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筆無精の乱文

 自分はとても筆不精である。基本的に用がなければ書かない。子供の頃はよく文通などもしていたが、今となっては人に伝えたいと思うような大した内容も持ち合わせていない。つまらない大人になってしまった。

 しかし最近、不特定多数に向かって書くのは悪くない気がしてきたのだ。誰に責任を負うこともなく、思ったことを自由に綴ることができる。  (他者を誹謗中傷しないことだけは気をつけている。)

 何かこころの中に渦巻く気持ちを、なんとか言葉という形にしてみたい。そうすることで自分でも分からなかった気持ちの塊が輪郭を持ち、容貌をあらわにする。モヤモヤとした感覚が、はっきりと形を持ち、心のどこに居を構えるべきなのかが見えてくるのだ。

 そんな自分との対話を他者に見られるのは恥ずかしくもあるが、多くの形にならない文章が下書きにあり、形にできたものだけを順番に発表して整理することが自分にとってプラスになると思うのだ。

読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。

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