りん

大学2年生です。 よろしくお願いします。 書く専です

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人生で1番辛かった日

高校1年生の頃、地下鉄で盗撮をされた。 私が映された携帯の画面が窓に反射していて気がついた。 怖くて1歩も、動けなかった。 そこから何度か、毎回別の人に盗撮をされた。 女性からされた事も1度だけある。 精神不安定になり、カメラが怖くなった。 電車に乗る時は高確率で、過呼吸になった。 街ゆく人みんなが私を見ているような気がした。 夜になると、漠然とした不安に押しつぶされそうになって涙が止まらなかった。 そんな日々が、約2年間続いた。 カナダで買ったお気に入りの白い

    • 大丈夫

      私は1年ほど前まで、〈大丈夫〉という言葉が嫌いだった。 かけてくるその言葉がどうも浅いような気がして。 本当に全てを理解した上で大丈夫という発言をする人はそう居ないのではないかと思う。 人のことを100%理解することが難しいから。 みんな分かってることだ。みんな、難しいことだから。 だから、私の辛いことを大丈夫という一言で励まされるのは腹が立った。 大丈夫じゃないのに、貴方が大丈夫にしてくれるわけじゃないのに。 根拠の無い大丈夫が嫌いだったから、嫌いだった。 で

      • 正しいことばかりが正義じゃない

        とんでもなく悲観的になり、同時に世界が憎たらしく感じる日がある。こんな日は、渋谷の地面に転がっている吐瀉物も怖くはない。私が1番下で、何よりも下で、そう感じるから。 いっぱいいっぱいになって爆発したときの、あなたのその面倒くさそうな顔。全てが顔に書いてある。彼女は1度、私にこんな言葉を掛けてくれた。 "私の方が辛くてしんどいのに、泣いたもん勝ちじゃん" 貼り付けたような笑顔。いつもより少し大きな声。 「ありがとうね」 怒っている。隠す気があるのか、無いのか。 そんな顔を見て

        • 暇乞い

          にがい にがい にがい やさしい あまい しょっぱい ーー味がしなくなったら、終わる。 乾ききった瞳 上がらない口角 味のしない注意 閉ざされた耳 口の中は緩む 気持ちも緩む 決して前向きにではなく 緩んでいくのが分かる。 心地よい緩みが 見つかる前に 心地よい緩みを 創る前に 自分と 暇乞い。

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        人生で1番辛かった日

          ごんちゃ

          お気に入りにのお店がある。 タピオカのお店だ。 高校1年生から学校終わりに通うようになり、高校3年生では毎日のように訪れていた。 主にテスト勉強に、バイト前気分を上げる為に利用していた。 高校3年間通いつめ、今日、卒業してから久しぶりに訪れた。 勉強する時はカウンター席、それ以外はテーブル席。 お気に入りは、途中から出来た少し高めの椅子の置いてある1人用の席なのだけれど、人気なのか今日も女性が座っていた。 なくなくテーブル席に座る。 隣では、スーツを着たおじさん

          ごんちゃ

          秋🍁🍂

          フルーツが好き、というのは以前noteに書いたような気がする。 なかでも、秋のフルーツが好き。 梨、柿が好き。 まだ甘くないのかもしれないけれど、それでも食べたくなってしまう、、 先日、母が柿を買ってきてくれた。 今日、3個ほど剥いてみた。 見た目は緑色で硬かったけれど、甘くてシャキシャキしてとても美味しかった。 そのまま、メルカリを見てみる。 最近はメルカリ上でもフルーツを手軽に購入することが出来るのだ。 農家さんから、傷や形が悪いなどの理由で出荷できなく

          秋🍁🍂

          台湾研修

          人生で一番最初に小説を書いたのは、小学校6年生の頃だ。 昔から頭の中でごちゃごちゃと考えることが好きで、好きというか、考えてしまうというか。 1枚の絵から、今見たこの景色から、幾らでも想像を膨らますことができる。 頭の中で文が出来て、これ良いかも、となっても、携帯のメモを開く頃には忘れている。 にわかに覚えていても、若干の表現の違いが大幅に足を引っ張ってくる。 文を書くことは好きだ。 丁寧に文を書くことは、意外と難しい。 こだわりを持たなければ、幾らでも書くこと

          台湾研修

          お父さん

          父は仕事をしている。 私が産まれる前からずっと、同じ会社で働いている。 私は高校2年生からバイトを始めた。 バイトは辞めようと思えば直ぐに辞めることが出来て、仕事における責任感や背負っているもの、自由度なども社会人の<仕事>とは大きく違う。 それでも初めて親の力を借りずに社会に出て、千分の一、いや、十万分の一でも知ることが出来たような気がする。 プライドが許さないような理不尽な出来事があっても謝ることや、接客で笑顔を見せることは立派な<責任感>であると私は思う。 それ

