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電子の光に魅入られて

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先行4マガジンに収まらないビデオゲームに全般についての想いを呟きます(゚∀゚)
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戦場の一人親方問題 (戦場の狼)

戦場の一人親方問題 (戦場の狼)

戦場の狼を最初に見たのがアーケードだったのかがもはや怪しいのですが・・・買って貰えたファミコン版を大事に抱えて帰宅した事だけはしっかりと記憶しています。

当時は家族の都合で自宅とホテルの二重生活みたいな事をやっていて、購入してから数日はホテルに滞在する日程だった為にカセットをただ眺めるだけの日々を過ごした記憶です。

小学校で「戦場の狼買ったよ!」と友達と盛り上がっていろいろ質問されても「いや、

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魔王と娘?とピッケルくん(勇者のくせになまいきだ+α)

魔王と娘?とピッケルくん(勇者のくせになまいきだ+α)

「破壊神さま、すっかりご無沙汰してますね。 たまには一緒に掘りパワーを集めましょうよ。」

死んだ目で山手線の終電に揺られながらも遊んでいたゲームがあるのですよ。

それは2007年にPlayStation Portableで発売された「勇者のくせになまいきだ。」です。 ダンジョンマネージメントに特化したリソース管理ゲーですね。

なんといってもPSP、何時でも何処でも遊べます。そう、命を削る様な

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流れ着いた者達の抵抗・・・追放ザマァ系の現実(Banished)

流れ着いた者達の抵抗・・・追放ザマァ系の現実(Banished)

何時の時代も追い詰められていく人々の姿は尽きる事がありません。権力争いからの脱落、食い扶持の喪失、存在自体への迫害・・・そして自らが望んだのかもわからないまま生きる道を探す為に放浪する事になるのです。

追放された人々が辿り着いた先は何もない新天地。自由しか切り売りできない状況下、厳しい土地で迫る困窮と人間性の喪失に怯えながらも冬を超える為に迷い人達は今日も休まず手を動かすのです。

Banish

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1100kgの神輿を運ぶも人の力 (R360 + G-Loc忘れてた)

1100kgの神輿を運ぶも人の力 (R360 + G-Loc忘れてた)

本記事は連作中の3本目にあたります。
<1本目はこちら>

開発のインタビュー記事を読むとR360の発想の元となったのはオーストラリアの謎の乗り物で、そこからパンジャンドラムケーブルドラムを改造した試験機を作って自分達を人柱にしつつ安全性の高いスリリングなマシンを作りあげていったエピソードを知ることができます。

この辺は深堀りするもなにも記事をそのまんま書き起こしたくなる濃さですので、この辺にし

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狼の戦場遍歴 (FZ戦記アクシス)

狼の戦場遍歴 (FZ戦記アクシス)

前回からの続きで今回はゲーム本体ではなくFZ戦記アクシスの背景設定についてです。

FZ戦記とはなんぞや?

FINALZONE戦記の略で実は一応シリーズものです。一応という怪しげな表記がつくのは2は開発元が違ったり3作目にあたる本作が過去を捨ててきた?様な立ち位置なので話にあまり連続性がない為です。いや、2はなんだかんだ続編的なシナリオ構成をしていたので本作だけがぼっちなのかな?

主人公は?

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赤いドアには秘密があるぞ (エレベーターアクション)

赤いドアには秘密があるぞ (エレベーターアクション)

エレベーターアクションはタイトーが1983年に発売したアクションゲームです。

アーケードゲームとしてリリース後も長い年月をかけて様々なハードに移植されました。その中で私がよく遊んだのは移植初期となるファミコン版(1985年)です。

当時は007等のスパイ映画もよくテレビで流れていて

「スパイってなんかかっこいい(わくわく)」

とSPY×FAMILY(スパイファミリー)のアーニャがボンドマン

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ローラーダッシュで自損事故(゚д゚) (FZ戦記アクシス)

ローラーダッシュで自損事故(゚д゚) (FZ戦記アクシス)

FZ戦記アクシスはウルフチームが開発した臨場感溢れる鮮烈のクォータービューアクションシューティングゲームです。

そして驚くべきことにクォータービューという用語はこのFZ戦記アクシスから始まったらしく・・・それにしては世間様からの扱いが小さい気が。

内容は多種多様な武装を装備したロボットがローラーダッシュ(正確にはヘル・モーターシステム)で戦場を縦横無尽に駆け巡る痛快なアクション作品です・・・嘘

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ファンタジー騎馬戦やろうぜ! (キングスナイト)

