ライフステージが変わってもキャリアを諦めない!チャレンジを続ける女性エンジニア
株式会社メンバーズ DevOpsLead (デブオプスリード)カンパニー 採用担当の柿谷です。
当社には、色々な個性・タイプの仲間が在籍しています。
社員インタビューでは、今までのキャリア、入社理由、やりがい...エピソードなど詳しくご紹介していきます!
小関 有香さん(@北海道)
プロフィール:経歴
2021年10月、デブオプスリードカンパニーへ中途入社。生まれも育ちも北海道札幌市、現在も地元からフルリモートワーク中。
脳出血の後遺症で身体障害・高次脳機能障害がある夫と二人暮らしで、福祉サービスをフル活用し在宅介護をしながら就業中。
現在は社内の生成AIプロジェクトに参画しRAG環境構築に取り組んでいる。
- エンジニアとしての経歴を教えてください
大学時代の夢は弁護士。「自分が楽しめる仕事」を選んだ結果、エンジニアの道へ
大学時代は法学部で弁護士を目指しましたが、司法試験制度変更で進学費用が必要に。卒業後は、コールセンターでアルバイトを続ける中、情報システムに興味を持ち、独学でプログラミングを学びSIerに就職。
そして、法曹の道よりエンジニアとしての道を選択し、AIベンチャー企業で機械学習エンジニアとして経験後、当社に入社しました。
- AI領域に興味を持ったきっかけは?
私が興味を持ったのは、NHKのテレビ番組『人間ってナンだ?超AI入門』を偶然見たことです。この番組では、日本の人工知能研究の第一線で活躍されている、日本ディープラーニング協会(JDLA)理事長の松尾豊先生がAIの仕組みを説明してくれました。
その後、2017年に日本ディープラーニング協会が実施するAI検定試験「G検定」を知り、2018年に第2回目の試験に合格しました。合格後は、JDLAのG検定・E資格両試験の合格者コミュニティ「CDLE」のメンバーとして運営にも関わっています。
※G検定
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験
※「CDLE(シードル)」
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、G検定・E資格の合格者のみが参加できる、5万人を超える日本最大のAIコミュニティ
- 現在の業務を教えてください
インフラチームリーダーを経て、現在は生成AIプロジェクトに参画中
顧客企業でのインフラチーム立ち上げ支援やデータ基盤構築、業務改善を経験し、最近は通信会社のWebサービス開発プロジェクトでインフラチームリーダーを務めました。そこでは、Firebase(モバイルおよびウェブアプリ開発プラットフォーム)を使用するプロジェクトに参加し、セキュリティや運用、CI/CDの構築を担当しました。
現在は顧客案件から離れ、社内のAIプロジェクトに参加し、RAG環境の構築に取り組んでいます。このサービスは将来的に顧客に提案する予定ですが、現在はPoC段階で、クライアント案件とは異なる楽しさを感じながら業務を行っています。
- 入社のきっかけや決め手を教えてください
フルリモート勤務で介護と仕事を両立しながら、”新しい分野に挑戦できる”環境だと感じ入社
デブオプスリードと出会ったのは、夫の介護と仕事の両立に悩んで前職を辞めた頃でした。
介護福祉関連の手続きが整い、十分なサポートを受けられるようになった時期に、自分のキャリアについて真剣に考えるように。エンジニアとして、新たな分野に挑戦することと、既存のスキルを伸ばすことのバランスを取りたいと思っていた時に、当社のDevOpsエンジニアの求人情報を見つけました。
以前からDevOpsに関心があり、業務でもそのような役割を担当していた経験はありましたが、改めてDevOpsの考え方に触れることで、組織的な業務フローの改善やシステム開発の改善に本格的に取り組みたいという気持ちが強くなりました。そして、カンパニー社長である廣石さんや他のメンバーとの面接を通じて、DevOpsを推進し、エンジニアたちがより充実した働き方を実現したいという共通の思いにとても共感し、入社することを決めました。
