Happilm -ハピルム-

「この世界は、美しい」という信念のもと、 人を幸せにすることをめざして、温かく有機的で…

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「この世界は、美しい」という信念のもと、 人を幸せにすることをめざして、温かく有機的でぬくもりのある映像をつくるドキュメンタリーフィルムカンパニーです。https://www.happilm.co.jp

記事一覧

ビデオグラファー奮闘記 #4 『自分らしい映像とは?』

この記事は、人を感動させる映像を作りたいフリーランスのビデオグラファーたちが、共に学び、成長していく様子を綴ったものです。 定期的に配信していますので、ぜひご覧…

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【レポート】ビデオグラファー鬼の3日間!浜松で繰り広げられた「生存戦略合宿」の舞台裏

2023年4月20日から22日まで、静岡県浜松市でビデオグラファーのための「生存戦略合宿」が熱く開催されました!この合宿の3日間の興奮と感動を、運営事務局のおさきがお伝え…

<後編>CM制作ワークショップ「えいぞうの教室」ができるまで。

ひたすら“考える”時間が、島の高校生たちにもたらしたもの。 自分たちの通う学校の良いところってなんだろうーー。 高校生たちが、自らが暮らす地域や日々の学校生活を見…

<前編>CM制作ワークショップ「えいぞうの教室」ができるまで。

高校生たちに、“正解のない問い”に向き合うきっかけを。 自分たちの通う学校の良いところってなんだろうーー。 高校生たちが、自らが暮らす地域や日々の学校生活を見つ…

ビデオグラファー奮闘記 #3 『心の声を引き出す場づくりを研究してみた話』

▼第一回勉強会の様子はこちら! ▼第二回の勉強会はこちら! 第二回目では、感動を生むログラインの紡ぎ方や、そのログラインを生むための参加者の動機の醸成などを学び…

ビデオグラファー奮闘記 #2 『感動するログラインをひとつ見つけた気がする話』

▼第一回勉強会の様子はこちら! 第一回目では、映像を正しく分析するための基礎として「企画ではなく演出の感動ファクター(感動を起こす要素)を見ること」、「細部の演…

〈新連載〉ビデオグラファー奮闘記 #1 『映像分析したつもりが全然できてなかった話』

勉強会のテーマ「感動する映像分析」株式会社Happilm(ハピルム)は、「この世界は、美しい」という信念のもと、 ぬくもりある有機的な映像づくりをめざすドキュメンタリー…

地域づくりに、サプライズを。

地域づくりにはサプライズがぴったり。 その理由を説明します。 以前、三重県の尾鷲市へ伺ったとき、地域のリーダー的存在の方から聞いたお話にとても共感しました。 「…

「ピアノは続けたい。でも練習はやりたくない。」と言う5歳の娘。

夏からピアノ教室に通い始めた5歳の娘。 教室では楽しくピアノをやっている。 だけど、家での練習は拒む。 娘「ピアノは続けたい。でも練習はやりたくない。」 親は何と…

不妊治療を経て二人目を出産した姉へのサプライズ。

姉に向けて作ったサプライズ映像。 泣いた。 11年間の不妊治療を経て生まれた待望の第一子に続き、まさかの二人目を妊娠した姉。出産直後に「当たり前じゃないから」と全…

インタビュー撮影の「姿勢」について。

僕にとってインタビュー映像と言われて思い浮かぶのは、ハリウッド映画のメイキング。だいたいが黒バックか撮影現場の隅っこでディレクターズチェアみたいな椅子に座って、…

Q.映像制作の力はどうしたら身につきますか?

新卒で入社し3年間働いていたCM制作会社AOI Pro.にて、2018年よりビデオグラファーチームのアドバイザーを務めさせてもらっています。本当に光栄なことです。その一環で社…

自分や周りの動くスピードが、突然速くなる。

小学生の頃から36歳になった今でも、 不思議な感覚が時々訪れます。 言葉では表しづらい現象。 簡単に言うと、 自分や周りの動くスピードが突然速くなって、 手と耳の感…

「結婚式で流す映像、作ってくれない?」

仕事か趣味に関わらず映像制作をする人なら 人生で必ず1度は遭遇するのがこのフレーズ。 「結婚式で流す映像、作ってくれない?」 いわゆるブライダルビデオですね。 映…

ビデオグラファー奮闘記 #4 『自分らしい映像とは?』

ビデオグラファー奮闘記 #4 『自分らしい映像とは?』

この記事は、人を感動させる映像を作りたいフリーランスのビデオグラファーたちが、共に学び、成長していく様子を綴ったものです。
定期的に配信していますので、ぜひご覧ください!

