新井光一

小学校教諭のつぶやき。推理小説好き。

新井光一

小学校教諭のつぶやき。推理小説好き。

記事一覧

よし。一年の集大成。今年もこの時期が来た。無事に切り抜けられますように!

新井光一
1年前
1

最近読んで記憶に残っているのは、新川帆立の「元彼の遺言状」である。殺人はあるが、私の苦手なホラー的要素はなく、最後まで読者を楽しませてくれるエンターテイメント性に長けていた。

新井光一
1年前

今村昌弘の作品では、「屍人荘の殺人」よりも「魔眼の匣の殺人」のほうが好きである。屍人荘については、その密室の鍵となる状況が超常現象すぎて現実味がないからかな。魔眼のほうが状況的にはあり得るし、犯人の動機にも説得力があると感じた僕です。

新井光一
1年前
1

はははーっ金曜日だ!
全国の小学校教諭先生、お疲れ様でした!と叫びたい。
最近暗い話題ばかり投稿していたから、今週末は楽しい投稿をできるといいな。いやはや今週も色々あった。まだ整理しきれてないので、消化できた頃に投稿かな。
とりあえずビール開けます。乾杯!

新井光一
1年前
2

【感想文No.3】学校の殺人 by ジェームズ・ヒルトン

(ネタバレなし…ストーリーには触れる。) Murder at school / Was it murder? James Hilton, Glen Trevor,1931 「学校の殺人」滝口直太朗訳(1965)  学校関係の仕事…

新井光一
1年前
2

教師という仕事はなかなか厳しい世界だった。教えることは特殊な技術であるから手に職つけたくて選んだが、子供や保護者との関係がこれほどつらいとは。ちょっとした発言の揚げ足を取られたり、やり取りを録音されたり。
今の時代、教える仕事は他にもある。教職離れはこれからも進むだろうな。

新井光一
1年前

今朝は少し気分がいい。料理の下ごしらえをして、授業準備をする。1日の様子が目に浮かぶ。穏やかな1日になりますように。

新井光一
1年前

【感想文No.2】「お金の減らし方」森博嗣
一言で言えば、お金は自分のために使うのが(自己研鑽に使うのが)1番期待値が高いということ。闇雲に不労所得なんかを狙って投資やらなんやらに手を出すよりは、確かに現実的な気がするな。

新井光一
1年前

美しきシモネッタ

「美しきシモネッタ」展に行った。 日本に存在する唯一のボッティチェッリ作品ということだった。 絵はボッティチェッリの他の作品に比べると想像以上に簡素で、シンプル…

新井光一
1年前
3

命を大切に、というのは教師がよく子供に説くことだ。 若年者から高齢者に至るまで自殺が後を絶たない日本においては、道徳的な生き方を幼少期から養い育てることはとても…

新井光一
1年前
3

筆無精の乱文

 自分はとても筆不精である。基本的に用がなければ書かない。子供の頃はよく文通などもしていたが、今となっては人に伝えたいと思うような大した内容も持ち合わせていない…

新井光一
1年前
2

同僚の先生に授業がうまくいかないことを相談したら暖かく聞いてくださった。算数少人数では、担任ではない子供を見ることがあるので、なかなか関係を築きにくい。こうやって話を聞いて励ましてくれる同僚がいるのはありがたいことだ。

新井光一
1年前
1

朝が来てしまった。
今朝はなんだかやる気が出ない。仕事へ行くモチベーションがこのところだだ下がりである。先週金曜日のつらい授業のことが思い浮かび、この週末はとても憂鬱だった。嫌なことがあってもなんとか気を持ち直してこれまでやってきたが、だんだんと回復時間が長くなっている気がする。

新井光一
1年前
1

大晦日の夜に泣く

20221231のことである。 珍しく実家に帰らないことになり、家族四人で年を越す事となった。 スーパーでそばと天ぷらを買い、質素ではありながらも静かに夜を迎える。 子供…

新井光一
1年前
3

【感想文No.1】アクロイド殺人事件(ネタバレなし…ストーリーには少し触れる)

今日は饒舌である。 先ほど、アガサ・クリスティの「アクロイド殺人事件」を読み終えた。この超有名な推理小説を読まずしてミステリ好きを自称する資格はないと思うのだが…

新井光一
1年前
4

年末年始は子供がインフルエンザにかかり、どこにも行かずに年を越した。
こんなことは子供が生まれて依頼初めてのことだった。おせちも何もない、まったくお正月らしくない冬休み。でも、毎年恒例として義務のようにやっているお祭り行事が少しバカバカしく感じたのも事実である。やっと始動します。

新井光一
1年前

よし。一年の集大成。今年もこの時期が来た。無事に切り抜けられますように!

最近読んで記憶に残っているのは、新川帆立の「元彼の遺言状」である。殺人はあるが、私の苦手なホラー的要素はなく、最後まで読者を楽しませてくれるエンターテイメント性に長けていた。

今村昌弘の作品では、「屍人荘の殺人」よりも「魔眼の匣の殺人」のほうが好きである。屍人荘については、その密室の鍵となる状況が超常現象すぎて現実味がないからかな。魔眼のほうが状況的にはあり得るし、犯人の動機にも説得力があると感じた僕です。

はははーっ金曜日だ!
全国の小学校教諭先生、お疲れ様でした!と叫びたい。
最近暗い話題ばかり投稿していたから、今週末は楽しい投稿をできるといいな。いやはや今週も色々あった。まだ整理しきれてないので、消化できた頃に投稿かな。
とりあえずビール開けます。乾杯!

