Happilm -ハピルム-

「この世界は、美しい」という信念のもと、 人を幸せにすることをめざして、温かく有機的で…

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「この世界は、美しい」という信念のもと、 人を幸せにすることをめざして、温かく有機的でぬくもりのある映像をつくるドキュメンタリーフィルムカンパニーです。https://www.happilm.co.jp

最近の記事

ビデオグラファー奮闘記 #4 『自分らしい映像とは?』

この記事は、人を感動させる映像を作りたいフリーランスのビデオグラファーたちが、共に学び、成長していく様子を綴ったものです。 定期的に配信していますので、ぜひご覧ください! 〈前回の#3はこちら!〉 #4は前回の続きのお話。(ぜひ#3と併せてご覧ください。) 一つの作品から多くの気づきを得られるようになってきたメンバーたちは、さらに学びを深めます。 ◆Chapter1◆ 同じ準備をしても、撮れる映像は人によって違う ツナマヨさん:前回、土屋鞄のCMで子どもたちの自然なリア

    • 【レポート】ビデオグラファー鬼の3日間!浜松で繰り広げられた「生存戦略合宿」の舞台裏

      2023年4月20日から22日まで、静岡県浜松市でビデオグラファーのための「生存戦略合宿」が熱く開催されました!この合宿の3日間の興奮と感動を、運営事務局のおさきがお伝えします。 生存戦略合宿とは?「生存戦略合宿」とは何かと言うと、雑誌ビデオサロンで連載中の「生存戦略会議」が原点。ビデオグラファーが本質的な企画•演出ノウハウを身につけるだけでなく、実践を通じて技術向上を目指す合宿形式のイベントです。 初開催となる今回は、浜松市産業部スタートアップ推進課にご協力頂き、参加者全

      • <後編>CM制作ワークショップ「えいぞうの教室」ができるまで。

        ひたすら“考える”時間が、島の高校生たちにもたらしたもの。 自分たちの通う学校の良いところってなんだろうーー。 高校生たちが、自らが暮らす地域や日々の学校生活を見つめ直し、その魅力を掘り起こして30秒のCMを制作したワークショップが「えいぞうの教室」。2022年6月~11月に、愛媛県立今治西高等学校 伯方分校で選択制授業カリキュラムの一環として全9回にわたって行われ、3本のCMが出来上がった。 映像制作プロダクションAOI Pro.が率いた今回のプロジェクトは、生徒や学校た

        • <前編>CM制作ワークショップ「えいぞうの教室」ができるまで。

          高校生たちに、“正解のない問い”に向き合うきっかけを。 自分たちの通う学校の良いところってなんだろうーー。 高校生たちが、自らが暮らす地域や日々の学校生活を見つめ直し、その魅力を掘り起こして30秒のCMを制作したワークショップが「えいぞうの教室」。 2022年6月~11月に、愛媛県立今治西高等学校 伯方分校で選択制授業カリキュラムの一環として全9回にわたって行われ、チームごとに計3本のCMが出来上がった。舵を取ったのは、広告を中心にした映像制作プロダクションAOI Pro.

        ビデオグラファー奮闘記 #4 『自分らしい映像とは?』

          ビデオグラファー奮闘記 #3 『心の声を引き出す場づくりを研究してみた話』

          ▼第一回勉強会の様子はこちら! ▼第二回の勉強会はこちら! 第二回目では、感動を生むログラインの紡ぎ方や、そのログラインを生むための参加者の動機の醸成などを学びました。 第三回はどんな勉強会になったのでしょうか? ◆Chapter 1◆ インタビュー「以外」で、心の声を引き出すペンギンさん:今回僕が分析したのは、野村ホールディングス My Personal Best|みんなの自己ベストです。 この作品では、年齢も性別もバラバラな参加者が、同じ目標を掲げる仲間たちと共

          ビデオグラファー奮闘記 #3 『心の声を引き出す場づくりを研究してみた話』

          ビデオグラファー奮闘記 #2 『感動するログラインをひとつ見つけた気がする話』

          ▼第一回勉強会の様子はこちら! 第一回目では、映像を正しく分析するための基礎として「企画ではなく演出の感動ファクター(感動を起こす要素)を見ること」、「細部の演出(木)ではなく、全体の構成(森)を見ること」などを学びました。 今回も若手ビデオグラファーとメンターのモクモクさんによって「感動する映像分析」について様々な議論が行われたようです。 ◆Chapter 1◆ 主観的な視点を取り入れる今回の発表は新メンバーのヨモギさんから。 ヨモギさん:僕が分析したのは、KIRI

          ビデオグラファー奮闘記 #2 『感動するログラインをひとつ見つけた気がする話』

          〈新連載〉ビデオグラファー奮闘記 #1 『映像分析したつもりが全然できてなかった話』

          勉強会のテーマ「感動する映像分析」株式会社Happilm(ハピルム)は、「この世界は、美しい」という信念のもと、 ぬくもりある有機的な映像づくりをめざすドキュメンタリーフィルムカンパニー。昨年より、私たちの映像づくりに共感してくれた若手ビデオグラファーたちが、Happilmで修行をスタートし、様々な現場で学んでいます。その一環として、今年1月から勉強会を開催することに。 テーマは「感動する映像分析」。自分が感動した映像の分析を行い、感動を生み出す要素は何なのか?それぞれがプ

