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契約書レビュー虎の巻③~補論
契約書作成の手順
契約書作成にあたっての注意点や大まかな流れは契約書レビューと同様である。
契約書作成の場合にはドラフトを渡されるわけではないので通常はまずひな形を探すことになる。
ひな形をベースにすれば一般条項の確認や形式面の調整作業が相当省ける。
そのまま使えるひな形や同一の契約類型のひな形がない場合でも、少しでも近いものを使うべきである。
ひな形でなくとも別案件のものを流用してもよい。
た
契約書レビュー虎の巻②~詳論
ここからは、契約書レビューの具体的な手順を説明していく。
必ずこの順番ですべきというものではないが、一般的にやりやすいと思われる順番で挙げると以下のようになる。
(1)商流の表現
(2)リスクへの手当て
(3)有利方向への修正
(4)一般条項の抜け漏れ確認
(5)形式面の調整
(1)商流の表現
商流とは、取引の流れ、すなわち商品と対価がどのように移転するかを指す。
契約法務の観点でいえば契約当
契約書レビュー虎の巻⓵~概論
心構え契約書のレビューは、すでに一応出来上がっているドラフトの存在を前提にそれを評価し、必要に応じて修正を加えるものであるため、レビュー者(法務担当者や弁護士)が行った仕事の成果はドラフトに加えた修正やコメント等にしか現れない。
そして、締結された契約書が実際に良い契約書であったか悪い契約書であったかは、後にトラブルが発生して契約書を参照する必要が出てきたりしない限り分からないことが多い。
そ
AIにも所有権を認めたらどんな社会になるだろう?③-AIによる契約行為
まず、AIにも所有権を認めた場合に起きることを概観↓
そもそもAIに所有権を認めるにしても、AIどうしをどういう基準で識別するのか確定しなければならないという話↓
そして、AIの識別基準を定義した上で所有権享有主体性を認める法制度に変更したとして、AIを交えた契約(取引)が生じ、機能するためにはどのような前提条件が必要か。
これが今回の問題意識である。
さて、法理論的には契約は当事者間の合意
AIにも所有権を認めたらどんな社会になるだろう?②-主体について
⓵序論はこちら。AIが財産を所有することを認めることにしたらどういう世界になるかをざっくりと論じた。
AIに所有権享有主体性を認めることにした場合、実に多くの論点が生じてくる。
はじめに、所有権を持つ主体について論じたい。
所有権を認めるといっても具体的にその権利主体は何に紐づけるべきなのか。すなわち、各AIを何によって識別するのか。
2通り考えられる。
1つは、物理的媒体ごとに識別する方式。
【FP検定頻出】6つの係数ってなに?~理系頭による合理的な覚え方~
FP技能検定を受けてみようと唐突に思い立ちまして
薄くて広い知識なら得意なのでもしかしたら勉強しなくても受かるかなって。
で、過去問を解いてみたところ
????
見たことも聞いたこともない言葉が出てきました。
それがFP技能検定頻出と噂の「6つの係数」
現価係数、終価係数、年金現価係数、年金終価係数、資本回収係数、減債基金係数
の6つ。
要は複利計算の汎用部分を近似化して一覧表にする
休憩中の会話が活発な会社ほど生産性が高い
ウェアラブル端末のデータを収集して分析したところ、個人個人の能力差よりも職場での会話の活発さの方が会社全体の生産性に顕著に影響するという調査結果が出たらしい。(最近の調査ではなく数年前)
実におもしろい。
前にNetflixの経営戦略として人間関係に悪影響を及ぼす社員はいくら個人として有能でも首にするという話を聞いたことがある。
それとも符合する。
個人的な体験とも符合する。
ちなみに会話の
才能は人を驚嘆させ、努力は人を感動させる
スポーツを見ているとつくづくそう思う。
自分でプレイするのはもちろんのこと、スポーツは観るのも楽しい。
他人がやっているだけなのに。自分がやったことない競技ですら。
勝つために必要なのは才能か努力かという話がよくある。
1%の才能と99%の努力?だっけ?エジソンの名言かなんか。
いずれにせよどちらの要素も大事でどちらの要素もそれぞれに見る人を動かす面白い要素。
才能あふれる選手やプレーを見た
「コテンラジオ」にハマってます
「コテンラジオ」を知らない方のために。
公式サイトから引用↓
もともと日本史は好きで小説からドラマからYouTubeからゲームから史跡探訪まで味わい尽くしてきたわけだが、世界史はどうにもとっつきにくくて学生時代にちゃんと勉強したこともなかったためぼんやり興味はありつつも面白いと感じられるほどの知識の蓄積ができていなかった。
そこで出会ったのがコテンラジオ。
前提知識が乏しくてもストーリー仕立てで
期限ギリギリの完璧主義者よりも大雑把な即レス主義者の方が仕事ができる
仕事は質より早さ
期限ギリギリになって完璧なものをアウトプットしてくるよりも
ポイントを押さえた成果物をすぐに出してくれる方がありがたい。
たとえば新しい企画の提案を部下に指示したとして
期限ギリギリに持ってこられたら
内容が完璧であっても、「まあ合格点」くらいの反応だろう。
実際は、
期限ギリギリにイマイチな出来のものが上がってくることが多い
期限ギリギリにイマイチな出来のものしか出せない