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人生で1番辛かった日
高校1年生の頃、地下鉄で盗撮をされた。
私が映された携帯の画面が窓に反射していて気がついた。
怖くて1歩も、動けなかった。
そこから何度か、毎回別の人に盗撮をされた。
女性からされた事も1度だけある。
精神不安定になり、カメラが怖くなった。
電車に乗る時は高確率で、過呼吸になった。
街ゆく人みんなが私を見ているような気がした。
夜になると、漠然とした不安に押しつぶされそうになって涙が止ま
正しいことばかりが正義じゃない
とんでもなく悲観的になり、同時に世界が憎たらしく感じる日がある。こんな日は、渋谷の地面に転がっている吐瀉物も怖くはない。私が1番下で、何よりも下で、そう感じるから。
いっぱいいっぱいになって爆発したときの、あなたのその面倒くさそうな顔。全てが顔に書いてある。彼女は1度、私にこんな言葉を掛けてくれた。
"私の方が辛くてしんどいのに、泣いたもん勝ちじゃん"
貼り付けたような笑顔。いつもより少し大きな
恥ずかしがり屋なお客さん
最近、バイト先のカフェにいつも来てくれる外国人のお客様がいる。
毎回アイスコーヒーのlargeサイズを頼むので、今日はこちらから聞いてみた。
「はい、それで」
カタコトの日本語で、少しニヤけた顔が可愛らしかったので
「いつもご利用ありがとうございます」
と言うと耳まで真っ赤にして笑っている。
いつも1階の端に座っているけれど、今日は2階に行ってしまった。
お声掛けしない方がよかったか