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自己紹介&スマートホームのプロ集団X-HEMISTRYについて

X-HEMISTRY株式会社というスマートホームプロ集団の代表取締役 新貝文将(しんがい ふみまさ)です。海外では"Fumi Shingai"で通っています。社名のX-HEMISTRYは「ケミストリー」と読みます。

物書きが苦手なのに、ひょんなことからnoteを始めることになったので、まずは定番の自己紹介をちょっと丁寧に書いてみたいと思います。

新貝文将プロフィール

新貝文将(しんがいふみまさ)
X-HEMISTRY株式会社 代表取締役

Intuit株式会社(現:弥生株式会社)、@NetHome株式会社(現:J:COM株式会社)、Sigma Systems Japan株式会社(親会社買収などもあり日本撤退)、イッツ・コミュニケーションズ株式会社、Connected Design株式会社、株式会社アクセルラボなどを経て、2019年にX-HEMISTRY株式会社を設立しました。(詳しい経歴に興味があれば、LinkedInでも見てください。英語だけど)

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X-HEMISTRY(ケミストリー)とはどんな会社か

ひと言で言うと日本随一のスマートホームプロ集団です。
わかりやすく言うために「コンサルタント」と言っていますが、むしろ「コンサルタント」という言い方は誤解を招くし、単なるコンサルタントとは一線を画した日本でユニークな存在だよね、という評価をクライアントからいつももらいます。

代表である私新貝はアメリカを初めとしたグローバルなスマートホーム業界人と多数コネクションを持っており、会社としても海外の最新動向からビジネスモデルの成功事例を熟知しているプロ集団です。
CESやIFAはもちろんのことながら、日本人をほとんど見かけることがない海外のカンファレンスにも長年参加して情報収集をし続けたり、多くのスマートホーム関連企業とコミュニケーションを図って来ていることもあり、手前味噌ながら新貝は海外の業界人の中でも事情通として知られています。

当初はco-founderの眞田真と2人で立ち上げ、社員を雇う予定もなく起業した会社でしたが、起業後の近年は日本でもスマートホームに対するニーズの高まりがあり、2023年2月現在は10人を超えるスマートホームエキスパート集団を育て上げて活動しています。事業としては、スマートホームの基礎レクチャーやグローバルな業界動向のレクチャー提供から始まり、スマートホーム事業プランの立案から事業立ち上げまで併走できるプロ集団です。

他の技術領域となると専門書や専門サイトは数多くあるにも関わらず、日本にはなぜかスマートホームに関するそういった情報源が皆無のため、クライアント企業様には我々の知見や知識、経験値をかなり重宝頂いております。

レベル感は異なれど、ある程度英語力がある人材のみを採用しているため、メンバー一同有料コンテンツを含めた海外の情報ソースからもフレッシュな情報を常に得ながら活動しています。

CSA(Connectivity Standard Alliance)にもParticipantとして加盟しており、スマートホームの新標準であるMatterにも精通した集団です。

たまに競合がどこかと聞かれますが、我々が認識する限り競合となりえる企業は少なくとも日本には存在していません(弊社のクライアントも皆そういう認識)。実際にスマートホームの事業立ち上げを複数経験しており、10年以上に渡って海外の業界プレイヤーと対等にやり取りしてきている我々の経験値や知見を超える企業が突如現れるかというと、それも想像しにくく、今後仮に競合が現れたとしてもリーディングカンパニーとしての地位を奪われることも考えにくいと思っています。

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スマートホーム事業に関わる前のキャリア

新卒で入社した会社は米国最大手の会計ソフトウェア企業Intuitの日本法人で、コールセンターの製品の問い合わせを受けるサポートレップからキャリアがスタート、その後情報システム管理担当を経て、会社の基幹システム開発とリプレイスに従事しました。

その後のキャリアは、主に通信業界で20年以上に渡っての新規事業立ち上げが主となりました。それも海外企業と協業しながら新規事業の立ち上げがほとんどでした。

はじめに関わった新規事業の立ち上げは、ケーブルテレビ最大手のJ:COMが1999年に住友商事とシリコンバレー企業と立ち上げた@NetHomeというJVにスタートアップメンバーとして入社し、今では当たり前となっている常時接続型の高速インターネットサービスの立ち上げをいちスタッフとして手がけました。その後も@NetHomeの中でキャリアアップしながら様々な通信系サービス開発に関わり、手腕を買われたのか、テレビをデジタル化するための仕組み構築に関わったり、固定電話をVoIPでデジタル化するための事業立ち上げに中心的な存在として関わることができました。
J:COMグループでは常に新しいものに突き進み続けたこともあって、燃え尽きた感から一瞬IT業界を離れたものの、すぐにIT業界に舞い戻る形でカナダIT企業Sigma Systemsの日本本格進出に関わり、日本法人の立ち上げも果たすことが出来ました(Sigma Systems社はその後オーストラリアのIT企業にM&A)。

