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文章組手「心霊現象」2500字
心霊現象の話を聞くのは大好きだ。youtubeで怪談と検索し、好きな怪談を話す方のを視聴している。心霊現象は多岐にわたる。
・白いモヤが…
・手が足を掴んでいた…
・怒った顔の女が立っていた…
・恨みの声がこもった声が聞こえた…
聞いたことがある心霊現象を適当に書き出しただけでも止まらない。なのでこのくらいに。。。
しかし心霊現象。中々に心が惹かれる。私はいわゆる霊感というものがまったくな
文章組手「災害」2000字
コロナis災害。これもう絶対に。みなさん!元気ですか?飲食店をやっている私はもうボロボロボロボロでござんすよ!コロナ、これね、もう超ヤバイ。悪魔。本当に悪魔。マジでどうにもならんやつ。
阪神大震災や東日本大震災などの災害は経験してきたけど、コレは初。人類的には割と病原菌の大発生はあるみたいだけど、まさか自分が生きている今、21世紀の今にコレが来ますかって感じですよ。
自然災害と同じくくり
文章組手「差別」2500字
相手ができる行動を奪うことは差別ではないのかと考えてしまう。
例えば目が見えない人が駅のホームを歩いている時、歩みに迷いが見えない堂々とした進み方。しかし、数歩先には階段があり二股に分かれている。これは声を掛けて手伝うべきなのか?
声をかけると「自分でやれます」と言われはしないだろうか?その人が自分の力でやれる行為を奪ってしまうことにならないだろうか?実は困っていて「誰かに手伝ってほしい」
文章組手「生と死」3000字
生は偶然、死は必然。
父親と母親が出会い、愛し合い、結果として私が生まれた。二人が出会わなければ私はボーントゥーザワールドしなかった。これはなんという偶然。私だけでなく、世界中の人間全員が奇跡のような確率でこの世界に存在している。
その先、最後にあるのは必然の死。心臓が止まれば終わる。87年生きた祖母も生まれてすぐに命を落とす子供も同じ。心臓が止まれば必ず死ぬ。
たちが悪いことに生まれ
文章組手「自粛要請(短編小説)」4000字
むしろ息の根を止めてくれないだろうか。私は飲食店をやっている。カレー屋。居酒屋を間借りしてちょっと変わったカレーを出している。売上はボチボチ。常連さんもできて良い感じになってきた。そこで自粛要請。頭を抱えている。自粛がはじまるのは午前0時から一ヶ月。カレーを作ることができなくなってしまう。まさか
「日本のインド化を止めるため、全てのカレー屋に自粛要請」
こんな日が来るなんて。
カレーに
文章組手「東京」3000字
東京、もう18年ほど住んでいる。故郷の大阪府堺市とは比べ物にならないレベルの過ごしやすさ。しかし、18年前の私は東京にビビっていた。東京に恐怖していた。なぜなら「緊急!歌舞伎町警察24時!」やゲームの「ザ・警察官」を見たりやったりしていたからだ。
歌舞伎町、東京と言えばアジア一の歓楽街として名が知られる歌舞伎町。龍が如くでも似た感じの名前で出てくる。ヤクザ・犯罪・麻薬。そんなイメージしかなかっ
文章組手「春」5000字
春はゴミ。なぜなら声優事務所をクビになったのが春だからだ。春が目の前にいえたらぶん殴りたい。バットないしバールでぶん殴りたいのだ。目の前にこい。正座しろ。叩いて殴って殺害ポン!イエス!好きです!脳漿!!圧倒的飛び散り!!!
そこのけそこのけ声優事務所クビになった人間が通る!ハイカラさんを蹴り飛ばせ!エイエイオー!エイエイオー!
もうね、今思い出しても震える。いや、わかっていた。放出される年の
文章組手「お祭り(フェスティバル)」2000字
お祭りと言えば泉州堺の出身である私はだんじりが最初に浮かぶ。しかし私の町内は私が生まれる前にだんじり名物人死にが起きたらしくブツは存在しなかった。他の町内のだんじりを眺めるだけだったのだ。それはそれは惨めな面で。~完~
終わってどないするねんな。堺と言えばだんじりなんかおまへん。あんな粗野な祭は岸和田あたりに任せとけばよろし。
上品な堺っ子は「布団太鼓」を推すね。というか布団太鼓を見てしま
第20回文章組手【愛】3000字
「俺がずっと守ってあげる」
そう言う男は大抵途中で「ごめん…」と言いながら去るクズなので守る発言をした瞬間に頚椎を引き抜き神への供物にするべきなのである。殺せ!ラタマハタ(高く吊るせの意。セパルトゥラの名曲タイトルでもある)!
あのねえ、考えてもみなさいよ。守って守って守った先に何があるのかを。死か滅亡だよ。我慢を重ねると攻撃の手が緩むと思っているのか?ガンジーだって俺が9時間ペッティング
文章組手「2020」2020字
これを書いているのは1/15水曜日早朝。夜勤を終えて帰宅した状態。疲れてはいるが一睡もできていない。
私は1/17金曜、この文章組手がアップされる日に新しいことをやる。カレー屋だ。景気が冷え込み外食産業が大打撃を受けている令和2年にカレー屋を開業。それも12年通った店での間借り営業だ。
ランチだけで稼ぎを出さなければならない。飲食の仕事はしたことあるが、自分で仕入れ・仕込み・提供・計算など
文章組手「仕事」5000字
仕事、人生初の仕事は中学時代から手伝っていたビル清掃の仕事だった。父親の会社だったので社会勉強も含めて大きなビルからマンション、団地、公共機関などの掃除をやっていた。
しかしこれらは手伝いの範疇。履歴書を書き「銭がほしいズラ!」と血涙流して社会に飛び込んでいくスタイル。私は多くの仕事を経験してきたがそれ即ち多くの仕事を辞めてきたということだ。
仕事は歴史、歴史を受け止めることで自らのウィーク