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一日一記

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江草が毎日何かしら考えたことを書く日記みたいなプロジェクトです。 2023年2月から一時的にお休み中でしたが、10月13日より再開します。
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2022年12月の記事一覧

2022年12月と年間振り返り

2022年12月と年間振り返り

2022年も最終盤になってきましたね。
今年の江草の定期note更新はとりあえず今回で締めにしようかなと思っております。

というわけで、今年のnote活動の総振り返りです。

12月振り返りとはいえ、まずは今月12月の振り返りから。

今月やはり大きかったのはnote投稿コンテスト受賞をいただいたことでしょう。

これは嬉しかったですね。自信もつきました。これを期にフォローしてくださった方もいら

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2022年読書振り返り

2022年読書振り返り

急にnoteロゴが変更されたとのアナウンスがあったので、いつものタイトルテンプレートが使えなくなっちゃいました。まあ、とりあえずしばらく空タイトル画像でいきましょう。(※この後2023年1月5日に突貫工事で新しいテンプレートを設置)

というわけで、年末振り返り企画です。

今日は今年の読書を振り返っちゃいます。
今年も色んな本に巡り会えて幸せでした。
書評もいっぱい書かせていただきました。今年は

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年末なので今年お世話になった書き手の方々に感謝を

年末なので今年お世話になった書き手の方々に感謝を

年末ということで振り返りやまとめをしたい気分ですから、江草が日頃から記事を読ませていただいているネット上の書き手の皆さんを紹介していこうと思います。
いつもお世話になってる方々に感謝の気持ちを表すのも案外こういう機会でもないとできないもの。勝手な江草的ベストフォロイー賞と言えます。
いつもありがとうございます。

それではいってみましょう。

ホモ・ネーモさんまずトップバッターはここnoteで活動

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ストレッチマンが年末年始予定をお知らせ

ストレッチマンが年末年始予定をお知らせ

昨日の読書感想文更新がいつものごとく調子に乗りすぎて大作でヘビーだったので、本日はライトに雑談更新。

ストレッチマンになったよここのところ江草の肩こりがあまりにひどくなっているために、ついに妻から毎日のストレッチ習慣の義務化命令が下されました。
仕事が基本的にデスクワークで、家でも育児や家事で屈んだり抱っこしたり、隙あらばパソコンの前に座って駄文をつづったり本を読みふけったりと、あまりに偏った生

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『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』読んだよ

『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』読んだよ

橋本努 『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』読みました。

最近、江草も散らかり過ぎの部屋と溜め込んだモノたちに不満が募ってきていて、ミニマリズムに興味が出つつあるのです。実家の片付け問題に頭を悩ませてるのも影響しています。
ミニマリストしぶさんの書籍の感想文をここnoteでも書いたこともありますが、ちょうどミニマリズムのノウハウをちょっとずつ学んでいまして、その流れでタイトル買いしてしま

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育児というライフスタイル大変革

育児というライフスタイル大変革

noteでも何度か書いたことがあるような気がしますが、子育てが始まった途端、ライフスタイルがめっちゃ変わりました。カオスの塊ともエネルギーの爆発とも言える元気いっぱいの子どもを相手に生活することになり、それまで大人二人でエレガントに秩序正しくクールぶってた生活は見事に崩壊したわけです。

食事や住環境への影響もさることながら、衣服関連もけっこう影響が大きいんですよね。
たとえば、子どもと出かけよう

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「非暴言不納得」に憧れる

「非暴言不納得」に憧れる

こないだプラトンの『国家』読んでたんです。あのソクラテスが出てくる超絶有名な古典の名著です。対話形式で進むいわゆる対話篇というやつ。

行儀が悪いのですが、江草は寝床で本を読みながら眠くなったら寝るという習慣がありまして、『国家』もそうやって布団にくるまりながら読んでたんです。でも、これがほんと面白すぎて。江草は眠主主義者を自認しているにもかかわらず、先が気になってしょうがなくなってついつい読み続

