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本屋家族

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「本屋で子育てをする」。 本屋で子連れ店番をすることもあれば、本のイベントに子供と出かけたり、知人の本屋に子供とでかける。 私たちは「本屋家族」です。 これは「本屋家族」の日記…
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#夏休み

ゆかい・痛快・かわいい!ロッタちゃん

みなさん「ロッタちゃん」というかわいいヒロインをご存知ですか?

ロッタちゃんは、『長靴下のピッピ』でも知られるアストリッド・リンドグレーンの作品で、世界中で愛されている4歳の女の子です。

ニイマン家の末っ子のロッタちゃんは、いつも不満でいっぱい。
 

こんなチクチクするセーター、いやだ!ベルベッドのワンピースがいい!! ―ベルベッドは日曜日に着るの。やわらかくていいでしょ? 

わたしだって

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自分の居場所は自分で見つけてほしい。その答えが「本屋」なら、うれしい。

自分の居場所は自分で見つけてほしい。その答えが「本屋」なら、うれしい。

私が主宰しているお茶の間の本屋「せんぱくBookbase 」は
子供たちは本を買っても買わなくても、無料でくつろぐことができます。

お金を持たない子供が来ても。
親に内緒でこっそり来ても。
追い返されることはありません。

もちろん、学校に行きたくないから、といって本屋で過ごすこともできます。

こういう話をすると、よく「じゃあもっとそういうことを伝えていったら?」と言われます。

でも、わざわ

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「お茶の間の本屋」が花の香りに包まれ、そして賑やかになった日。

「お茶の間の本屋」が花の香りに包まれ、そして賑やかになった日。

月25日は長女と私が終日店番。

せんぱく工舎の1階すべてがオープンした日でした。
レトロサイクル&キッチンさんはプレオープンとしてお知り合いの方を招いてのお披露目会、
星子スコーンさんでは「浴衣deスコーン」と題し、浴衣の人にはアイスキャンデーをプレゼント。
普段は出ない焼きそばやから揚げなどもあり、お祭りモード。

そして、日常モードの俵珈琲さんと、うちのせんぱくBookbase でした。

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赤い鼻の子にも、青い鼻の子にも、居場所はある。

赤い鼻の子にも、青い鼻の子にも、居場所はある。

だから、生きてほしい。と思う。

どうして、10代は親の指図や、教師の言い訳、クラスメイトの罵詈雑言に振り回されないといけないんだろう。そんなの、学生が終わったら何の役にも立たないのに。

私は、聞いてるふりして聞かない3年間を過ごしていました。
無理やり入らされた部活で「出ていけ」「辞めろ辞めろ」と言われ、
辞めたいと申し出たら辞めるな、と教師に言われ、
話の合わない親からは「あんたとおったら病

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恐怖の子連れ店番 ケース①

恐怖の子連れ店番 ケース①

涼しい風が吹くようになりましたが、まだ8月。ちょうどテレビでは心霊体験番組もやっているようですし、ここでちょっと、「本屋家族」でも身の毛もよだつ話しでもしようかな…と思います。

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……………それはまさに、昨日体験したことでした。
普段は子供を1人か2人、それも5歳か2歳の子を連れての店番が多いのですが、その日に限って夫は外出。義父母もリハビリ

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突撃!ちびっこ売りこみ隊に挑戦。

突撃!ちびっこ売りこみ隊に挑戦。

毎日続く猛暑。せんぱくBookbaseには7月27日にエアコンが入り、店内は快適になりましたが、一歩出るとむっとした空気に圧されます。
この炎天下のなか歩くのはつらいよなぁ、この時期は夕方以降が勝負なのかなぁ、なんて思いながら、8月5日は14時まで子連れ店番を行っておりました。

夏休みに入り、長女と次女を連れて店番する日が増えています。
俵珈琲さんでお気に入りの飲み物をオーダー。
長女がせんぱく

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