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マキシマリストのミニマリズム入門

ミニマリスト全盛のこの時代、肩身狭く、全身全霊でマキシマリストをやらせてもらっております。シンプルで丁寧な暮らしも良いけれど、雑多なものから生まれ来るハーモニー、多様性、偶発性に心を奪われてしまう心の持ち主です。無印良品よりもヴィレッジ・ヴァンガード。ヴィレヴァン発祥の地、名古屋生まれの細胞が全身で疼いてしまうのです。

そんな私ですが、2022年も終了したということで、昨年末に一世一代の大掃除をさせて戴きました。

その過程を通して、恥ずかしながらも、ようやっとわかってきた、ものの片付け方、整理の仕方について、その3原則をここに記述させていただきます。

モノを片付けるときの3原則
1. そもそものモノの数を可能な限り減らす
2. 全てのモノにニュートラルポジションを与える
3. 新参モノのために余白を開けておく

何を今更な。小学生でも知ってるワイ。と言われそうなことですが、いつでも立ち返れる基本則を持っておくことは大切です。

というか、モノの片付けだけでなく、例えば仕事でタスクの荒波に飲まれている時でも、この原則に立ち返れば、熟練サーファーのようにその波の中をくぐり抜けられることでしょう。

タスクの荒波を切り抜けるための手順
0.タスクを列挙する
1.まとめられるタスクをまとめる。
 (そもそものタスクの数話を減らす。)
2.タスクを性質ごとに分類する。
 ※急ぎ⇆急ぎじゃない、重要⇆些細 など
3.緊急で別の仕事が入っても業務に支障がない
 ような作業手順でタスク処理の優先順位を決める

そんなわけで、三十路を迎えつつある最近になってはじめて、自分の部屋も思考も整理され始めた今日このごろでございます。

(タスクの整理にはTrelloというアプリを使っています。めちゃくちゃ便利なのでかなりオススメです。無料だし。)

と、いうことで、部屋がものに溢れているマキシマリストの私も、たくさん断捨離をして、心洗われた年末年始となりました。(45Lのゴミ袋20袋分くらい断捨離したのに、依然として部屋がものに溢れかえっている我が家の恐ろしさ…を一方で痛感しておりますが…)空いた部屋のスペースを眺めて、ここにあれを置いてみたいな、と、気を抜くと溢れ出す己のヴィレッジ・ヴァンガーディズムに押し殺されそうになりますが、2023年はエントロピー増大の法則に負けず、整理整頓された室内環境を保ち続けたいと心に誓った年末年始になりました。

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