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no.36 エクササイズ
実行戦略を生み出すためにSWOT分析と呼ばれる有用な分析があり、その頭字語は、プロデュースの現在の強み、弱み、好機、および脅威を表しています。
(今まで私が説明しているように)あなたの目的、ビジネスの財務面、マーケティング、および6つの柱に関して、あなたの長所と短所として考えられるものについてはすべて気を付け書きとめておく必要があります。
また、プロデュースの機会(好機)と脅威と考えられるもの
no.34 実現 ― コーディネート(適応)
「コーディネート」の段階は、具体的な計画;プロデュースを実現するための実行戦略、を作成する段階だ。
「コーディネート」とは、パーツを組み合わせて調整し、全体として必要な調和を生み出すことだ。ファッションでは、モードや季節、シーンに合わせて、さまざまな衣服が機能的、視覚的に組み合わされている。色、質感、柄、型、サイズ、イメージなどに合わせて、パーツごとにコーディネートされる。
洋服だけでなく、バ
no.34 エクササイズ
稲盛一夫氏が描いた5層の円(21週目)を想像して、自分なりに描いてみよう。
プロデュースの目的・その構成図を自分なりに描いてみよう。
最初に描いた5層の円の上にプロデュースの目的を配置したら、ミッションステートメントの形でコミットメントステートメントを書こう。 (21週目のスターバックスのミッション ステートメントを参照)
no.32 発案 ― コミュニケート(アイディアの伝達)II
コンポーズ(構成)とコミュニケートの段階で必要な能力
発案/プレゼンテーションの2つの段階(コンポーズ&コミュニケート)で、プロデューサーが人間性に優れ、チームメンバーや利害関係者から信頼され、崇拝されていれば、それは理想的だ。しかし、そのような人はあまり多くない。よってそのような性格をプロデューサーに求めることは意味がない。
ここで申し上げておきたいのは、プレゼンテーションに必要な能力は、
no.32 エクササイズ
あなたのプレゼンテーションでは、どのような種類の反論が予想されるか? それらに対する適切な準備は何か?
会社の意思決定者にプレゼンテーションを行うとき、このプロデュースに関しての彼らのWinは何か?そして、あなたはそれに対して何を提供できるか?
このプレゼンテーションによって、上記の意思決定者からどのようなコミットメントを受け取りたいか?
● 最低限の
no.31 発案 ― コミュニケート(アイディアの伝達)II
反論への対応
ところが、プレゼンテーションに於いては、組織自体の内部で、2種類の否定的な力、反論を引き起こす力が発生する可能性がある。
一つは堺屋太一氏が「プロデュースの10段階法」で述べている。社員の視点はプロデュースの成功よりもプロデュースのしやすさに偏りがちなのが実情だということ。このため、プロデュースの生産コストが膨らみ、失敗に終わる。 (㊲)
「現実的にみれば、役所はそんなことはあ
no.30 エクササイズ
プロデュースに必要なすべての目標をもう一度リストアップし、それらを組み合わせよう。
プロデュースの最終的な戦略的目標を、社会的、実質的、および経済的目標の観点から、できるだけシンプルに述べよ。
社会的目標
実質的目標
経済的目標
no.29 発案 ― コンポーズ(構築)Ⅱ
さまざまな利害関係者への対応と目標設定
すでに説明したように、利害関係者にはそれぞれのWin:願望、そして解決すべき問題がある。
彼らにプロデュースのためのリソースを提供し続けてもらうためには、彼らにとってプラスになるストーリーを伝える必要がある。つまり、利害関係者が望んでいる何かをより明確な目標として述べる必要が出てくるわけだ。そして、それらを手に入れるための指針となる管理戦略は、彼らが理解で
no.28 エクササイズ
このプロデュースに必要なリソースを獲得するために検討すべき重要なパートナーと利害関係者は誰か?
上記の主要なパートナーと利害関係者のために必要な目標を述べよ。
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上記の目標に関連して、それらに関する特別な投資がなければ、プロデュースの期待される結果はどうなるだろうか?
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目標と期待される結果の間にギャップがある場
no.27 発案 ― コンポーズ(構築)Ⅱ
資源を獲得するための目標
ピケティの経済書「21世紀の資本」で説明されているように、金融資産、土地・建物、さらには様々なマネー ゲームへの投資のリターンが、商品やサービスの生産への投資のリターンよりも大きく認識される場合、世界の富裕層の富の多くが直接社会を改善するためのエネルギーとしては使われなくなる。
さまざまなリソース、特に世界の富を活用するためには、「リスクはあるが、利益率を含む成功の
no.26 エクササイズ
あなたのプロデュースに関して、それに対する投資戦略はどのようなものか?
あなたのプロデュースの管理戦略に関して、
あなたのプロデュースの、どこで戦い、どんな方法で勝つのかをもう一度述べよ。
「コストメリット」または「差別化」の考えにそってあなたの勝つ方法を説明せよ。それが差別化である場合、それは説明されている4つの差別化方法のうちどれか?
no.25 発案 ― コンポーズ(構築)Ⅱ
目的を達成するための道
次に、目的を達成するための道筋を明確にする必要がある。
私たちの周りには、人生における明確な目的の重要性についてや、(目的の)ビジョンは心の中で明確であるべきで、常にそれを意識する必要があるなどの教えがある。それが人生に成功し、幸せな人生を手に入れる鍵である。積極的に求めなければ何も得られない、というのである。
しかし、平均的な人は、時間を割いてこの教えを読んだり
no.23 発案 - コミュニケート(アイディアの伝達)I
主要パートナーへの発案/プレゼンテーション
キーパートナーへのプレゼンテーションは、構築された目的の有効性を確認した上で、理解しやすくし、ワラスの言うところのアイディアのデモンストレーションを完了することだ。
キーパートナーは、プロデュースを実現するために必要な人である。
実現の過程ではこのキーパートナーに目的を共有してもらいたい。
この発案の重要ポイントは、相手にその趣旨を受け入れて