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詩・日記

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日々を徒然なるままに。自由に書いています。
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2022年11月の記事一覧

等々力渓谷とともに

等々力渓谷とともに

久しぶりに等々力渓谷を散策。
軽く歩けば汗ばむほどの気候でも、渓谷に踏み入れると一転。
スン、と背中から冷える空気が辺りに立ち込める。実際に渓谷内外では3〜4度ほどの気温差があるとのこと。
深い深い緑には、空の青や、建造物の赤が映えて、思わず何度も立ち止まって見渡したくなる。
鴨や白鷺に挨拶をして、苔の香りを楽しんで、葉がはらはらと舞う様子には移りゆく季節を感じ。
進めば、古墳〜奈良時代の横穴墓、

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満員電車の車窓から

満員電車の車窓から

我思う故に我あり
なんて言葉があるけれど
それはつまり、自分の意識があるから、自分というものを認識できているんだということだろう。
あれあれ、そんなに小難しい話では無いですよ。少しだけ、最後までお付き合いください。

動物としてただ呼吸をして摂取して排泄しているだけ、
そこに自己という概念がなければ、人を人たらしめているとは言い難い気がする。

途方もない広い宇宙と、地球。この世界。
世界と自分を

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青い春

青い春

何年も経ってから
ふっと気づくの
あの時代、あのとき、あそこには
ガラクタみたいな ごちゃごちゃした欠片を
本気で1番大切だと思って
本気で信じて守ろうとしてた者が大勢いた

私もその1人だったんだ
お金で買えないし
お金はいらなくて
大人にはわからないし
大人にわかって欲しくもなくて
ただ、ひたすら
宝箱にガラクタを集めて詰め込んだ

そして何年も経ってから
ふっと気づくの
また今日も誰かがガラ

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