- 運営しているクリエイター
記事一覧
ゲーセン慕情12 「幼児と屋上遊園地」
未就学児童の頃はゲームセンターにたくさん通いました。 ここでゲームセンターといえばコテコテのビデオゲームを遊べる場所と受け取られるかと思いますが、一昔まで遡れば広義の「遊ぶ場所」を指すことも多かった気もします。
具体的にはプレイランドや試遊場、そして屋上遊園地を含んだ形ですね。 実際はこれらの中にゲームセンターが含まれる形なのだと思います。
この中で私にとって一番身近な言葉だとすればプレイラン
ゲーセン慕情11 「幼児とテーブル筐体」
ゲームセンターの筐体と聞いて多くの方が思い浮かべるのは恐らくアストロシティやエアロシティの様なミディタイプ筐体なのかなと思います。
なんだかんだ登場から長い年月が経ちましたからね。
とはいえもうずっとゲームは遊んでないけど昔インベーダーを楽しんだ・・・という方や、ちょっと濃い目のゲームファンの方ですとテーブル筐体の方を思い浮かべるのかも知れません。
或いは「いやいや、ここはアップライト筐体一
ゲーセン慕情10 「20年ぶり位に知っているゲームセンターに立ち寄った話」
先日機会に恵まれたというか馴染みではなかったけど縁深いゲームセンターに寄ることが出来たので、その時のタイムスリップおじさんの困惑と喜びを語っていきたいと思います。
こちらのお店は「GIGO(ギーゴ)」と言って元々はみんな大好き?SEGA(セガ)が運営していた旗艦店の一つでした。
たしか私が学生の頃から運営されてた様な気がします。なんというか、地域のシンボル的なイメージを持ってましたし。
現在
ゲーセン慕情09 「ゲーセンと飲食」
ゲームセンターは飲食可能な店舗が意外と多かった印象です・・・いや、無法地帯かな?(;´Д`)
元々がプレイランドやらテーマパーク、ゲーム喫茶等の飲食と深いつながりがある業態ですからよく考えれば意外でもないのでしょうけどね。
まぁイレギュラーや飲食の割合が元から大きいタイプは一先ず例外として、通常型の店舗でも自動販売機(自販機)で売っているものに関しては飲食が基本的には認められている訳です。
ゲーセン慕情08 「幼児とリアル課金」
筐体を目の前に真剣にゲームを眺める幼児がいます。 どうする?
貴方は通報されてしまった。
GAME OVER ムネーン
酷い出だしですが最近だとこれ洒落になってませんね(;´Д`)
今回は私自身が体験し、その連鎖を引き継いだ記憶を語ります。
当時の私(未就学児童)は足繁くゲームセンターに通うものの多くの場合お金を持ち歩いていなかったと思います。
これは恐らく身の安全の為だったと思います
ゲーセン慕情07 「幼児と腐ったみかん」
私がたどたどしい足取りでゲームセンターに通っていた時期には世間で「腐ったみかん」と呼ばれていそうな雰囲気のお兄さんお姉さん方が恐らくたくさんいました。
私が小さすぎた事も一因かも知れませんが、テーブル筐体の反対側に齧り付いて真剣に画面を見つめる幼児がいても笑いながら許して貰った記憶です。
第三回でも書きましたが私が出合ったみかんの方々は別に腐ってなどおらず、ただただ目の前の幼児と同様にブラウン
ゲーセン慕情06 「ゲームセンターから飛び出す音。」
前々回にゲームセンターの音について呟きました。
この音の話についてちょっと範囲を狭めた上で続きを語りたいと思います。
主題としては飛び出す音です。
前々回触れたようにゲームセンターは音に溢れています。これはそれなりに音を出しているリアル店舗を経験していないとピンとこないかも知れませんが、ゲームセンターのドアを開けると先ず音による洗礼を受けます。
感覚としてはライブハウスやパチンコホールに出
ゲーセン慕情05 「その見つめる先には・・・」
電子音の本流に身を包まれた幼児は光るテーブルが並ぶ店内を忙しく眺め、時折気に入ったテーブルに近寄ったかと思うと齧り付くようにその光を凝視します。
幼児は特に何かをする訳ではありません。
ただカラフルな光の集まりが動き回る様を食い入る様に見つめるのです。
その幼児は恐らく特異な存在だったと思います。それでも異質ではありませんでした。
何故なら幼児の周りにいる大人達も幼児とは少々目の色が違いなが
ゲーセン慕情04 「ゲームセンターを包む音。」
ゲームセンターは音に溢れています。
デッデッデッデッ、ピーン、プキュン、ピーンプキュピーン、ワワワワワワワワ、ピ‐ン、ファファファファファ
とか
テレレレレッテーテレレレレッテーテレレレレレレレテーレッレッレーテレレレ
とか
テンテテンテテレレン、ビャッビャッビャッビャッビャッ、ホイヤッ
とか
ハドーケン、ハードーケン、ショーリューウワーウワーウワー
ゲーセン慕情02 「幼児と暗闇と電子音。」
ゲームセンターに初めて触れたのは何時のことだったか。
間違いなく言える事は私が未就学児童だった昭和50年代半ばには既に私の足はゲームセンターに踏み入れていました。
以前も書いたのですが私は時折死にかかる以外は手のかからない子供で、親の仕事の関係と早熟だった事もあり昼間は一人遊びで時間を過ごす事が多かったのです。
今だったら放置としてちょっと問題になりそうな、または私が意識しないところで配慮が成さ
ゲーセン慕情01 「身の丈に合った満腹の日々を思い出す。」
ゲームは楽しい・・・例え遊べていなくとも常に心の中はゲームが寄り添う。
ゲームと言っても幅広い意味がありますが、今日では幅広い世代の方が思い浮かべるのが先ずはビデオゲームなのではないでしょうか。
まぁビデオゲームという言い回しも現在では些か古く感じてしまうのかも知れませんが、単なる電子上の記号達に意味を感じて遊ぶ不可思議な世界には無機質な言葉ながら何となく親近感を感じてしまいます。
そのビデ