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オイラの育児日記

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兼業主夫であるオイラが、必死に育児をする様を描きます。
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記事一覧

サンタクロースに関する「真実」

サンタクロースは実在する。
息子にはそう説明している。
忘れないように、今まで息子に説明したサンタクロースに関する「真実」の内容を記しておこう。

・本物のサンタクロースは一人である・サンタクロースは巨額の寄付金で財団を作っている・その財団で資産運用することでプレゼントの資金を調達している・デンマークのコペンハーゲンに本部を置くグリーンランド国際サンタクロース協会は世界中で180名ほどの公認サンタ

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飛行機雲と轟音のクライシス

飛行機雲と轟音のクライシス

家に着き、車から降りた。
もう息子は小学校から帰ってるようだ。

家の中からアホな笑い声が聞こえる。
どうせ、タブレットで最近夢中になっている動画でも見ているのだろう・・・。

そろそろ、タブレットの使用にもルールを設けないけないかな?

そう考えている時、遠くから「ゴー」っという音がしてきた。

飛行機かな?
この時間だったら鹿児島行きの旅客機だろう。

そう思って自宅の駐車場の前から空を見上げ

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ヒゲとメガネと翼の折れたエンジェル

ある方のメガネを新調した投稿を見て、私もメガネを新調したくなった。

このメガネも随分長い付き合いだな・・・

早速、私は我が家の財務大臣である妻へ懇願した。

私「あー、このメガネもそろそろ替え時かなー?そろそろイメージチェンジしたいなー。ナイスミドルに相応しいメガネにしたいなー。このヒゲに似合うメガネってどんなメガネだろうね?」
妻「・・・」

あれ?
無視された?
華麗にスルーされた?
今流

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地域の夏祭りと子供達とヒゲの呪い

地域の夏祭りと子供達とヒゲの呪い

地域の夏祭りであった。

夏祭りと言っても、近年始まったお祭りであり、神事というよりは地域の交流会のようなイベントである。
このお祭りは、小学校とPTAが協力して毎年行われており、地域と町内会と子供達が交流する、地域にとってとても大切なイベントである。

今年も家族とこの地域の夏祭りにやって来た。
息子は小6になると、親とは別行動をしたがる。
これも成長か・・・。

なかなか写真を撮らせてくれない

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息子からの電話

昼間、突然自宅の電話が鳴った。
ナンバーディスプレイを見ると、知らない番号だ。
誰からだろう?

私は、普段あまり鳴ることの無い自宅の電話を、恐る恐る取った・・・。

電話の主は息子だった・・・。

私「もしもし?」
息子「あっ!えっと、父さんかな?」
私「ああ・・・、そうだが?どうした?突然?」
息子「あっ・・・。えっと・・・。母さんはいる?」
私「ん?あ、ああ・・・。ちょっと待っちょれ・・・。

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Anpanman Beginning.

1946年12月8日、一人の男が高知駅に降り立った・・・。
「真珠湾攻撃の日に戦地から故郷に戻るとはな・・・。皮肉なもんだな・・・。」
そう思いながら男は駅のホームを歩いた。

突然、冷たい風が吹き、男の体中凍えさせた。
「おおの・・・、冷いちや・・・」
南国土佐とはいえ、高知の冬は寒い。

男は体を擦りながら駅舎を出た。

そして男は愕然とした。
「な、なんじゃ!?こりゃ!?」

そこは一面の焼

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高知県におけるお受験

息子さん、いつの間にか小学6年生になってた訳で・・・。
ついこの間入学したばかりだと思っていたのに・・・。

さて、高知県で小学6年生になると周囲がざわついてくる訳で・・・。
高知県は、地方にしては珍しく「中学お受験」が盛んな土地柄なのです。
それも、私立の中高一貫校を目指す子供(というか、親)が多いのです。
偏差値教育が嫌いなので敢えて偏差値とかは言いませんが・・・
塾の先生や親が目指すのは、

