯・・・また会ったら今度はうまく撮れますように。  しばらく行くと白ツツジ。  ポートレートにしたらこんな感じ?  隣はコデマリの垣根。なんで白飛びするかなぁ。。。  最後はヤマブキ。以前、シロヤマブキの記事を書いたけど、今日あったのは普通のヤマブキ。何で普通かって?色が山吹色だから!  ちゃんと五弁で柔らかな葉。 「七重八重 はなはさけども山吹の 蓑ひ

          垣根の向うは、サキシマツツジ?

          地域史の勉強会に参加して、江戸時代の代官を調べた。 代官は「代」の字の如く、幕府領を管理するのが仕事で、身分は低い。 その中で「郡代」は別格だそうだ。でも。江戸時代のはじめ、関東郡代となった伊奈忠次の職階は1万石の旗本だった。 (「1万石以上は大名」なのは3代家光・以降)

          地域史の勉強会に参加して、江戸時代の代官を調べた。 代官は「代」の字の如く、幕府領を管理するのが仕事で、身分は低い。 その中で「郡代」は別格だそうだ。でも。江戸時代のはじめ、関東郡代となった伊奈忠次の職階は1万石の旗本だった。 (「1万石以上は大名」なのは3代家光・以降)

          紅要餅って書くと、おいしそう(私だけ?) 冬に紹介した、新芽が赤い、バラ科の垣根。 散歩に行った先で、咲いているのに会いました。 葉っぱは、二度目の「ベニ」葉でしたが、すぐ色あせてしまってました。 ちょっとだけ・・・ベニカナメモチの近況報告です。

          紅要餅って書くと、おいしそう(私だけ?) 冬に紹介した、新芽が赤い、バラ科の垣根。 散歩に行った先で、咲いているのに会いました。 葉っぱは、二度目の「ベニ」葉でしたが、すぐ色あせてしまってました。 ちょっとだけ・・・ベニカナメモチの近況報告です。

          銀杏の切り株の根元に芽、毎年切り払われているのだろう、その芽のひこばえが今年も芽吹いた イチョウは分類すると「針葉樹」になるという。氷河時代が終わったときには、ほぼ絶滅してしまったイチョウの仲間。いま残っているのは『針葉樹』の形態のものばかり 生き残って今、こんなに逞しい

          銀杏の切り株の根元に芽、毎年切り払われているのだろう、その芽のひこばえが今年も芽吹いた イチョウは分類すると「針葉樹」になるという。氷河時代が終わったときには、ほぼ絶滅してしまったイチョウの仲間。いま残っているのは『針葉樹』の形態のものばかり 生き残って今、こんなに逞しい

          遅く咲いた、寺の桜

           いつも、ライトアップしている寺の桜、もうライトアップは終わったのに、ほのかに咲き残り。  といっても、カメラは正直、葉桜ですね・・・人間の目には桜メインに見えたのに。  品種の違いは、時期の違いになって、ちょっとうれしく、再訪してしまう。  ソメイヨシノは全体に・・・もう、葉桜。カメラマジックで残り咲の枝に注目。  あれ?八重より咲いているように見える。  足元は雨のせいもあってか、傷んでしまって・・・花柄の色が強い。  隣の枝垂れ桜も近況報告。  この季節もスキだ

          遅く咲いた、寺の桜

          春の花壇に

           散歩の朝に、小さなパンジー。三色菫といったほうが似合うかな?  色違いのひとむれ  うつむきながら、そっとさく

          春の花壇に