【感想文No.3】学校の殺人 by ジェームズ・ヒルトン

【感想文No.3】学校の殺人 by ジェームズ・ヒルトン

(ネタバレなし…ストーリーには触れる。)
Murder at school / Was it murder?
James Hilton, Glen Trevor,1931
「学校の殺人」滝口直太朗訳(1965)

 学校関係の仕事をしている私にとって、イギリスの寄宿舎学校(パブリックスクール)が舞台の推理小説となれば、もうそれだけでドキドキしてしまう。

 そういうことで期待が大きかっただけに、

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教師という仕事はなかなか厳しい世界だった。教えることは特殊な技術であるから手に職つけたくて選んだが、子供や保護者との関係がこれほどつらいとは。ちょっとした発言の揚げ足を取られたり、やり取りを録音されたり。
今の時代、教える仕事は他にもある。教職離れはこれからも進むだろうな。

今朝は少し気分がいい。料理の下ごしらえをして、授業準備をする。1日の様子が目に浮かぶ。穏やかな1日になりますように。

【感想文No.2】「お金の減らし方」森博嗣
一言で言えば、お金は自分のために使うのが(自己研鑽に使うのが)1番期待値が高いということ。闇雲に不労所得なんかを狙って投資やらなんやらに手を出すよりは、確かに現実的な気がするな。

美しきシモネッタ

美しきシモネッタ

「美しきシモネッタ」展に行った。
日本に存在する唯一のボッティチェッリ作品ということだった。

絵はボッティチェッリの他の作品に比べると想像以上に簡素で、シンプルな線と色で描かれていた。逆にその余計なものを描き込まない簡素さが、シモネッタの美しさを際立てているように思えた。

そして、まさに絵の具を乗せたばかりにも見える鮮やかさは、とても500年ほど前に描かれたとは信じ難かった。長年の間に多くの人

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命を大切に、というのは教師がよく子供に説くことだ。

若年者から高齢者に至るまで自殺が後を絶たない日本においては、道徳的な生き方を幼少期から養い育てることはとても大切なことである。

では、その教師が命を大切にできなくなってしまったときはどうすれば良いのだろう。

自分は、3階にある自分の教室で授業中に飛び降りたくなったことが何度もある。

子供が反発的な態度をとる。
指示に従わず勝手なことをする

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筆無精の乱文

筆無精の乱文

 自分はとても筆不精である。基本的に用がなければ書かない。子供の頃はよく文通などもしていたが、今となっては人に伝えたいと思うような大した内容も持ち合わせていない。つまらない大人になってしまった。

 しかし最近、不特定多数に向かって書くのは悪くない気がしてきたのだ。誰に責任を負うこともなく、思ったことを自由に綴ることができる。  (他者を誹謗中傷しないことだけは気をつけている。)

 何かこころの

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同僚の先生に授業がうまくいかないことを相談したら暖かく聞いてくださった。算数少人数では、担任ではない子供を見ることがあるので、なかなか関係を築きにくい。こうやって話を聞いて励ましてくれる同僚がいるのはありがたいことだ。

朝が来てしまった。
今朝はなんだかやる気が出ない。仕事へ行くモチベーションがこのところだだ下がりである。先週金曜日のつらい授業のことが思い浮かび、この週末はとても憂鬱だった。嫌なことがあってもなんとか気を持ち直してこれまでやってきたが、だんだんと回復時間が長くなっている気がする。

大晦日の夜に泣く

20221231のことである。
珍しく実家に帰らないことになり、家族四人で年を越す事となった。

スーパーでそばと天ぷらを買い、質素ではありながらも静かに夜を迎える。
子供たちはご飯を食べ終え、テレビにかじりつく。
ふと、今日はスーパーが8時までだったことを思い出し、閉店前の値引き商品を買いに家を出た。
7時半ごろにスーパーに着くと、すでにめぼしいものはなくなっていた。
僅かな売れ残りを1つ2つ手

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【感想文No.1】アクロイド殺人事件(ネタバレなし…ストーリーには少し触れる)

【感想文No.1】アクロイド殺人事件(ネタバレなし…ストーリーには少し触れる)

今日は饒舌である。

先ほど、アガサ・クリスティの「アクロイド殺人事件」を読み終えた。この超有名な推理小説を読まずしてミステリ好きを自称する資格はないと思うのだが、恥ずかしながら初めての通読であった。

【感想(ネタバレなし…ストーリーには少し触れる)】
アクロイド殺し
作:アガサ・クリスティ
訳:大久保康志
創元推理文庫

 なぜか早い段階で犯人の予想がつき、果たして結果は予想通りの展開であった

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年末年始は子供がインフルエンザにかかり、どこにも行かずに年を越した。
こんなことは子供が生まれて依頼初めてのことだった。おせちも何もない、まったくお正月らしくない冬休み。でも、毎年恒例として義務のようにやっているお祭り行事が少しバカバカしく感じたのも事実である。やっと始動します。