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2019年1月の記事一覧

アメリカにハトはいない~二大政党政治ってなんだ?

アメリカにハトはいない~二大政党政治ってなんだ?

これは10回目。なんでも世評や、イメージで判断するのはあぶない。事実でなんでも判断しようってお話。

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どうして日本には、こうも恒常的な2大政党政治が成立しないのだろうか。英米の2大政党政治というものを、もっと学ばなければならないのか。しかし、アメリカの民主・共和両党も、そうたいした代物ではない。今回は分かったようで、なかなかその違いが分からない、このアメリカの2大政党について書いてみる。

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一流の文学は突き放す

一流の文学は突き放す

これで12回目。前回、江藤淳を引き合いに出して、一丁前に文学論を語ってしまいました。プロでもないのに、だいそれたことをしたと結構後悔。これは三島由紀夫の自論です。わたしなりに芥川、漱石などを使いながら、それをかみ砕いてみました。ちょっと長いですが、ご容赦ください

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せっかくなので、開き直って、もう一本、文学のことを書いてみた。一流の文学ってなんだろ?ということだ。今回わたしがアップした『

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雑談の偶有性とネットワーク性

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 どんなに忙しい時でも、雑談はした方がいい。というか、雑談を楽しむ心の余裕を持っていた方がいい。

 チューリングテストの設定でもわかるように、雑談は高度に知的な営みであって、今のところ雑談をできるコンピュータは存在しない。

 雑談では、さまざまな話題が飛び交い、瞬時に文脈が切り替わったりするので、脳の認知

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小林秀雄さんに学ぶセレンディピティのための空白の技法。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 よく、テレビなどでこの店のこれが美味しい、というのが紹介されると、それを食べに行く人が殺到することがある。

 確かに、そのような情報によって店に行くのは合理的な行動ではある。
 それなりに理由があって紹介されるのだろうから、行って食べてみたいというのは心情だろう。

 一方で、どこかに「答え合わせ」という

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【無料】これまで考えた「本の企画」660個を全公開します!

【無料】これまで考えた「本の企画」660個を全公開します!

これまで本の編集者として「いつかはミリオン」の夢に向かって、いろんな企画を考えてきました。毎週何人かで集まって「10万部会議」という、10万部を目指す企画を考える会議もやってきました。

ぼくのメモには「これはイケる!」というものから「ゴミ」みたいなものまで企画が溜まっていきました。そろそろ腐りかけているものもあるので、この際ぜんぶ公開してみます。

基本的にアイデアなんて誰でも思いつくもので(た

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英語のコメディを聞いて一石二鳥の効果、そして世界平和!(笑)

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。
私がとにかくおすすめしている英語学習法の一つは、向こうのコメディを見ることで、というのはコメディというのは、その内容を聞いて意味がわかると笑えるから、笑えるかどうかで自分の英語の力が測れるという「コメディテスト」が実践できるのである。

そして、これが肝心なところなのだけれども、コメディは基本的に楽しい気分にな

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2019年第2号 1/9発行 永江一石の「何でも質問&回答」note版 知識の引き出しを増やすためのポイント

このnoteは108円ですが、1年分がパックになったマガジンだと約1,600円お得でオススメです。

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☆今週の目次☆1 専門性の高い技術で在宅ワークはあるか

2 知識の引き出しを増やすためのポイント

3 学習塾の解説動画をYouTubeにアップするべき?

4 筋トレと寿命の相関関係について

5 釣りの道具を揃える時に気をつけること

6 誰でも出来る

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学校なしで学べるカリキュラムサイトがあったら面白い。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。
以前からあったらいいと思っているのは、学習のカリキュラムを体系的に表示するサイトで、それはビジネスとしても十分に成り立つと思う。

以前、中卒で世界的な建築家になり、結局東大教授にもなられたある意味では「学校」という制度を超越している偉大な安藤忠雄さんにお話をうかがったときに、ものすごく独学をしたんだけれども、

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