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歴史を重んじよう

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人生の先輩。尊敬する先人の教えを学ぼう。
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災害関連死

災害関連死

災害関連死
大きな災害時(地震や津波等)の直接の被害は免れても、避難所又は施設等における生活等において死亡するケースである。様々な原因があるだろうが、避難生活(普段の生活環境から一転した劣悪な環境下)からのストレスなど、「救えたはずの命」とも言われている。阪神・神戸大震災時で教訓を得たので、各自治体で対応しているものの、上手く運んだケースもあれば、熊本地震時のように直接被害の犠牲者よりも関連死の方

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災害の行方

災害の行方

災害の行方
東日本大震災から13年の月日が経っている。まだ完全に復興が終わったわけではないが、津波や地震被害での復興に限れば、めどが立っていると聞いている。しかしながら、原発事故の処理には、いかんせん目途が立っていない、目に見えない、現代の科学(化学)では対処できないから未来へ託すそうだ。それまで「地球」に預かってもらうらしい。すごい言い訳論であり屁理屈だ。押し付けられる未来人も地球もたまったもん

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記憶を次の世代に

記憶を次の世代に

記憶を次の世代に
あっと言う間の29年。されど29年。名文句のようなセリフの片鱗だが、阪神・淡路大震災から、今年になって29年が経過している。毎年、神戸の東遊園地で「追悼のつどい」が開催されているが、この時期(1月)の明朝5時頃はかなり寒いのである。神戸は盆地でもあり、六甲山卸しが降り立って来るので、冬季は乾燥した冷気が身にしみるのである。

私も16年目に「つどい」に参加して位牌の名簿を見ていな

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決断と判断

決断と判断

「決断」と「判断」
元旦の自然災害を受け、2日にはヒューマンエラー、つまり何らかの人的ミスによって、羽田空港で民間航空機と海上保安庁の輸送機との衝突事故が起きたようだ。
羽田空港と言えば世界屈指の国際空港であり、離発着において分刻みで行われている煩累さにも関わらず、世界空港ランキングで2位などに入り込むことで有名である。

当然ながらこれだけの輸送能力をもちながらも、世界ランキングにも入るという事

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令和6年能登半島地震

令和6年能登半島地震

令和6年能登半島地震
元旦に大きな地震災害が発生した。今年の元日の1月1日は一粒万倍日とか天赦日とか最高の運気があり、初詣に行く人が最も多く、芸能人達もこぞって縁起の良いご縁を発表していたりするのだが、まさかの甚大的な災害が発生した。緊急アラームはもちろんのこと、各局テレビも全ての映像が切り替わり、各報道局も「解除」されるまで避難を呼びかけ続けた。

しかしながら、早々にこれらの報道に非難というか

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サービス業

サービス業

サービス業
一言でサービス業と言っても分類や種類、定義も様々であろうか。総じて販売に対する「接客」に関することだということは理解できるが、定義など教えてもらったことはない。観光業(ホテル)など接客が当たり前の業種だとわかりやすいが、〇〇サービスと付け加えるだけでサービス業なのだと定義付けられているようだ。

例えば医療サービス。お医者さんと患者さんとの関係だが、やはりビジネスの社会である。患者さん

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8月に思ふこと

8月に思ふこと

8月に思ふこと
6日に広島へ原爆投下、9日に長崎へ原爆投下、15日で終戦から78年の年月が経っている。亡くなった方々は膨大な数になるだろうが、その他にも各地で甚大な被害をもたらした大空襲があった。原爆だけでなく戦争被害というのは、計り知れない人的被害をもたらして、その影響は全世界に蔓延することに繋がっている。

今この時代に残念ながら戦争や紛争が起きている地域がある。戦争というのは自然災害ではない

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時流相応に適応していこう

時流相応に適応していこう

時流相応に適応していこう
さて新しい年を迎えて年頭所感の気持ちを持って、時流相応という言葉を残しましたが、この時流というのを国内外において具体的には何が起こっているのかを振り返ってみよう。

地球環境全体としては脱炭素化に向けた取組みでしょうか。この本質についてはCO2の削減、すなわち地球温暖化を食い止める為に、人類の行動が起因することから先進国を中心に技術力や知恵を使って、国民全体が積極的に取り

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