記事一覧
1年半ぶりにMatterについて語ってみる - Matter1.2 + Matter1.3概説や市場への浸透具合について
スマートホームのプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
今回は久々にMatterについての記事を書いてみようと思う。前回Matterについて書いた「誰よりもわかりやすく"Matter"を解説してみる」というnoteは、かれこれ1年半前の2023年2月に書いたので、気づけばあれから随分経ったもののMatterに関心を持った皆さまにコンスタントに読んで頂いているようで、このnoteは僕が書いた
スマートホームのカオスマップはスマートホームのプロ集団X-HEMISTRYの引き出しの一端であり想いが詰まっている
スマートホームプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
昨年(2023年)、Japan Build OsakaとTokyo共にリビングテック協会の長島さんと共に登壇し、スマートホームのカオスマップ第一弾を参照しながらスマートホームトレンドについて語らせてもらった。
大阪の会場では100席以上の座席が用意されていたと思うが目視で見る限りほぼ満員状態で、東京の会場でも200席くらいあった座席が
スマートホームプレイヤーとしてのAppleは将来スマートホームにおいても勝者になってしまう予感
スマートホームプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
※ はじめに断っておくとApple信者ではない(mac + iPad + Android使い)
WWDC24を見て、ふと思ったことがあるので久々にnoteしてみたい。
ふと思ったこと自体は、ひと言で言うとタイトル通りなのだが、なぜそう思ったかを解説したい。
というか、年初に書いたこの記事通りになってきたね、というのがまずWWDC24を
ホームセキュリティは意味がない
スマートホームプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
今回は日本で一般的なホームセキュリティについて書いてみたい。
まず結論からいうと、個人的には、日本で一般的に認知されているホームセキュリティサービス、つまり、住宅向け警備サービスにはお金を払う価値を見いだせない。この記事ではその持論を展開していきたい。
まず質問ですが、皆さん、ホームセキュリティに加入していますか?
加入しているという方
これからのスマホはAIに着目して選べ
スマートホームプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
今年もCESに行ってきました。
CESは2014年に初めて行ったが、職業柄そこからずっとスマートホームを中心に定点観測を続けているが、専門分野外で気づいたことをまとめてみたい。
ここしばらくは新しいスマホが出てくると、カメラの性能くらいにしか脚光があたってこなかった。
それが今後はどんなAIを搭載しているか、という流れになるんだな、と
2023年に読まれたMy note Top10
スマートホームプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
うちのPR担当からオススメされたこともあり、遅ればせながら2023年に入ってからスマートホームを中心としたnoteを始めて見た。
こういう物書き的なものは仕事として昔一度だけやったことがあるが、名前が"文将"にも関わらず、文章を書くのが好きでも得意でもないので敬遠してきた。
過去に一度だけやってみた連載記事も↓で紹介してみたい(当たり
プロが解説 - スマートロックの未来標準「Aliro」
スマートホームプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
まだ知る人ぞ知るであろうスマートホーム関連の標準規格「Aliro」をご存じだろうか。
2023年11月に突然「Aliro」という新たな標準規格への取り組みが、スマートホームの標準規格「Matter」を策定しているCSA(Connectivity Standard Alliance)からアナウンスされた。
アナウンス後日本でもいろいろ
グローバル視点でみた日本衰退の病因
スマートホームプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
今回はスマートホームから少し離れ、グローバル視点で感じていることを記事にしてみたい。
2000年頃から20年以上に渡り、日本と海外を行き来しながらビジネスを進めているので、日本の良いところも悪いところも目に留まってしまう。
海外企業との付き合いも少なくないので、僕の知る範囲の世界からの観点になってしまうが、日本が衰退している病因について記
欧米で脚光を浴びるスマートなプレハブ住宅
スマートホームのプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
今回もIFA2023からのトピックで記事を書いてみたい。
先日書いた別の記事で取り上げたが、SamsungのライバルLGはIFA2023のLGホール内で大胆にもプレハブを建て、LGのサステナブルライフをアピールするどころか実際にスマートかつエコなプレハブハウスを販売に向けて動いていることを喧伝していた。
と思いきや、Samsungも
iPhone16はスマートホーム化への伝道師
iPhone16の発売に伴いタイトルを「無印iPhone15は買うな、買うならProかPro Max」から変更しつつ記事もアップデートしてみた。
まずは昨年のiPhone15祭りの時に書いた元記事
パソコンはMac、タブレットはiPadを使っているがどうしてもiPhoneだけは使いにくくて2009年にDocomoが初のAndroidフォンHT-03Aをリリースして以来、ずっとAndroidユー
これぞスマートでエコフレンドリーな洗濯機の決定版
スマートホームのプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
今回もIFA2023からのトピックで記事を書いてみたい。
近年はコネクテッド化へまっしぐらだった海外家電メーカーだが、環境問題への取り組みにも年々積極的になっており、サステナブルな取り組みも各社アピールし始めている。
繋がる家電やスマートホームをAIで制御して節電と快適さを維持する方向性はSamsungが業界を牽引しているが、IoTや
日本で手に入らないスマートモニターって知ってる?
スマートホームのプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。
今回もIFA2023からのトピックで記事を書いてみたい。
日本では不人気ブランド(?)のSamsungは日本でスマホやごく一部の製品をのぞき、ほとんど日本展開していない。
Samsungはグローバルで見るとSmartThingsで知られるスマートホームのプレイヤーとしても代表格的なポジションを占めており、それ以外の分野でも正直魅力的
Sonyが車を作り、Toyotaが街を造り、そして家電メーカーが住宅を作る時代が到来
毎年CESでもIFAでも得意のLEDを全面に押し出した圧巻のギラギラ派手派手展示を恒例としているLGだが、IFA2023では一転して穏やかな展示で、いつもとは180度異なるスタイルにある意味度肝を抜かれた。
その中でも話題をさらっていたのが、コンパクトなプレハブ住宅「LGスマートコテージ」
LG は「Better Life for All(すべての人のためのより良い生活)」をビジョンに掲げてい