X-HEMISTRY株式会社というスマートホームプロ集団の代表取締役 新貝文将(しんがい ふみまさ)です。海外では"Fumi Shingai"で通っています。社名のX-HEMISTRYは「ケミストリー」と読みます。 物書きが苦手なのに、ひょんなことからnoteを始めることになったので、まずは定番の自己紹介をちょっと丁寧に書いてみたいと思います。 新貝文将プロフィール 新貝文将(しんがいふみまさ) X-HEMISTRY株式会社 代表取締役 Intuit株式会社(現:弥生
米国ではスマートアパートメントが急成長 先日リビングテック協会でカオスマップを披露したが、今回はその中から「スマートアパートメント」というカテゴリーに関係するアメリカの住宅事情についてnoteしてみたい。なおカオスマップの解説記事については、下記のnoteを参照して頂きたい。 仕事がら日本の住宅業界関係者とコミュニケーションをする機会が少なくない。年々、日本でもスマートホームの認知度が高まっていることを肌で感じるし、数年前と比較してより多くの住宅関連不動産プレイヤーがスマ
スマートホームというとガジェット好きのアーリーアダプターが飛びつくもので「私には関係ないし、興味もないわ」という女性は今日の日本では少なくないはず。それは誤解というか思い込みですよ、というのが今回のテーマ。 スマートフォンが出たときもそんな最新ガジェット使いこなせないわ、と言っていた女性の皆さま方、今では必需品になっていますよね。今回は女性にとっても「便利で助かるわ」と思ってもらえるスマートホームの利用シーンをいくつか紹介したい。 忙しい朝の時間をちょっぴり捻出 早起き
今回作ったカオスマップは、僕にとっての大作となった。 今回のカオスマップは12のカテゴリーに分けて、時計のような仕切りでカテゴリーを配置している。全てのカテゴリーの解説を書いていたら、1万字を超えるこれまた大作となったため上記のnoteでは、はじめに1時のところに位置する「スマートホームセキュリティ」という領域を解説した。僕らが通常コンサルティングサービスでしか話さない内容に触れていくので、有料記事化してみた。 今回のnoteでは、2時のところに位置する「インシュアテック
なぜカオスマップを作ったのか僕は、スマートホーム事業に関わり10年を迎える。これまでいくつかスマートホームのカオスマップを目にしてきたが、これまで見てきたものはどれも業界に精通している人が作ったと思われるものに出会ったことがなかった。そのため、いつも精度が微妙だなという気持ちで眺めてきたのだ。 そんななか、我が社スマートホームのプロ集団X-HEMISTRYが所属するLTA(リビングテック協会)から「スマートホームのカオスマップを作りたい、協力をしてもらえないか」という打診を
今回は日本がリープフロッグされた技術革新「スマートビデオドアベル」について書いてみたい。 リープフロッグという用語についてはご存じの方も割といると思うが、一応簡単に解説しておく。 日本のインターホンと、スマートビデオドアベル 日本では、ほぼ100%の住宅でインターホンが普及している。今から10年ほど前に北米でインターホンの話をすると日本はなんて先進的なんだ?!なんでうちの国でそんな便利なものが普及していないんだ?と羨ましがられたことが今では懐かしい。 その当時の北米は
日本でも少しずつ話題になりつつあるスマートホームの新スタンダードMatterだが、ググってみてもまだまだ小難しい記事ばかりがでてくるので、CSAの中の人でもあるスマートホームエバンジェリストとして、皆さんに正しく理解してもらうべくnoteしてみたい。 2023年に入った段階の今現在、まだまだ普及している感を感じられないMatterだが、それは当たり前で、難産の末2022年の10月にようやくV1.0となる仕様が公開されたばかり。 V1.0でサポートされる機器種別(デバイスタイ
仕事がら長年スマートホームを使っているが、我が家の生活に欠かせないスマートデバイス、スマートロックについてnoteしてみようかなと思う。 「スマートロックとは」という説明をようやくしなくても良くなってきた2023年の今日この頃ではあるが、我々がスマートロックを世の中に出した2015年当時の日本は、IoTという用語やスマートホームと用語すら一般人に認知されておらず便利で欲しいという声もありながらも「危なくない?!」という声を頂くことも少なくなかったのがもはや懐かしい。 それ