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「学生気分」で居続ける

「学生気分」で居続ける

医師は「学生」から突然「先生」になる医師の世界には独特の文化がある。
誰であろうと医師を呼ぶ時には「先生」と呼称するのである。

これには例外がない。

医師免許を取った途端にこのあいだまで「学生」だった人間でさえ急に「先生」と呼ばれるようになる。まだ齢24そこそこの新卒の研修医で特に実績もあげてなくったって医師ならばみんな「先生」だ。

患者さんもみな自分を「先生」と呼ぶ。大会社の重役の方であろ

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大手携帯キャリアの販促活動に思う

大手携帯キャリアの販促活動に思う

こないだ妻がショッピングモールを歩いていた時に某大手携帯キャリアのイベントに遭遇したそうで。スタッフの方がティッシュを渡しながら「携帯会社はどちらですか?」と尋ねてくる例のやつです。
妻は「忘れました」と答えて通り過ぎたらしいのですが(とっさのことで本当に頭に浮かばなかったらしい)、その時の苦笑いするスタッフの方の顔が印象に残ったのだと。
さらにちょうど続いて歩いてるおばちゃんにスタッフの方が声掛

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文藝春秋×note投稿コンテスト「#未来のためにできること」優秀賞いただきました

文藝春秋×note投稿コンテスト「#未来のためにできること」優秀賞いただきました

自分が一番驚いているのですが、この度投稿コンテストの優秀賞をいただきました。「#未来のためにできること」というテーマの1000文字エッセイコンテストです。

しかも、受賞に伴い文藝春秋の新年特大号にも掲載。

発売日待ちきれなくてダッシュで本屋で買ってきたのですが、巻頭カラーのけっこうな一等地に掲載されていて「ぎょぴー」と変な声が出そうでした。自分の文章がこんな伝統誌に活字で載るなんて人生ほんと分

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『今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢』読んだよ

『今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢』読んだよ

牧野雅彦『今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢』読みました。

約100ページとボリュームを抑えることで、気軽に教養を学ぶ機会としてもらおうという意欲的な企画の「講談社現代新書100」の一冊です。

本書で取り上げられているハンナ・アレントは、その伝記的な映画は過去観たことはありましたが、著作は読んだことはありませんでした。
かねてから、アレントの語る「労働・仕事・行為」の分類や、

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ネット記事の問題点は版管理がないこと

ネット記事の問題点は版管理がないこと

こうして自分自身noteにコツコツと記事を書いていたり、他の方のnoteやブログなどもできる限り追っかけたりしてる身として思うのは、やっぱりネット記事の問題点は版管理がないことだなあと。

たとえば誰かの記事を読んで思うことが生じて、その記事を引用して記事を書いたとしましょう。
しかし、困ったことにいつの間にかその記事が消えてしまっていたり、内容が変わっていたりするのがネットではありえてしまうので

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行政は線形モデルにこだわりすぎてない?

行政は線形モデルにこだわりすぎてない?

保育士の配置基準がかなり過酷であるというニュースを見まして。

1人で30人の子どもをみるとか、これはほんと大変だろうなと。
保育園にお世話になってる1人として、この状況が改善する政策が打たれることを望むのみです。

さて、今回はあえてそういったニュースの本題から脱線して、メタ視点的なポイントに注目してみます。

配置基準に限らず「1人あたり○○人」みたいな計算で公的基準が定められてること多いです

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財源確保か人源確保か

財源確保か人源確保か

たまたまニュースを眺めていたら、防衛費と脱炭素政策の財源確保に比べて子育て関連政策への財源確保が滞っているとのこと。

この手の話を聞くたびになんだかなあという気持ちになります。

防衛や脱炭素もまあ大事だとは思うのですけれど、育児に関しては毎度こんな感じであまり優先されてる感じがないのですよね。

そして、お定まりの「財源がない」の言い訳セリフ。
いやまあ、実際財源なんてそうそううまく出てくるも

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