マガジンのカバー画像

動物の問題

39
運営しているクリエイター

#ベジタリアン

京都ヴィーガングルメレポ〜食べながら大学の在り方についても考えた3泊4日【前半】

京都ヴィーガングルメレポ〜食べながら大学の在り方についても考えた3泊4日【前半】

京都はヴィーガンオプションがかなり普及しているらしく、「正直東京より便利」と以前他のヴィーガンの方から聞いたことがあります。とはいえわたしは「いやいや、ゆうて東京が一番便利でしょう」と思い、関東を出る可能性を考えていなかったのですが、せっかく関西に来たし、実際のところはどうなのか、京都ヴィーガン事情を検証してみました。

(文責:深沢レナ)

*大阪からの続きです。

1日目 大阪→四条河原町→洛

もっとみる
大阪ヴィーガングルメレポ〜たこ焼きからラーメンまで食べ尽くす2泊3日の旅

大阪ヴィーガングルメレポ〜たこ焼きからラーメンまで食べ尽くす2泊3日の旅

昨年からわたしたちと一緒に「動物問題座談会」をやっている関西在住の活動家・生田武志さんと、前々から「ヴィーガンの炊き出しをやりたいね」と話していたのですが、ついにお弁当という形で企画実現! 路上生活者の方へヴィーガン弁当を配るため、いざ大阪釜ヶ崎に!!! ・・・しかし、同時に、わたしたち自身が食べるのも大事だよね。ということで、大阪から京都まで、関西のヴィーガングルメを探求しにいきました。

(文

もっとみる
ヴィーガン・ベジタリアンの人権③「植物はかわいそうじゃないのかよ?」に答えます

ヴィーガン・ベジタリアンの人権③「植物はかわいそうじゃないのかよ?」に答えます

※②の続きです。

ヴィーガン・ベジタリアンへの偏見や不快な質問

——引き続きアンケートを見ていきます。

「実生活の中で偏見を持たれることや不快な質問されることありますか? 具体的なエピソードやセリフがあれば教えてください」という質問がありました。これに対して一番多かった回答は、皆さん薄々おわかりかと思いますが・・・

「植物はかわいそうじゃないんですか?」ですね。

「宗教と思われる」「変な

もっとみる
ヴィーガン・ベジタリアンの人権——アンケート調査結果② 知られていない苦悩編  【ゲスト:ASー動物の倫理と哲学のメディア】

ヴィーガン・ベジタリアンの人権——アンケート調査結果② 知られていない苦悩編  【ゲスト:ASー動物の倫理と哲学のメディア】

*①の続きです。

ヴィーガン・ベジタリアンの抱える苦痛
——ではアンケートの後半を見ていきましょう。

今も話が出たように、“偉そうな存在”みたいに見られがちなヴィーガンですけども、普段どれくらい我々ヴィーガンやベジタリアンが苦しんでるかということって、一般の人に全然知られていないと思うんです。今回はぜひ、わたしたちがどういったところで苦しんでいるのかを明らかにしていきたいと思います。

まず、

もっとみる
ヴィーガン・ベジタリアンの人権——アンケート調査結果① 悩みごと&トラブル編 【ゲスト:ASー動物と倫理と哲学のメディア】

ヴィーガン・ベジタリアンの人権——アンケート調査結果① 悩みごと&トラブル編 【ゲスト:ASー動物と倫理と哲学のメディア】

動物問題連続座談会第5回目。これまでさまざまな問題や運動の様子をみてきましたが、運動をやる上で、活動家のバーンアウト(燃え尽き)というものが大きな障害になっているということも見えて来ました。ヴィーガン・ベジタリアンは今の日本社会では超マイノリティ。その人権を向上させるということも、動物の運動を促進する上で重要なのではないか。それと同時に、ベジタリアンやヴィーガンに興味を持ちながらも実現できていない

もっとみる
世界の動物運動から①アメリカ編【ゲスト:アニマル・アライアンス・アジア】

世界の動物運動から①アメリカ編【ゲスト:アニマル・アライアンス・アジア】

動物問題連続座段階第4回目。今回は世界の動物運動を知るために、海外での活動経験豊富なアニマル・アライアンス・アジアの方々にゲストに来ていただきました。アメリカ、イギリス、カナダやアジア7カ国(+ちょっとスペイン)と、日本での活動を比較し、どういった運動が効果的か、日本にはどのような問題があるかなどを議論していきます。

※動画の内容を一部、加筆・修正しています。

アニマル・アライアンス・アジアの

もっとみる
ヴィーガン・ベジタリアン、もしくはそれらにご興味のある方へ、アンケート実施中です!

