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ひそひそ話するから来て。

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記事一覧

社会人2年目最初の仕事は回復職。

 社会人2年目で最初に任された仕事は、稀にすら見ないほど大炎上しているプロジェクトのリーダーでした。この案件のリーダーという名の犠牲者は、私で3人目になります。 …

daik
7日前
3

自分に厳しく社会に優しい社内会議とか色々。

2023年度、年度末。 社会人1年目が終わりました。 この1年を思い返してみると、 めまぐるしくて大変で、 先輩たちに色々迷惑をかけて助けてもらって、 でも少しだけ成長で…

daik
4か月前
3

失敗リアルタイムアタック

 社会人になって初めての年末。多くのことを学び、成長できた1年になったと同時に、多くのことで失敗した1年でもありました。選ぶ側から選ばれる側に変化したことで、考え…

daik
7か月前
2

あなたは洗濯をするために生きているのではないんです。

最近地元の友人たちと飲みに行った時に、友人の1人からこんな事を言われました。 「洗濯機買うために他の家電を2ヶ月我慢したこと、私の職場でネタになってるよ」 こんに…

daik
8か月前
5

多様性のパラドックス

 最近友達が言っていました。 「多様性って言葉嫌いなんだよね、多様性を認めろっていうけどさ、"多様性を認めない人"のことは認めないじゃん。一貫してない。」 つまり、…

daik
9か月前
1

その結果どんな人格になろうとも、私は未来の私を信頼できる

 あれはいつ頃だったか忘れてしまったけれど、友達と夜にドライブしながら、どんな人になりたいかについて話したことがありました。人格とか人生とか、抽象度が高い話って…

daik
10か月前
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国際通りのネギ背負った鴨

最近会社の同期と那覇市国際通りの近くで飲み会がありました。予約したお店には現地集合することになり、時間に多少のゆとりを持ってお店に向かっている道中、1人の外国人…

daik
10か月前
3

性的境界線をハッキリさせる方向へと、世の中は舵を切りました。

男のくせに。女の子なんだから。 今の若者は。大人なのに。 常識という枠組みがあって、逃げた者はフレームアウト認定。多様性は一向に進む気配がなく、何かの枠組みには…

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1年前
2

現代の億万笑者になるための新生活

 新社会人になり、一人暮らしがスタートして3か月が経ちました。朝9時頃に出社して、慌ただしく過ぎる8時間。そのあと家でご飯作って勉強してアニメ観るか小説読んで寝る…

daik
1年前
4

努力量が上位1%の塾で働いた経験

「風を掴めばブタでも空を飛べる」 ある記事の見出しが目にとまった。中国の大手総合家電メーカーのCEOが言った言葉だった。飛び込む環境を見極めろというメッセージが伝わ…

daik
1年前
11

ある時から夏が好きになった

夏が嫌いだった。暑いからすぐ汗かくしアイス溶けるし。加えて虫が多いし。 温暖湿潤気候っていう我らながらに魅力的な季節の移り変わりの中で、唯一好きじゃない季節。だ…

daik
1年前
3

死に至る生を恐れているの

2011年3月 今でも強烈に、はっきりとその光景を覚えている。 当時小学5年生。 小学校もほとんど終わりに差し掛かり、その日は部活動も無く至って普通の日だった。先生達は…

daik
1年前
3
社会人2年目最初の仕事は回復職。

社会人2年目最初の仕事は回復職。

 社会人2年目で最初に任された仕事は、稀にすら見ないほど大炎上しているプロジェクトのリーダーでした。この案件のリーダーという名の犠牲者は、私で3人目になります。

こんにちは、だいきです。

 歴史が長く、歴戦の猛者も多くいるIT企業に勤めているのですが、そんな彼らすら口を揃えてこう言います。

 失敗に失敗を積み重ね、これ以上無いほどに炎上している某プロジェクト。見積もりから抜け漏れが多く、お客

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自分に厳しく社会に優しい社内会議とか色々。

自分に厳しく社会に優しい社内会議とか色々。

2023年度、年度末。
社会人1年目が終わりました。
この1年を思い返してみると、
めまぐるしくて大変で、
先輩たちに色々迷惑をかけて助けてもらって、
でも少しだけ成長できた部分もあって、
そんなあれこれをちょっとだけ、
振り返ってみます。

こんにちは、だいきです。

2023年の4月から、
とあるIT企業で働くことになりました。
配属は公共領域のコンサルSE。
主に国や県、自治体がお客さんです

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失敗リアルタイムアタック

失敗リアルタイムアタック

 社会人になって初めての年末。多くのことを学び、成長できた1年になったと同時に、多くのことで失敗した1年でもありました。選ぶ側から選ばれる側に変化したことで、考えるべきことも変わってきたような気がします。手厚い研修とOJTを受け、秋ごろから大きなプロジェクトで実際的なプロジェクトリーダーを任されたこともあり、とても濃い1年だったなという感想です。今回はそんな2023で学んだことをサクッと振り返って

