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#短編小説
優しいきみちゃん【短編小説】
《ドスッ》
『あら?おはよう、やっぱりあなたじゃなかったのね』
『とてもいい子だったから変だとは思っていたのよ』
呑気に母親が笑っている。
僕は夜中のうちに分裂した【僕】に突き立てた出刃包丁を抜き取り、大きな肉塊をゴミ袋に入れた。
いつからだろう、朝起きるとたまに【僕】がもう一人いる。
そのまま放っておいたら、、きっと入れ替わられてしまうのだろう、、
出刃包丁を持ってウロつくのは僕の
《ドスッ》
『あら?おはよう、やっぱりあなたじゃなかったのね』
『とてもいい子だったから変だとは思っていたのよ』
呑気に母親が笑っている。
僕は夜中のうちに分裂した【僕】に突き立てた出刃包丁を抜き取り、大きな肉塊をゴミ袋に入れた。
いつからだろう、朝起きるとたまに【僕】がもう一人いる。
そのまま放っておいたら、、きっと入れ替わられてしまうのだろう、、
出刃包丁を持ってウロつくのは僕の