          〈新連載〉ビデオグラファー奮闘記 #1 『映像分析したつもりが全然できてなかった話』

          地域づくりに、サプライズを。

          地域づくりにはサプライズがぴったり。 その理由を説明します。 以前、三重県の尾鷲市へ伺ったとき、地域のリーダー的存在の方から聞いたお話にとても共感しました。 「移住してください!魅力的な場所がいっぱいありますよ!と外に向けて言うのでは人はなかなか来てくれないし、持続性がない。地域活性のために、まずは地域の住民が自分たちの地域を好きになり、誇りを持つことが必要だ。」 どこへ行っても似たようなお店や景色がある最近の日本。 海がある!自然いっぱい!魚が美味しい!2拠点生活に最

          地域づくりに、サプライズを。

          「ピアノは続けたい。でも練習はやりたくない。」と言う5歳の娘。

          夏からピアノ教室に通い始めた5歳の娘。 教室では楽しくピアノをやっている。 だけど、家での練習は拒む。 娘「ピアノは続けたい。でも練習はやりたくない。」 親は何と答えるべきなんだ? 子どもの問いに対しては慎重に言葉を選ばなければと日々感じてきているので、 しっかり考えてみたいと思う。 そもそも、父親である僕は、 子どもへどんなことを願っているのだろうか? 習い事に通う理由にも通じている。 自分の「好き」を見つけてほしい。 その好きに向かって、突き進んでほしい。 そう願

          「ピアノは続けたい。でも練習はやりたくない。」と言う5歳の娘。

          不妊治療を経て二人目を出産した姉へのサプライズ。

          姉に向けて作ったサプライズ映像。 泣いた。 11年間の不妊治療を経て生まれた待望の第一子に続き、まさかの二人目を妊娠した姉。出産直後に「当たり前じゃないから」と全ての人への感謝を口にする姿を見て、初めて姉に泣かされた気がする。 今年のゴールデンウィークの出来事だった。家族みんなが小さな子どもと共に実家に集まり、窓から見える浜松まつりを楽しむ大石家のGW。今年は姉の出産が一大イベントとして控えていた。 なのに今年は帰省できない。新生児に会いに行けない。憎きコロナ。 出産に

          不妊治療を経て二人目を出産した姉へのサプライズ。

          インタビュー撮影の「姿勢」について。

          僕にとってインタビュー映像と言われて思い浮かぶのは、ハリウッド映画のメイキング。だいたいが黒バックか撮影現場の隅っこでディレクターズチェアみたいな椅子に座って、キャストやスタッフが映画制作の舞台裏を話す、あの映像。「インデペンデンス・デイ」のメイキングには度肝を抜かれた。模型の爆発に試行錯誤したよ!と無邪気に話すスタッフに心底ワクワクしたのを覚えている。このインタビューは、中学生だった自分の心を大きく動かしてくれたと思う。 2年頃前から色々なところでインタビュー撮影のコツ、

          インタビュー撮影の「姿勢」について。

          Q.映像制作の力はどうしたら身につきますか?

          新卒で入社し3年間働いていたCM制作会社AOI Pro.にて、2018年よりビデオグラファーチームのアドバイザーを務めさせてもらっています。本当に光栄なことです。その一環で社内の若手ビデオグラファー向けに映像制作についての講義を行っているんですが、よくもらう質問が「映像制作の力はどうしたら身につきますか?」。 カメラの操作やカット編集など基本的な技術は勉強すればすぐに身につくものの、たくさんの作品を作っていかないと本当の実力は伸びません。CM業界には素晴らしい作品を作り続け

          Q.映像制作の力はどうしたら身につきますか?

          自分や周りの動くスピードが、突然速くなる。

          小学生の頃から36歳になった今でも、 不思議な感覚が時々訪れます。 言葉では表しづらい現象。 簡単に言うと、 自分や周りの動くスピードが突然速くなって、 手と耳の感覚が、異常に研ぎ澄まされる。 最近では1年に1回くらい、 学生から独身時代は、多い時で2ヶ月に一度は起きていました。 特に深夜、10〜15分くらいはこの感覚が続きます。 どんな感覚なのか具体的に書いてみるので、 似た現象が起きる人がいたら、ぜひ教えてください。 ・自分や周りの動くスピードが、突然速くなる。

          自分や周りの動くスピードが、突然速くなる。

          「結婚式で流す映像、作ってくれない?」

          仕事か趣味に関わらず映像制作をする人なら 人生で必ず1度は遭遇するのがこのフレーズ。 「結婚式で流す映像、作ってくれない?」 いわゆるブライダルビデオですね。 映像制作が身近になり、結婚式に映像を使うのは当たり前の時代。まだ作ったことがない人も、映像を作れる人には、いつか必ず作る機会がやってきます。自分はブライダルビデオづくりが本業ではないのにも関わらず、これまでに100本以上の作品を作る機会に恵まれました。 せっかく頼んでくれたのだから、できる限り良い作品を作ってあげ

          「結婚式で流す映像、作ってくれない?」