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あなたは洗濯をするために生きているのではないんです。

最近地元の友人たちと飲みに行った時に、友人の1人からこんな事を言われました。
「洗濯機買うために他の家電を2ヶ月我慢したこと、私の職場でネタになってるよ」

こんにちは、だいきです。

 どうやら私は、友人の職場(保育園)の方々に認知されているようです。一方的に認知されているというのは、少し小っ恥ずかしいですね。
 他の投稿で少し話題に上げたのですが、一人暮らしを始めたばかりの頃、私はドラム式洗濯機を買うことと引き換えに「冷蔵庫」「電子レンジ」「炊飯器」無しの生活を2ヶ月過ごしました。この事が、友人の先輩方(保育士さん)には信じられない行動だったようです。ただ私からすれば当然の行動だった。現代社会において衣食住の“食”だけは、スーパーの弁当やカップ麺、デリバリーといったサービスだけで安く十分に補完できます。しかし“衣”や“住”はそうはいかない。コストが大きく簡単に変えられないからこそ、思考停止で洗濯機を買ってしまうことは狂気の沙汰でしかない。住む場所を慎重に決める人あれば、洗濯機を買う場合も十分に検討するべきです。「安物買いの銭失い」にならないよう、費用対効果を考えて賢く買い物をすることが大事ですね。
 彼ら彼女らの話を聞いて、もしかしたらドラム式洗濯機の魅力を知らない人が意外に多いのではないかと思い、今回はその魅力と選び方について、私が検討した内容を共有したいと思います。これから新しく洗濯機を買う予定がある方の参考になれば嬉しいです。


【ドラム式の魅力】

そもそも世の中の洗濯機には、以下2つのタイプがあります。

・縦型洗濯機
・ドラム式洗濯機

もしあなたが毎月一定額の貯金ができない環境にいるか、一度着た服は捨ててしまう異次元のセレブでなければ、洗濯機を買う際はドラム式一択だと思っています。ドラム式を選ぶべき理由は、大きく2つあります。

理由① ボタン1つで洗浄から乾燥までやってくれる

洗浄から乾燥までの全てがボタン1つ。実はこれはとても凄いことで、正直これだけであなたの人生は一変します。洗濯の過程を思い出してみてください。

▪️洗濯機を回す
▪️服を干す
▪️乾くのを待つ
▪️ 服を取り入れる

以上の4ステップです。
次に各ステップの問題点を挙げていきたいと思います。

■洗濯機を回す
洗濯機を回す時って、雨が降らないか確認しますよね。天気予報を見たり、実際に空の様子を見てみたり。洗濯する時間帯も同様です。濡れた洗濯物はなるべく早く干さなければならない。だから夜遅くに洗濯してしまうと、洗濯が終わるまで起きていなければならない。干す前に寝てしまったが最後、翌朝には生乾きで臭い洗濯物の出来上がりです。

■ 服を干す
服を干すのって正直めんどくさいですよね。1日1回洗濯するとしたら、干す時間だけで約10分。それ以上に「干す」という行動に移す腰が重い。夏は暑いし冬は寒くて最悪。雨が降りそうだったら室内干しにしようか迷うけど、極力生乾きを避けるために外干ししたい。パーカなどは乾きにくいからと外干しして、結局外出中に雨が降って洗い直した経験ありませんか?

▪️乾くのを待つ
 気づいてました?乾くのを待つことが、実は1番めんどくさいって。乾く間、天気を気にして行動しなければならないのはもちろん、季節によって乾く時間が大きく変わります。冬なんか全然乾いてくれない。いつになったら乾いてくれるんだ。梅雨の時期は外には干せないし、室内干しにしても湿気で生乾き、結局洗い直し。おしまいです。浴室乾燥があればマシですが、結局お風呂の時間が制限されます。

▪️服を取り入れる
 服を干す時と同様です。でもこっちはさらに腰が重い。今度は洗濯物を畳むまで一気にやった方がいいから。でないと部屋が散らかってしまう。洗濯かごを使ってまとめたとしても、時間が経ってからまた洗濯物を畳むまでの腰が重い。めんどくさくなって、後回しにしたくなって、その結果部屋が散らかってしまう。部屋が散らかる要因は、家事の圧倒的なめんどくささです。はっきり言いますが、「洗い」から「畳み」までの間に洗濯物に対して意識を向ける回数があまりにも多すぎます。


ドラム式洗濯機はこの問題の全てを解決します。洗浄から乾燥まで一気にやってくれるから、洗濯する時間帯も天気も一切気にしない。冬に外に出て寒い思いをしなくても済むし、生乾きなんて皆無。だから洗濯物を畳んで収納したいと思うタイミングまで洗濯機の中に放置して全く問題ない。洗濯物を意識する回数が劇的に減ります。私のおすすめは、寝る前に洗濯機を回して、朝起きてから5分だけ畳む時間を設ける。これで洗濯の全てが完結します。「洗い」から「畳み」までの総作業時間は10分を切る。こうすることで部屋が散らかる要素を1つ無くせます。部屋を綺麗に保つためにはこうした仕組みづくりが大事だと思っています。意志の強さに頼ってはいけない。家事は頑張ったら負けなんです。