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あなたは洗濯をするために生きているのではないんです。

あなたは洗濯をするために生きているのではないんです。

最近地元の友人たちと飲みに行った時に、友人の1人からこんな事を言われました。
「洗濯機買うために他の家電を2ヶ月我慢したこと、私の職場でネタになってるよ」

こんにちは、だいきです。

 どうやら私は、友人の職場(保育園)の方々に認知されているようです。一方的に認知されているというのは、少し小っ恥ずかしいですね。
 他の投稿で少し話題に上げたのですが、一人暮らしを始めたばかりの頃、私はドラム式洗濯

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多様性のパラドックス

多様性のパラドックス

 最近友達が言っていました。
「多様性って言葉嫌いなんだよね、多様性を認めろっていうけどさ、"多様性を認めない人"のことは認めないじゃん。一貫してない。」
つまり、多様性を認めない人という存在も含めて多様性であり、その時点で自己矛盾。
そう指摘したかったわけです。

 でもね、私はそうは思わない。
 多様性って全ての人を許容しようという話ではないから。極端な話、多様性の重要さを主張している人たちが

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その結果どんな人格になろうとも、私は未来の私を信頼できる

その結果どんな人格になろうとも、私は未来の私を信頼できる

 あれはいつ頃だったか忘れてしまったけれど、友達と夜にドライブしながら、どんな人になりたいかについて話したことがありました。人格とか人生とか、抽象度が高い話って言語化するのが超絶大変ですよね。言いたいことが口から出てきてくれないのなんで。口内イップスになってるかも。

初めまして、だいきです。

 最近ふと、「普通の人になりたい」って言ってたことを思い出しました。18歳あたりから言ってたと思います

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国際通りのネギ背負った鴨

国際通りのネギ背負った鴨

最近会社の同期と那覇市国際通りの近くで飲み会がありました。予約したお店には現地集合することになり、時間に多少のゆとりを持ってお店に向かっている道中、1人の外国人に声をかけられました。
Hey bro.
Do you speak English??

初めまして、だいきです。

 私は良くも悪くも人に話しかけられやすい体質のようで、色んなところで声をかけられたり、店員さんとよく雑談したりするんです。

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性的境界線をハッキリさせる方向へと、世の中は舵を切りました。

性的境界線をハッキリさせる方向へと、世の中は舵を切りました。

男のくせに。女の子なんだから。
今の若者は。大人なのに。

常識という枠組みがあって、逃げた者はフレームアウト認定。多様性は一向に進む気配がなく、何かの枠組みにはめ込まなきゃ落ち着かない人々が散見される。
Z世代といえば「多様性」
多くの人が聞いたことあるであろうこの連想ゲームは、ただの幻想なんじゃないかって、思う。

 教育の分野にしばらく脚をつけていた影響で、理解するとは何かについて理解するた

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現代の億万笑者になるための新生活

現代の億万笑者になるための新生活

 新社会人になり、一人暮らしがスタートして3か月が経ちました。朝9時頃に出社して、慌ただしく過ぎる8時間。そのあと家でご飯作って勉強してアニメ観るか小説読んで寝る、をただひたすらに繰り返しています。停滞が退化である社会で、良くも悪くも安定していて、落ち着く堕ちを感じながらも、新しい環境に身を委ねています。最近家に友達を招き入れた時に、靴箱の上に炊飯器を置いていることにビックリされました。今はまだキ

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努力量が上位1%の塾で働いた経験

努力量が上位1%の塾で働いた経験

「風を掴めばブタでも空を飛べる」
ある記事の見出しが目にとまった。中国の大手総合家電メーカーのCEOが言った言葉だった。飛び込む環境を見極めろというメッセージが伝わってくる。

学生時代の4年間、私はとある大学進学塾でチューターとして働いていた。アルバイトを始めた当初は生徒数も少なくて、合格実績もあまり高くなくて、スタッフ全員でこれはどうにかしなければってミーティングしていく中で、校舎長がこう切り

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ある時から夏が好きになった

ある時から夏が好きになった

夏が嫌いだった。暑いからすぐ汗かくしアイス溶けるし。加えて虫が多いし。
温暖湿潤気候っていう我らながらに魅力的な季節の移り変わりの中で、唯一好きじゃない季節。だからたまに話題に上がる「好きな季節」には答え方に困ったもので、結局「夏以外が好き」って言ってた。

春が好き。新生活が始まる。
変化にワクワクする性格だから、新生活の代名詞たるこの季節を好ましく思う。微かな期待と不安による緊張感が、日常に混

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死に至る生を恐れているの

死に至る生を恐れているの

2011年3月
今でも強烈に、はっきりとその光景を覚えている。
当時小学5年生。
小学校もほとんど終わりに差し掛かり、その日は部活動も無く至って普通の日だった。先生達はそこはかとなく焦っていたように今では思う。
いつものように夕暮れが綺麗な田んぼ道を通って家に帰った。
公園で遊ぶ約束で頭いっぱいの私は、投げるようにランドセルを置いてすぐに玄関を出ようとした。
「だいきちょっと来なさい。これ見なさい

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