また、デブオプスリードは”日本全国からエンジニアを同じ条件で採用・育成する”ことを目指しており、フルリモート勤務も可能であり、在宅介護を必要とする私にとっては大きなポイントでした。さらに、カンパニーがまだ新しく、自分たちで会社を育てていく過程にワクワク感を感じ、入社を決めるに至りました。
-入社して成長を感じた経験を教えてください
インフラ領域のスキルを学習と実務で習得、組織運営にも積極参加
メンバーズグループは、東証プライム上場企業である約3,000人規模の会社ですが、実際のカンパニーとしては約40名(2024年3月現在)。誰でも組織運営に参加し、立場に関係なく意見交換やアイデアの提案ができる環境です。ここでは、自分たちで会社を育てているという実感を持つことができます。
技術的な面では、私は以前までインフラ領域の経験が浅かったため、入社後はAWSの資格取得などの体系的な学習と実務の経験を両輪で積み重ねてきました。私の担当は、要件定義やシステムアーキテクチャの設計など、主に上流工程が中心でした。
しかし、構築に関しては、設計の段階で他のメンバーに引き継ぐことが多く、実務経験としては少なくなりました。そのため、今後はインフラ設計や環境構築、プログラミング、そして運用まで一貫して関わる案件に携われることを楽しみにしています。
- デブオプスリードで働くメリットは何だと思いますか
大手企業とベンチャー企業の良いとこ取り!自分次第で成長できる学びの文化と環境
個人的に感じているメリットは、以下の通りです。
上場企業とベンチャー企業の良いところが融合し、働きやすい環境が整っている
フルリモート勤務でありながら、介護や子育てとの両立がしやすく、相談もしやすい環境
カンパニー社長がエンジニア出身であり、自身のキャリアに関する相談ができる
「DevOpsLab※」という時間が確保されており、学びやナレッジの共有が推奨されている
メンバーズグループには様々なカンパニーがあり、テックイベントや勉強会への参加が自由で、「ギルド※」に参加することで他職種の知識も得ることができる
※ 「DevOpsLab」
毎週金曜日の午後はエンジニアのスキルアップの時間として確保しています。業務に必要な知識やスキルを習得するための時間として、DevOps専門教育、社員間でのナレッジ共有やチーム間でのノウハウ共有、個人で習得したい技術の追求等、エンジニアが継続的にスキルを伸ばせる環境を整えています。
※「ギルド」
部署や拠点の垣根を超えて職種ごとに社員が交流し、スキルアップを目指すための仕組みとして生まれた職種別コミュニティ。勉強会や外部講師を招いたセミナー開催などを通じて、各職種に求められる専門知識を深めています。勉強会やセミナーはオンラインで参加可能です。
-今後の目標を教えてください
“DevSecOps”や”MLOps”といった領域の知見も習得し、もっとお客様のニーズにフィットした提案をしていきたい
これまでの経験から得た知識や技術は、まだ深く理解していない状態だと感じているため、今後は深い知識を身につけていきたいです。引き続き学びと実務の両輪でスキルを向上させ、周りのメンバーにもナレッジやノウハウを共有していきたいです。
また、周辺分野である”DevSecOps”や”MLOps”などにも強くなって、様々な環境に応じた提案ができるようになりたいと考えています。
▼応募者へメッセージ
デブオプスリードカンパニーは、安定志向や個人での作業を好む方には向かないかもしれません。
しかし、DevOpsに興味があり、Webインフラの設計や構築に取り組みたい方、変化を楽しむ方、好奇心旺盛な方、自らの知識や技術を向上させたい方、そしてチームとして成果を上げることが好きな方にとっては最適な環境です。
DevOpsLeadカンパニーでは、仲間を募集しています
DevOpsLeadカンパニーでは、急成長の組織を一緒に支えてくれる仲間を募集しています。
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まずはカジュアル面談でお話ししましょう。
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