daik

ひそひそ話するから来て。

daik

ひそひそ話するから来て。

最近の記事

自分に厳しく社会に優しい社内会議とか色々。

2023年度、年度末。 社会人1年目が終わりました。 この1年を思い返してみると、 めまぐるしくて大変で、 先輩たちに色々迷惑をかけて助けてもらって、 でも少しだけ成長できた部分もあって、 そんなあれこれをちょっとだけ、 振り返ってみます。 こんにちは、だいきです。 2023年の4月から、 とあるIT企業で働くことになりました。 配属は公共領域のコンサルSE。 主に国や県、自治体がお客さんです。 今年度は3つのプロジェクトに参加し、 内2つはプロジェクトリーダーを任されま

    • 失敗リアルタイムアタック

       社会人になって初めての年末。多くのことを学び、成長できた1年になったと同時に、多くのことで失敗した1年でもありました。選ぶ側から選ばれる側に変化したことで、考えるべきことも変わってきたような気がします。手厚い研修とOJTを受け、秋ごろから大きなプロジェクトで実際的なプロジェクトリーダーを任されたこともあり、とても濃い1年だったなという感想です。今回はそんな2023で学んだことをサクッと振り返ってみたいと思います。 こんにちは、だいきです。  研修を受けたり、先輩方からア

      • あなたは洗濯をするために生きているのではないんです。

        最近地元の友人たちと飲みに行った時に、友人の1人からこんな事を言われました。 「洗濯機買うために他の家電を2ヶ月我慢したこと、私の職場でネタになってるよ」 こんにちは、だいきです。  どうやら私は、友人の職場(保育園)の方々に認知されているようです。一方的に認知されているというのは、少し小っ恥ずかしいですね。  他の投稿で少し話題に上げたのですが、一人暮らしを始めたばかりの頃、私はドラム式洗濯機を買うことと引き換えに「冷蔵庫」「電子レンジ」「炊飯器」無しの生活を2ヶ月過ご

        • 多様性のパラドックス

           最近友達が言っていました。 「多様性って言葉嫌いなんだよね、多様性を認めろっていうけどさ、"多様性を認めない人"のことは認めないじゃん。一貫してない。」 つまり、多様性を認めない人という存在も含めて多様性であり、その時点で自己矛盾。 そう指摘したかったわけです。  でもね、私はそうは思わない。  多様性って全ての人を許容しようという話ではないから。極端な話、多様性の重要さを主張している人たちが「人を殺めてしまう人も許容しよう」とまで思っているでしょうか。 文脈を読まずとも

        自分に厳しく社会に優しい社内会議とか色々。

          その結果どんな人格になろうとも、私は未来の私を信頼できる

           あれはいつ頃だったか忘れてしまったけれど、友達と夜にドライブしながら、どんな人になりたいかについて話したことがありました。人格とか人生とか、抽象度が高い話って言語化するのが超絶大変ですよね。言いたいことが口から出てきてくれないのなんで。口内イップスになってるかも。 初めまして、だいきです。  最近ふと、「普通の人になりたい」って言ってたことを思い出しました。18歳あたりから言ってたと思います。いやもともと普通の人なんだけれど、もっと普通に成りたい。夏にユニクロのエアリズ

          その結果どんな人格になろうとも、私は未来の私を信頼できる

          国際通りのネギ背負った鴨

          最近会社の同期と那覇市国際通りの近くで飲み会がありました。予約したお店には現地集合することになり、時間に多少のゆとりを持ってお店に向かっている道中、1人の外国人に声をかけられました。 Hey bro. Do you speak English?? 初めまして、だいきです。  私は良くも悪くも人に話しかけられやすい体質のようで、色んなところで声をかけられたり、店員さんとよく雑談したりするんです。そんな私を見て「なんで?」と友達に聞かれることがありました。イケメンじゃないし低

          国際通りのネギ背負った鴨

          性的境界線をハッキリさせる方向へと、世の中は舵を切りました。

          男のくせに。女の子なんだから。 今の若者は。大人なのに。 常識という枠組みがあって、逃げた者はフレームアウト認定。多様性は一向に進む気配がなく、何かの枠組みにはめ込まなきゃ落ち着かない人々が散見される。 Z世代といえば「多様性」 多くの人が聞いたことあるであろうこの連想ゲームは、ただの幻想なんじゃないかって、思う。  教育の分野にしばらく脚をつけていた影響で、理解するとは何かについて理解するために多くの時間を費やしてきました。学生時代は予備校でアルバイトとして働き、分かり

          性的境界線をハッキリさせる方向へと、世の中は舵を切りました。

          現代の億万笑者になるための新生活

           新社会人になり、一人暮らしがスタートして3か月が経ちました。朝9時頃に出社して、慌ただしく過ぎる8時間。そのあと家でご飯作って勉強してアニメ観るか小説読んで寝る、をただひたすらに繰り返しています。停滞が退化である社会で、良くも悪くも安定していて、落ち着く堕ちを感じながらも、新しい環境に身を委ねています。最近家に友達を招き入れた時に、靴箱の上に炊飯器を置いていることにビックリされました。今はまだキッチン家電用の棚を買えていませんが、目星はつけているので何の問題もありません。ド

          現代の億万笑者になるための新生活

          努力量が上位1%の塾で働いた経験

          「風を掴めばブタでも空を飛べる」 ある記事の見出しが目にとまった。中国の大手総合家電メーカーのCEOが言った言葉だった。飛び込む環境を見極めろというメッセージが伝わってくる。 学生時代の4年間、私はとある大学進学塾でチューターとして働いていた。アルバイトを始めた当初は生徒数も少なくて、合格実績もあまり高くなくて、スタッフ全員でこれはどうにかしなければってミーティングしていく中で、校舎長がこう切り出したのを覚えてる。 「頑張るのが当たり前の環境を作っていこう。」 それをどうや

          努力量が上位1%の塾で働いた経験

          ある時から夏が好きになった

          夏が嫌いだった。暑いからすぐ汗かくしアイス溶けるし。加えて虫が多いし。 温暖湿潤気候っていう我らながらに魅力的な季節の移り変わりの中で、唯一好きじゃない季節。だからたまに話題に上がる「好きな季節」には答え方に困ったもので、結局「夏以外が好き」って言ってた。 春が好き。新生活が始まる。 変化にワクワクする性格だから、新生活の代名詞たるこの季節を好ましく思う。微かな期待と不安による緊張感が、日常に混ざり込むようなあの感覚が好き。嫌われないかと怖がりながらも、仲良くなりたいと近づ

          ある時から夏が好きになった

          死に至る生を恐れているの

          2011年3月 今でも強烈に、はっきりとその光景を覚えている。 当時小学5年生。 小学校もほとんど終わりに差し掛かり、その日は部活動も無く至って普通の日だった。先生達はそこはかとなく焦っていたように今では思う。 いつものように夕暮れが綺麗な田んぼ道を通って家に帰った。 公園で遊ぶ約束で頭いっぱいの私は、投げるようにランドセルを置いてすぐに玄関を出ようとした。 「だいきちょっと来なさい。これ見なさい。」 きっとあの時だけだったかもしれない。 叱られるわけでも、機嫌が悪いわけでも

          死に至る生を恐れているの