〈前回の#3はこちら!〉
#4は前回の続きのお話 。(ぜひ#3と併せてご覧ください。)
一つの作品から多くの気づきを得られるようになってきたメンバーたちは、さらに学びを深めます。

◆Chapter1◆
同じ準備をしても、撮れ

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【レポート】ビデオグラファー鬼の3日間!浜松で繰り広げられた「生存戦略合宿」の舞台裏

【レポート】ビデオグラファー鬼の3日間!浜松で繰り広げられた「生存戦略合宿」の舞台裏

2023年4月20日から22日まで、静岡県浜松市でビデオグラファーのための「生存戦略合宿」が熱く開催されました!この合宿の3日間の興奮と感動を、運営事務局のおさきがお伝えします。

生存戦略合宿とは?「生存戦略合宿」とは何かと言うと、雑誌ビデオサロンで連載中の「生存戦略会議」が原点。ビデオグラファーが本質的な企画•演出ノウハウを身につけるだけでなく、実践を通じて技術向上を目指す合宿形式のイベントで

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<後編>CM制作ワークショップ「えいぞうの教室」ができるまで。

<後編>CM制作ワークショップ「えいぞうの教室」ができるまで。

ひたすら“考える”時間が、島の高校生たちにもたらしたもの。
自分たちの通う学校の良いところってなんだろうーー。
高校生たちが、自らが暮らす地域や日々の学校生活を見つめ直し、その魅力を掘り起こして30秒のCMを制作したワークショップが「えいぞうの教室」。2022年6月~11月に、愛媛県立今治西高等学校 伯方分校で選択制授業カリキュラムの一環として全9回にわたって行われ、3本のCMが出来上がった。

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<前編>CM制作ワークショップ「えいぞうの教室」ができるまで。

<前編>CM制作ワークショップ「えいぞうの教室」ができるまで。

高校生たちに、“正解のない問い”に向き合うきっかけを。

自分たちの通う学校の良いところってなんだろうーー。
高校生たちが、自らが暮らす地域や日々の学校生活を見つめ直し、その魅力を掘り起こして30秒のCMを制作したワークショップが「えいぞうの教室」。
2022年6月~11月に、愛媛県立今治西高等学校 伯方分校で選択制授業カリキュラムの一環として全9回にわたって行われ、チームごとに計3本のCMが出来

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ビデオグラファー奮闘記 #3 『心の声を引き出す場づくりを研究してみた話』

ビデオグラファー奮闘記 #3 『心の声を引き出す場づくりを研究してみた話』

▼第一回勉強会の様子はこちら!

▼第二回の勉強会はこちら!

第二回目では、感動を生むログラインの紡ぎ方や、そのログラインを生むための参加者の動機の醸成などを学びました。

第三回はどんな勉強会になったのでしょうか?

◆Chapter 1◆
インタビュー「以外」で、心の声を引き出すペンギンさん:今回僕が分析したのは、野村ホールディングス My Personal Best|みんなの自己ベストです

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ビデオグラファー奮闘記 #2 『感動するログラインをひとつ見つけた気がする話』

ビデオグラファー奮闘記 #2 『感動するログラインをひとつ見つけた気がする話』

▼第一回勉強会の様子はこちら!

第一回目では、映像を正しく分析するための基礎として「企画ではなく演出の感動ファクター(感動を起こす要素)を見ること」、「細部の演出(木)ではなく、全体の構成(森)を見ること」などを学びました。

今回も若手ビデオグラファーとメンターのモクモクさんによって「感動する映像分析」について様々な議論が行われたようです。

◆Chapter 1◆
主観的な視点を取り入れる今

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〈新連載〉ビデオグラファー奮闘記 #1 『映像分析したつもりが全然できてなかった話』

〈新連載〉ビデオグラファー奮闘記 #1 『映像分析したつもりが全然できてなかった話』

勉強会のテーマ「感動する映像分析」株式会社Happilm(ハピルム)は、「この世界は、美しい」という信念のもと、 ぬくもりある有機的な映像づくりをめざすドキュメンタリーフィルムカンパニー。昨年より、私たちの映像づくりに共感してくれた若手ビデオグラファーたちが、Happilmで修行をスタートし、様々な現場で学んでいます。その一環として、今年1月から勉強会を開催することに。

