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This is startup - 契約はプログラムのようなものだ。
【要約】
はじめに僕の専門は今でも「特許」であるが、スタートアップにジョインしてからは契約に触れる機会が激増した。
特許を見ない日はあっても、契約を見ない日はない。
これは至って自然なことである。
スタートアップには技術アセットがないのであるから、業務委託契約や雇用契約まで含めて考えると、契約を起点として技術開発が進む。
そのため、知財家が契約を見ることのROIが大企業のそれよりも大きくなり易
後記「第4回 特許の鉄人(第2試合発明者)」(株式会社知財塾)
サマリ【他の登壇者】
出場者:室伏 千恵子 先生(きのか特許事務所 代表弁理士/株式会社きのからぼ 代表取締役)
出場者:金子 愛子 先生(弁理士法人サンクレスト国際特許事務所 弁理士・知財アナリスト)
審査員:田村 良介 先生(ライトハウス国際特許事務所)
審査員:佐竹 星爾 先生(IPTech弁理士法人 / Smart-IP株式会社)
審査員:綾木 健一郎 先生(磯野国際特許商標事
This is startup - IPランドスケープはスタートアップに何をもたらすのか?
【要約】
はじめに2024年度から2年間にわたって、INPIT(独立行政法人 工業所有権情報・研修館)が行う「IPランドスケープ支援事業」の委員を拝命した。
正直に言うと、僕は、「IPランドスケープ」という言葉を避けてきた。
少なくとも「その言葉」の必要性を今もなお感じていない。
一方、情報の調査と分析は、スタートアップに限らず、事業活動に貢献するための最重要スキルであることは間違いない。
This is startup - 「特許明細書」と「プレスリリース」の一致点と相違点
【要約】
はじめにPRTIMESのユーザ向けに開催された勉強会に参加した。
勉強会は、2部構成だった。
第1部「座学」では、伊東正樹さん(ソーシャル・エンライトメント(株)代表取締役)から、プレスリリースだけでなく、広報全般のある種の理想形を座学で学んだ。
第2部「ワークショップ」では、取材を受ける側(企業)と取材する側(メディア)に分かれて、受講生同士で、自分の紹介を他人に伝えることの難し
知財業界での教育(弁理士の日記念ブログ企画2024)
【要約】
はじめにこの記事は、「ドクガク」さんが弁理士の日に合わせて企画されている「弁理士の日記念ブログ企画」のために執筆したものである。
まだまだ人に教える程の事を成し遂げていないと思う一方で、自分の知見が世のためになるならば惜しみなく出していきたい。
そもそも、このブログを始めるときに思ったことでもある。
「知財業界での教育」というテーマは今の自分にはまだ重いものであるが、「出せば何か
後記「スタートアップの知財責任者が語る「大企業とのオープンイノベーションのリアル」」
【要約】
サマリ東京都とのご縁で、東京都主催の知財イベントに登壇することになった。
告知文は、次のとおりだ。
「スタートアップx知財xオープンイノベーション」という大好物のお題を頂き、生の声をお届けすることが、今の僕が提供可能な社会価値が最大化できるだろうと考えた。
そこで、僕も設立当初から参画しているスタートアップコミュニティ「suIP」からオープンイノベーションの現場に浸かっているメン
後記「創業・スタートアップ企業の推進力(つながる特許庁 in 仙台)」
【要約】
サマリ特許庁からのオファーで「つながる特許庁 in 仙台」に登壇させて頂く機会を得た。
イベントのテーマは、「創業・スタートアップ企業の推進力」だ。
創業前から支援していたスタートアップにジョインした自分にとって、創業期のスタートアップは、自分の提供価値が最も出せるセグメントだと思っている。
経験からたどり着いた「広義の知財」。
知財の枠を広げたときに、企業活動にいかに知財感をトッ
後記「弁理士会セミナー This is startup もしも、創業期のスタートアップに弁理士が参画したら」
【要約】
サマリ日本弁理士会の研修講師を初めて務めた。
お題は、「This is startup もしも、創業期のスタートアップに弁理士が参画したら」。
テーマは、スタートアップのリアルだ。
日頃、「同業者に時間を使って頂く価値のある話はあんまりないんだよなー」と思っていて、弁理士会の研修講師って柄じゃないと自認しているのだが、同期合格の友人でもある飯村弁理士(ふたば大樹知的財産事務所)からの
2023年の振り返り
【2023年の漢字】 人2023年を漢字一文字で表すとすれば「人」である。
いろんな人に会った。
自分という人を発信した。
「人」への意識を意図的に強めた一年であった。
バリューを振り返る2023年は、次の3つのバリュー(行動指針)を打ち立てた。
まずは、これを振り返ってみよう。
1 BEST EFFORT
【評価】★★☆
年始には想像もしなかったのだが、広報責任者になった。
右も左