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子どもが地域をつくる
もう20年も前、大学生の頃に、子育て支援に関心を持ち、武田信子さんの「社会で子どもを育てる」(平凡社新書)や、小出まみさんの「地域から生まれる支えあいの子育て」(ひとなる書房)という本を読んだ。ちょうどその時カナダにスタディツアーに行く機会に恵まれ、本の中に出てきた「チルドレンズストアフロント」という場所も訪ねることができた。
安心して子育てができるということ。頼っていい場所があること。
子育てだ
晴れた日にはプールを出して
4月半ば。
今日は暑かった。
子どもたちは朝から公園へと飛び出してゆく。
やれやれ、と私は久々の休みに
洗濯やら家事を進める。
しばらくして、
ガチャっと玄関の扉が開く音
「ママ、プール出して〜!」
「4月だけど?」
「だって暑いんだもん。足だけでいいから」
「…。まぁ、好きにすれば。」
ということで、
さすがにまだ4月だし、
がっつり水着着て大きいプールを
設置するのは気がひけるけど
スマホ依存と児童虐待
外へ出て愕然とすることのひとつ。
まだ学校にも上がってない小さな子どもがスマホやゲームにかじりつきながら歩いてたりベビーカーに乗せられている
なんとも言えないうんざり感に包まれる
これって児童虐待ではないのか。
すくすくと育つ権利を奪われていないか。
なぜこれがおかしなこととして捉えられないのか。
そこまで小さな子でなくても
小学生でも中学生でも
同じ。
電車のなか、ファミレスのなか
凸も凹もええやないか
今日もめっちゃ楽しかったー!
と一日の終わりに
満足げに話す子どもたち
そして二人してスコーっと眠りにつく
何か特別な出来事があったわけでもない
ごくごくありふれた日常
そこに
「めっちゃ楽しい!」
があること
それはとても大事なことだなぁと思う
子どもにとっては
小さなことでも初体験だし
なんでも楽しめてしまう
遊びの天才、学びの天才
そのステキなセンスが
曇らないように
親は環境を
文字を読めない書けない時期の豊かさ
未就学の小さい子に
字を教えれば
たしかにさっさと吸収して
あっという間に読めたり書けたりして
うちの子、天才ちゃうか?
みたいな風になる場合も
けっこうあると思う
でも、よく考えてみれば
一旦字を読めてしまうと
私たちはそれ以後その字を見たら
必ず読んでしまう
当たり前か…
いや言いたいことは
もう読めなかったあの頃に
戻れないということ
じゃあいったい
まだ字を読めなかった頃は
どんな
子ども時代を子どもらしく過ごすための選択
我が家の子どもたちはいわゆる普通の小学校には行っていない。
近所のお友達やその親御さんに、どこの学校行ってるの?と聞かれ、子どもたちも答えてるみたいだけど、まだまだ認知度も低いから、へーーっていう反応で終わる。
これ、いつも悩む。子どもたちの通う学校はめちゃくちゃ素晴らしい実践をしていると思う。だけれども今の王道の教育からだいぶ逸れてるから、何からどう説明したら伝わるんかがわからない。
テストがな
与えること・奪うこと
小学生の我が家の子どもたちは、とにかくよく遊ぶ。土日になれば朝からウキウキで近所へ飛び出していく。季節のいい時期は昼ご飯以外の時間を外で過ごす。なんならお昼も外にテーブルを出して友だちと食べる。
それもこれも、我が家はゲームもテレビも置いていないという環境が影響していると思う。もちろん動画の類も基本的に見ることがない。だから自然と外に出ていく、楽しいことを探しに。
受け身の楽しさと創造的な楽しさ