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松原市新図書館 / MARU。architecture
MARU。architectureの最新作、松原市新図書館にいった。とてもよかったので松原市新図書館の勉強スペースでそのまま思ったことをメモ。
まずこれは外観の様子。赤みを帯びたカラーコンクリートの塊が水の上に浮いている。新しい建物だと期待して向かったものの、たどりついてみると何十年も前からそこに存在していたような存在感に圧倒された。カラーコンクリートのムラがいい味を出している。高見ノ里駅から歩
悩みが紙くずになって、建築になって、鞄になったはなし / BAO BAOのデザイナー 松村光さんの話をきいて
このまえ、BAOBAOのデザイナーである松村光さんのレクチャーに参加した。AAFという関西のNPOが開催しているもので、今回はその松村光さんと建築家の平沼孝啓さん、ISSAY MIYAKEの社長を務めた太田伸之さんの3人による対談。服のブランドとかって、なんでこんなに高いのかがパッと見でわからなかったりしてこれまであんまり興味を持ってこなかったけど、服をデザインする松村さんの思考や人生に触れると途
もっとみるあなたはモノではなく出来事です/『時間は存在しない』という本をよんで
「ぼくはいつ死ぬのだろうか」
と、幼少期に1人、ベットで怖がったことがある。というのはよくある話で。そんな幼少期から時を経て、そもそも
「自分ってモノじゃなかったんだ」
ということを学んだ。
こんなファンキーな世界観(というか現実なのだけれど)を教えてくれたのはカルロ・ロヴェッリというループ量子重力理論の研究者が書いた『時間は存在しない』という1冊の本だった。
そもそも前回の投稿で書いた