ヴィーガン・ベジタリアン、もしくはそれらにご興味のある方へ、アンケート実施中です!

日本でも少しずつヴィーガニズムが普及し、「ヴィーガン」という言葉もめずらしいものではなくなってきました。しかしながら、まだまだヴィーガンやベジタリアンにとって住みやすいとはいいがたいのが現状。今回は、ヴィーガンやベジタリアンの人権という観点から、動物運動の広め方を考えてきます。

動物問題連続座談会 視聴者募集※ヴィーガン・ベジタリアンや、それらを目指しているけど悩んでいる方限定。

2月1日(木

もっとみる
ずぼらヴィーガン飯レシピ7選 〜ヴィーガンだからといってサラダばっか食ってるわけじゃない。

ずぼらヴィーガン飯レシピ7選 〜ヴィーガンだからといってサラダばっか食ってるわけじゃない。

こんにちは。ずぼらヴィーガン無気力代表の深沢レナです。

ヴィーガンだというと、サラダばっか食ってると思われたり、超野菜好きだと勘違いされることがあるのですが、別にわたしはそんなに野菜好きではないです(ニンジンは好きだ)。なんかサラダとかシャキシャキしててテンション高いし、口に入れようとするとほっぺたにドレッシングつくし、洗ったり皮むいたりすんのダルいし…

じゃあ何食ってんの? というと、まぁ、

もっとみる
動物から考える社会運動⑥動物たちの現状を知る

動物から考える社会運動⑥動物たちの現状を知る

わたしたちはなぜハラスメント運動/野宿者支援をしながら動物の運動をするのか?——動物問題連続座談会の一回目第6弾。野宿者支援・労働運動など複数の問題に携わってこられた活動家の生田武志さん・栗田隆子さんをゲストにお呼びし、交差的な運動についての議論を深めていきます。

*記事化にあたり、動画の内容を加筆・修正しています。

現実の畜産とイメージの乖離——工場畜産と伝統畜産
——(司会:関)では次に、

もっとみる
動物問題連続座談会第1回 動物から考える社会運動―なぜわたしたちはハラスメント運動/野宿者支援をしながら動物の運動をするのか? ①動物問題への入り方

動物問題連続座談会第1回 動物から考える社会運動―なぜわたしたちはハラスメント運動/野宿者支援をしながら動物の運動をするのか? ①動物問題への入り方

大学のハラスメントを看過しない会は、大学におけるハラスメントの問題を発端に2020年に形成された団体ですが、実は立ち上げ当初から、この団体で動物の運動もやることを決めていました。なぜ、ハラスメントなどの人権問題が動物問題とも関係があるのか、その理由なども含め、野宿者支援・労働運動など複数の問題に携わってこられた活動家の生田武志さん・栗田隆子さんをゲストにお呼びし、交差的な運動についての議論を深めて

もっとみる
日本でヴィーガンがあんまり頑張らずに生き延びる方法〜食事編

日本でヴィーガンがあんまり頑張らずに生き延びる方法〜食事編

(文責 深沢レナ)

ヴィーガンとして生きていると、「どうしてヴィーガンになったの?」とよく聞かれます。わたしの場合、それはハラスメントの被害体験と密接な関わりがあるのですがここでは割愛。ヴィーガンに興味をもってくれる方も結構いるのですが、「ヴィーガンって何食べたらいいのかわからない」という声も聞くので、記事にまとめてみました。

ヴィーガン=「高い」?「オーガニック」?「キラキラ」?
ここ数年で

もっとみる