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スマートホーム事業への関わり

2013年春の出来事でしたが、X-HEMISTRY Co-founderの眞田が米国出張に行ったことをきっかけに、現在の本業であるスマートホーム事業立ち上げに巻き込まれることになりました。

最初に手がけたスマートホーム事業は東急グループのイッツコムで2013-15年に立ち上げた(今は亡き)intelligent HOMEという日本初と言っても良いサブスク型総合スマートホームサービスで、米国スマートホームベンチャーのiControl Networksと提携する形で事業立ち上げを行いました(iControlはその後2017年に米国通信最大手のComcastにM&A)。

当時はIoTという用語すら知っている日本人は皆無に近い時代ということもあり、iControlと提携しつつも日本で展開可能なスマートホームデバイスを供給してくれそうなメーカーを探すために世界中を駆け回りながら事業立ち上げを行いました。

次に手がけたスマートホーム事業は新進気鋭のスマートホームベンチャーだったアクセルラボに取締役COO/CPOとして参画し、2018-19年に立ち上げたSpaceCoreというスマートホームサービスです。

一見するとジョブホッパーのように見える経歴ながら、泥臭いところもさらいつつ新規事業の(毎度初めからきっちり最後まで)立ち上げてきたため、気づいたら海外の最新動向を追いつつ海外企業との協業で新規事業立ち上げをするエキスパートになっていました。さらに2013年からスマートホーム事業にどっぷりと浸かってきたため、近年は気づいたらスマートホームのエキスパートになっていました。

ただし、起業前に立ち上げてきた2つのスマートホーム事業は時代背景的にいわゆる「早すぎた」というやつで、市場への認知に相当苦労をしてきました。2013年当初に事業立ち上げのための米国市場調査に巻き込まれたときは「面白そうだけど、事業としてうまくいかなそうだよな」と正直思っていました。でも、真剣に取り組んでいるうちにスマートホーム事業に愛着と可能性を抱くようになり、アメリカでは一大産業として成り立っているスマートホーム産業を日本でも一大産業として確立させたいという気持ちが強くなりました。そのためにどうするべきかを考えたとき、思い立って立ち上げたのがX-HEMISTRYという訳です。

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X-HEMISTRYとしての実績

X-HEMISTRYとしての代表的な事業立ち上げ実績は、三菱地所が提供するスマートホームサービス"HOMETACT"です。HOMETACTは構想段階から関わらせてもらい、サービス立ち上げ後も引き続き支援を続けさせてもらっています。

ビックカメラグループのラネットが提供する"キヅクモ"の事業立ち上げにも当初から併走させてもらいました。キヅクモは我々のビジネスパートナーであるAlarm.com社のプラットフォームをベースに立ち上げた法人向けのIoTサービスです。Alarm.comは世界40ヶ国以上で10,000社以上が採用しているスマートホームセキュリティSaaSプラットフォームの世界最大手です。

その他、まだ世の中で明るみになっていないスマートホーム関連事業立ち上げや事業検討についても、複数案件支援をさせてもらっています。
スタートアップやメーカーに対するアドバイザーなども手がけさせてもらっています。

スマートホームの事業化や導入を検討したい企業担当者の方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください。

また、海外カンファレンスやスマートホーム関連企業の視察に関する同行のご支援や、CES/IFAなどの展示会に関する情報についてもスマートホームに特化させた形でご提供可能です。


著者 : 新貝 文将

スマートホームに特化したコンサルティングサービスを提供するスマートホームのプロ集団X-HEMISTRY株式会社の代表取締役。

2013年から東急グループでスマートホームサービスIintelligent HOMEの事業立ち上げを牽引し、Connected Design株式会社の代表取締役に就任。

2018年には株式会社アクセルラボの取締役 COO/CPOとして、SpaceCoreサービスの立ち上げを牽引。

2019年秋にX-HEMISTRY株式会社を設立。スマートホーム事業に関連するノウハウを惜しみなく提供する形で、多くの日本企業向けにスマートホーム事業のノウハウを伝授しつつ、数々のスマートホーム事業企画/立ち上げにも寄与。

リビングテック協会発行「スマートホームカオスマップ」の製作にも深く関わり、スマートホームのエキスパートとして日本のスマートホーム業界で認知されている。

X-HEMISTRYのコーポレートサイト
https://x-hemistry.com/

X-HEMISTRYのオウンドメディア「スマートホームBase」
https://x-hemistry.com/smarthome/

X-HEMISTRYの公式note : 海外のスマートホームニュースを週一で発信中
https://note.com/x_hemistry/

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