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ぼくのおとうさん

ぼくのおとうさんは、おこりんぼです。
おしごとからかえってくると、いつもぷりぷりおこってます。
おこったおとうさんは、とてもこわいです。
ほんとうは、おかたずけをしない、ぼくがわるいんだ。
しいたけや、とまとがきらいな、ぼくがわるいんだ。
おとうさんは、おしごとがいそがしくてあそんでくれない。
おとうさんは、おじいちゃんとけんかばかりしている。
もっと、なかよくすればいいのにな。
だから、ぼくは、

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Naked Man is running!

どうしよう・・・
私は悩んでいた・・・
何故こんな事になってしまったのか・・・

いや、悪いのは自分だ。
誰かのせいにするのは良くない。
この結果を厳粛に受け止め、早急に対策を考えなければならない。

どうしたらいい?
自らが置かれた状況と、必要とするアウトプット、そしてそこから望まれるアウトカム・・・。
全てのあらゆる情報を頭に叩き込んだ・・・。
そして、40年以上蓄積された知識を総動員して、私

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プレイボーイとドン・ファンとオイラ

何気ない朝の風景・・・。
新聞に目を通すオイラ。
テレビから聞こえて来るニュース。
小学校に行くために、ニュースを聞きながら、急いで朝食を食べている息子さん。

毎朝繰り返される風景だ・・・。

朝食を終え、歯磨きをしながら、小学生へ行く準備をする息子。
そして、何の前触れも無く、唐突に質問をして来る息子・・・。
これもいつものことだ。

息子「ねぇ、ちちぃ、『プレイボーイ』ってなあに?」
オイラ

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火垂るの墓と共感覚

この前ね、小学六年生の息子と一緒に「火垂るの墓」をビデオで見たのね・・・。
教育の一環として見たんだけど、正直言うと、オイラ、このアニメは凄く凄く苦手なのね。
中学生の時に初めて見た時からとてもとても苦手なのです・・・。

何故なら、実はオイラ、他人がケガをして苦しんでたり、痒みで辛そうにしている姿を見ると、何故かオイラも体が痛くなったり、痒くなったりするのね・・・。

これ、「ミラータッチ共感覚

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生物G殲滅作戦「G計画」

息子「ニャー!!!!!!!」

昨夜、家中に息子の悲鳴が鳴り響いた。

くどいようだが、息子は霊長類ネコ科である。
家の中では「ニャーニャー」と言いながらゴロゴロしている。
しかも内弁慶気味で、外では決して「ニャーニャー」と言わない。

話を戻そう。
息子の悲鳴を聞いて、私は息子の元へと急いだ!

私「どうした!!!!????」

恐る恐るトイレの方を指さす息子・・・。
私はその方向に目を向けた・

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オイラと浅野忠信の物語 ~progress~

妻と息子がテレビを見ていた・・・。
途中からやって来た私には何の番組かはよく判らない・・・。

また、一人だけ仲間外れだ・・・。
寂しいな・・・。
何か話題が無いかな・・・。

そう思っていると、CMが始まった。

やった!

私は心の中で小さくガッツポーズをした!
テレビのCMには「浅野忠信」が映っていたのだ!

私「浅野忠信、オイラと生年月日同じなんだよね・・・」

おもむろに息子の顔を見ると

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時間の跳躍と宿題とイビキ

私「はっ!?」

私は慌てて時計を見た。
そして愕然とした。

私は食卓の椅子に座り、読書をしていた。
その時に目を閉じた一瞬、何か世界が揺らいだような感覚に陥ったのだ。
猛烈な違和感・・・。

過去にもあったこの感覚・・・。

まさかと思い、以前と同じように時計を見た、という次第だ・・・。

結論から言うと、目を閉じた一瞬で30分時間が経過していたのだ・・・。

・・・時間の跳躍・・・。

あり

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