理由② 衣類へのダメージが少ない

縦型洗濯機と比べ、ドラム式洗濯機の方が洗濯物へのダメージが少ないのも特徴です。乾燥機能があると言っても、それは一部の縦型洗濯機にも含まれている機能です。縦型洗濯乾燥機という言い方をされていますね。しかしその乾燥機能などにも両者には差があります。

▪️洗い方の違いによる衣類へのダメージ差
 縦型洗濯乾燥機とドラム式洗濯機には、洗う際や乾かす際の衣類の動かし方に大きな違いがあります。縦型洗濯機は、地面と並行に円を描くように衣類を回します。いわゆる、揉み洗いというものです。それに対してドラム式は、地面と垂直に円を描くように衣類を回します。これがいわゆる叩き洗いです。ドラム式洗濯機の場合、服がドラムの上に持ち上げられ、下へと落ちていく。この瞬間に多くの水や空気に触れるので、洗濯乾燥が早く終わります。結果として、縦型洗濯機と比べて衣類へのダメージをかなり抑えられるわけです。使用する水の量もドラム式洗濯機の方がかなり少ないのもメリットです。

▪️乾かし方の違いによる衣類へのダメージ差
 縦型洗濯機はその構造上、衣類の空気に触れる表面積を増やしにくく乾かしにくいものになっています。洗濯機の底でのみ衣類が回り続けるからです。それにより、乾燥方式は現在ヒーター式という方式のみが採用されています。これは簡単に言えば洗濯槽内の空気を高音にして乾かすやや強引な乾かし方です。衣類の縮みが発生しやすいということと仕上がりがシワクチャという致命的な欠陥があります。それに対してドラム式洗濯機は、ヒーター式とヒートポンプ式という2つの乾かし方があります。

・ヒーター式乾燥
洗濯槽内の空気を約80度〜90度の高音にして乾かす方式

・ヒートポンプ式
エアコンと同じような熱交換方式で、50度〜60度の乾燥した空気を洗濯槽内に送り込みながら、高湿度の空気を外へ放出する方式

ヒートポンプ式のものを買うことで、衣類へのダメージを小さくできます。ただし、ドラム式洗濯機に関してはヒーター式でも問題ないとの声もあります。ドラム式洗濯機の構造上、衣類が空気に触れやすいので、比較的短時間で乾燥が終了し、ダメージが大きくならないからです。シワもあまり目立ちません。ちなみに私はヒートポンプ式のものを買いました。ヒートポンプ式の方が値段が2〜3万程度高くなるので、ここはどちらが良いとは言いづらいポイントですね。


以上が、ドラム式洗濯機の魅力と私が洗濯機を買う際に検討したポイントです。
他にも「洗濯機とスマホが繋がる」「洗剤自動投入機能」など、さまざまな要素が洗濯機にはありますが、必須ではないと思ったので検討内容からは除外しました。
ではここからは、結局どの洗濯機を買えばいいの?と思う人に向けて、私がおすすめするドラム式洗濯機を2つ紹介します。


【オススメのドラム式洗濯機】

オススメのドラム式洗濯機1つ目
Panasonic:NA-LX113AL
私が購入したドラム式洗濯機です。先ほど説明したヒートポンプ式を採用していて、デザイン性も高い。窓の淵に溜まったゴミや埃も自動で洗い流してくれるオート洗浄機能つき。ドラム式洗濯機だと、LXシリーズが正直1番オススメです。自動洗剤投入機能は、不具合などを避けるために敢えて無しにしました。LXシリーズの中で最もグレードが低い型ですが、正直これで十分過ぎます。

オススメのドラム式洗濯機2つ目
SHARP:ES-S7F-WL
安くて高機能なドラム式洗濯機が欲しい方にオススメです。乾燥方式はヒーター式ですが、問題なくドラム式の恩恵を受けられると思って良いでしょう。このシリーズは一度ホースを伝って悪臭が出てしまう場合があるという難点があったようですが、現在は改良され、問題ないようです。またこの型は静音レベルにも定評があり、十分買う価値があると言えるでしょう。


〜最後に〜
 もしあなたが洗濯機の購入を検討しているなら、ドラム式を強くオススメします。値段的に手が届かないのであれば、メルカリやジモティなどで1万円のとりあえずの縦型洗濯機を使い、貯金が貯まり次第すぐにドラム式に変えるなどの方法を取るのも良いでしょう。そうするだけの価値がドラム式洗濯機にはあります。洗濯機の種類だけで、人生は劇的に変わります。あなたは洗濯をするために生きているわけではないのです。空いた時間をぜひ友達や家族と話したり、趣味などに使って、綺麗な部屋で豊かな時間を過ごしてください。他の投稿も読んでくれると嬉しいです。かなり毛色は違いますが。それでは、またどこかで。

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