ファンタジー騎馬戦やろうぜ! (キングスナイト)

キングスナイトはファミコンで発売されたフォーメーションタイプの縦型シューティングゲーム(異説あり)です。

4人の勇者が集結して囚われの姫を救出に向かうという王道ストーリーなのですが、各地での戦いを経て合流する流れは時代的には逆ですがドラクエ4を彷彿とさせますね。

当時小学生真っ只中だった私のスクウェアに対するイメージは個性的でちょっと変わったゲームを作る会社というものでした・・・あと野球拳(謎

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目の前を転がっていった未来 (R360 + G-Loc?)

目の前を転がっていった未来 (R360 + G-Loc?)

そういえば年末に勢いでR360を語ったはいいものの、その存在自体が濃すぎて表層しか触れられなかった・・・というか、お約束の思い出話すら欠片もしていなかったので追加DLCとして記事を用意しました。

個人的な思い入れはいっぱい語れるのですが、私自身のR360体験談はそう多くはありません。学生の身分で500円はきつかったですからね(;´Д`)

当時もう少し目端が利けば今後この様な奇天烈破天荒な筐体が

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仲間がはぐれて大惨事 (ミネルバトンサーガ)

仲間がはぐれて大惨事 (ミネルバトンサーガ)

初プレイ時はたしか部活仲間の同級生に貸してもらったのだと記憶しています。
時期としてはドラクエIIとIIIの間くらいでドラクエより一足先にバッテリーバックアップが搭載されたとかなんとか。

最初は辛い記憶の未来神話ジャーヴァスの続編かと思っていた節もあります(笑)

なんか雑な書き方なのは私が初めて遊んだのは発売時期を2年程過ぎてからという後追いプレイの為です。

このミネルバトンサーガは日本での

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ハメ技上等! ダウンしたら二度と起こすな!! (ぺんぎんくんWARS)

ハメ技上等! ダウンしたら二度と起こすな!! (ぺんぎんくんWARS)

かわいい動物たちがボールを投げ合うゲーム・・・なんか緩くて微笑ましくてほっこりしますよね( ˘ω˘)

というわけで今回紹介するのはぺんぎんくんWARSです!

あ、前述の前振りに間違いがあったので訂正しておきますね。

緩くて・・・微笑ましくて・・・ほっこり?(;´Д`)

ペンギンくんWARSはUPLが1985年に発売されたアーケードゲームです。ファミコンやMSXを始め数多くの機種に移植されて

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シートベルトを締めてください・・・いや、マジで! (SEGA R360)

シートベルトを締めてください・・・いや、マジで! (SEGA R360)

ゲーセン店員として一度は触れてみたかった大型体感筐体がこのR-360です・・・出た当時はまだ学ラン小僧でしたけどね(;´Д`)

今回は我々の目の前を転がっていった未来、R360について軽くですが触れていきたいと思います。

R360は本体価格、重量、電源、維持コスト、etcetc…全てがモンスター級のマシンでした。

当時としても突き抜け過ぎでは?と思っていた位ですから、恐らくこれを超える無茶す

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涼しくなりたくばペダルを漕げ! (プロップサイクル)

涼しくなりたくばペダルを漕げ! (プロップサイクル)

2000年に入る前のゲームセンターはちょっと冒険的な体感筐体もまだまだリリースされている時期でした。その中でとても印象深い一台がこのプロップサイクルです。

ゲームの展開としてはラペロプターという人力飛行機に乗って制限時間以内にコース指示に従いつつ画面内の風船を全て割るというものでパイロットウイングス等の3D系フライト・ゲームのシステムでよく見かけたシンプルなものです。

筐体は体感ゲームらしくハ

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触れあいたくても触れられない二人 (アストロロボSASA)

触れあいたくても触れられない二人 (アストロロボSASA)

「ねぇ〜 こんな〜は〜れた〜あお〜いそ〜らに〜」

アストロロボSASA(アストロロボササ)は1985年にアスキーから発売されたファミコン用ソフトです。
そういえばオリジナルはMSX版だったみたいですね。とりあえずFC版が5,500円だったことは覚えてます(笑)

アストロロボSASAはちょっと特殊な操作系のアクションゲームです。どの辺りが特殊かと言えば・・・アクションゲームに限らず例えばキャラク

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