テーマは「感動する映像分

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地域づくりに、サプライズを。

地域づくりに、サプライズを。

地域づくりにはサプライズがぴったり。
その理由を説明します。

以前、三重県の尾鷲市へ伺ったとき、地域のリーダー的存在の方から聞いたお話にとても共感しました。

「移住してください!魅力的な場所がいっぱいありますよ!と外に向けて言うのでは人はなかなか来てくれないし、持続性がない。地域活性のために、まずは地域の住民が自分たちの地域を好きになり、誇りを持つことが必要だ。」

どこへ行っても似たようなお

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「ピアノは続けたい。でも練習はやりたくない。」と言う5歳の娘。

「ピアノは続けたい。でも練習はやりたくない。」と言う5歳の娘。

夏からピアノ教室に通い始めた5歳の娘。
教室では楽しくピアノをやっている。
だけど、家での練習は拒む。

娘「ピアノは続けたい。でも練習はやりたくない。」

親は何と答えるべきなんだ?
子どもの問いに対しては慎重に言葉を選ばなければと日々感じてきているので、
しっかり考えてみたいと思う。

そもそも、父親である僕は、
子どもへどんなことを願っているのだろうか?
習い事に通う理由にも通じている。

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不妊治療を経て二人目を出産した姉へのサプライズ。

不妊治療を経て二人目を出産した姉へのサプライズ。

姉に向けて作ったサプライズ映像。
泣いた。

11年間の不妊治療を経て生まれた待望の第一子に続き、まさかの二人目を妊娠した姉。出産直後に「当たり前じゃないから」と全ての人への感謝を口にする姿を見て、初めて姉に泣かされた気がする。

今年のゴールデンウィークの出来事だった。家族みんなが小さな子どもと共に実家に集まり、窓から見える浜松まつりを楽しむ大石家のGW。今年は姉の出産が一大イベントとして控えて

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インタビュー撮影の「姿勢」について。

インタビュー撮影の「姿勢」について。

僕にとってインタビュー映像と言われて思い浮かぶのは、ハリウッド映画のメイキング。だいたいが黒バックか撮影現場の隅っこでディレクターズチェアみたいな椅子に座って、キャストやスタッフが映画制作の舞台裏を話す、あの映像。「インデペンデンス・デイ」のメイキングには度肝を抜かれた。模型の爆発に試行錯誤したよ!と無邪気に話すスタッフに心底ワクワクしたのを覚えている。このインタビューは、中学生だった自分の心を大

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Q.映像制作の力はどうしたら身につきますか?

Q.映像制作の力はどうしたら身につきますか?

新卒で入社し3年間働いていたCM制作会社AOI Pro.にて、2018年よりビデオグラファーチームのアドバイザーを務めさせてもらっています。本当に光栄なことです。その一環で社内の若手ビデオグラファー向けに映像制作についての講義を行っているんですが、よくもらう質問が「映像制作の力はどうしたら身につきますか?」。

カメラの操作やカット編集など基本的な技術は勉強すればすぐに身につくものの、たくさんの作

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自分や周りの動くスピードが、突然速くなる。

自分や周りの動くスピードが、突然速くなる。

小学生の頃から36歳になった今でも、
不思議な感覚が時々訪れます。

言葉では表しづらい現象。
簡単に言うと、

自分や周りの動くスピードが突然速くなって、
手と耳の感覚が、異常に研ぎ澄まされる。

最近では1年に1回くらい、
学生から独身時代は、多い時で2ヶ月に一度は起きていました。
特に深夜、10〜15分くらいはこの感覚が続きます。

どんな感覚なのか具体的に書いてみるので、
似た現象が起きる

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「結婚式で流す映像、作ってくれない?」

「結婚式で流す映像、作ってくれない?」

仕事か趣味に関わらず映像制作をする人なら
人生で必ず1度は遭遇するのがこのフレーズ。

「結婚式で流す映像、作ってくれない?」

いわゆるブライダルビデオですね。
映像制作が身近になり、結婚式に映像を使うのは当たり前の時代。まだ作ったことがない人も、映像を作れる人には、いつか必ず作る機会がやってきます。自分はブライダルビデオづくりが本業ではないのにも関わらず、これまでに100本以上の作品を作る機会

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