          お父さん

          変化

          いつもと違う匂いがする。 それもそのはずである。 私は今朝、知らない土地にいた。 ジメジメとしていて 胸が苦しくなるような暑さだった昨晩。 打って変わった、カラッとした空気。 昨晩と体感温度はあまり変わらないけれど、湿気が少なく雲ひとつない青空。 久しぶりに早朝の匂いを感じたことで、ようやく夏がそこまで来ていることを知った。 友だちの家に2泊させてもらった後、私は朝から大学があるため7時半に玄関先で別れを告げた。 知らない土地でひとり、駅に向かう。 いつもなら

          作詞が上手な方って、本当にすごいな〜と思う。 歌詞は短く簡潔に、かつ丁寧に書かなければならない。 メロディに載せるには当てはめる字数も限られる。それでいて、とても綺麗な言い回し、表現。 たった3、4分の曲で涙を流す人もいるんだもん。 すごすぎる、この一言に尽きる。 Vaundyさんの『怪獣の花唄』のPVをみていたのだけれど、1番上に 「音楽がなかったら多分俺は死んでたね」 「そう思うくらい音楽には背中を押されている気がする」 というコメントがあった。 音楽はい

          フルーツが好き

          なかでも、柿と梨がすき。 いちご、オレンジ、さくらんぼ、りんご、ぶどう、スイカ なんでもすき。 (メロンとバナナは大好きで毎日のように食べていたらアレルギーになってしまった) ビュッフェで時々、オレンジとグレープフルーツが置いてあるところありますよね。 そんな時私はご飯でお腹を六分目程にして、それから十二分目くらいまでオレンジとグレープフルーツをひたすら食べます。 フルーツって食べたくない時なくて、甘いのに体にも良い。 でも、甘くないフルーツもすき。酸っぱかった

          フルーツが好き

          占いに行った

          稀に見る豪雨。 傘に穴が空くんじゃないかと思ったや〜。 東京これ、本当にまだ台風直撃してないの? 電車では運良く座れたけれど、両隣、爆睡。 右に座っていた女性はずーーっとカクカクしていた。 肩に頭乗せていいよ、、!と心の中では思っていたけれど、頑張って耐えてた。右手に持っていたペットボトルのお茶が落ちてしまうんじゃないかとずっと不安だった。 落ちなかったけど。 社会人の皆さん、毎日出勤お疲れ様です。 よく見ると前に座っている人たちも爆睡。 雨だと眠くなるって

          占いに行った

          恥ずかしがり屋なお客さん

          最近、バイト先のカフェにいつも来てくれる外国人のお客様がいる。 毎回アイスコーヒーのlargeサイズを頼むので、今日はこちらから聞いてみた。 「はい、それで」 カタコトの日本語で、少しニヤけた顔が可愛らしかったので 「いつもご利用ありがとうございます」 と言うと耳まで真っ赤にして笑っている。 いつも1階の端に座っているけれど、今日は2階に行ってしまった。 お声掛けしない方がよかったかなぁ、、。 年齢もお顔の特徴も性別もあえて書かないでみたけれど、読んでくれた方

          恥ずかしがり屋なお客さん

          お笑い芸人さん

          お笑いが好きなのだけれど、私はもう中学生さんの生き方がとても好き。 とても謙虚で、売れていた頃も再ブレイクした今も “お笑い番組に出させて頂いている” “チャンスを頂いた” などという言葉を使う。 テレビ朝日で放送されていた「バラバラ大作戦」のレギュラー番組が終わってしまってもすぐにラジオが始まったのは、きっと人柄も良いからなのだろうと思う。 人柄の良さはお顔に滲み出ているよね。 いつか街でばったりお会いした日、もう中学生さんは自転車に乗っていた。 コロナ禍にも

          お笑い芸人さん

          将来の話

          「小説、書きなよ」 昨日の夜、母に言われた。 唐突だった。 今までその話題を避けてきたわけではないけれど、言われることもなければ自分から話すこともなかった。 受験に失敗して以来、新しい話は書いていない。 「まだ大学1年生だし、今は深く考えなくてもいいと思うけどね」 そう付け足してくれたけれど、再来年には就職を視野に入れて活動し始めなければならない歳になる。 第1志望だった大学の編入試験を受けるのか、将来何になるのか、何一つ決められていない現状は確かに自分自身でも

          将来の話

          私のお姉ちゃん

          私のお姉ちゃんは就活生。 お姉ちゃんは文章を書くことが凄く苦手で、企業に提出するエントリーシートを書くのに苦戦していた。 私は比較的文章を書くことが好きなので、自分の文章の練習も兼ねて何度か添削をした。しかし、自分から添削して欲しいと言ってくれたことはほとんど無い。 お姉ちゃんは、なんでも自分で解決しようとする子だ。助けを求めてくれればいつだって手を差し伸べるのに、助けを求めてくることはない。 まだまだ就活は始まったばかりだが、 徐々にお姉ちゃんの神経がすり減っている

          私のお姉ちゃん