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ウクライナ情勢とプーチンのロシア軍事侵攻!反戦と平和への願い

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ウクライナへのロシア軍事侵略の記事を集めました。noteには、ウクライナの虐殺はフェイクの偽情報だという記事もたくさんあります。世界の世論が停戦に向けて一つになることを願います。…
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ウクライナの叫び〜彼女の涙の理由は?〜ウクライナ難民取材

ウクライナの叫び〜彼女の涙の理由は?〜ウクライナ難民取材

4月7日ハンガリー ロシア大使館前 ブチャ虐殺に対する、ウクライナの方々の抗議 現地レポート

2022年4月8日現在。戦争開始からわずか一ヶ月半。400万人以上の人が国内へ逃れ難民と化した。国内避難民も700万人を超えた。ウクライナの人口は4413万人(2020年)だ。ウクライナの人の4分の1もの人がこの戦争で故郷を追われたのである。

ある者は涙を流し

ある者は平和と正義を叫び

ある者は失

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衛星画像解析から隠された埋葬場所を特定する方法

衛星画像解析から隠された埋葬場所を特定する方法

1.はじめにAFP通信は、4月3日、米民間企業マクサー・テクノロジーズは、「衛星画像で教会付近に集団墓地の可能性がある約13.7メートルの溝が確認された」と発表した、そしてロイター記者は、「同じ場所かは不明だが、2日にブチャの集団墓地を取材していた(ロイター記者は)遺体を覆った土から手や足が突き出ているのを見た」
とレポートしてます。

2.ファクトチェック:本当の可能性が高いFact Check

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ウクライナ、一挙手一投足すべてがニュース 

ウクライナ、一挙手一投足すべてがニュース 

「ウクライナが得た大量の対戦車ミサイル」のコメント

コメント「湯浅卓」 2時間前 国際弁護士(ニューヨーク州弁護士/ワシントンD.C.弁護士)

■重要な記事だ。ブルームバーグという著名経済ジャーナリズムが軍事情報を分析するのは産軍官共同体の米経済社会の背景があり、経済やマーケットと軍事情報は有機的な重要関係にあるからだ。しかも停戦期待などNY原油マーケットが動き得る情勢下では尚更だ。停戦に向か

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ウクライナのYouTuberと出会った話〜兄弟君は今何を思う?〜

ウクライナのYouTuberと出会った話〜兄弟君は今何を思う?〜



”なあ兄弟!!”ゴリスでナゴルノ=カラバフ難民取材をする直前、ガルニ村の宿で陽気なウクライナ人旅Youtuberと出会った(当時2021年10月)。俺のことを兄弟と呼んでくれた陽気な君は今どこで、何をして、何を思い、Youtubeで何を叫んでいるのだろうか?

(今回書くエピソードは難民取材のように取材メモをガチガチにとっていたわけでもなく、このエピソードを他のSNSにもあげたわけでもなく、彼

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ロシア兵の顔

ロシア兵の顔

忘れられない、あるサハリン青年の目

「ロシア兵」という言葉を聞けば、思い出す人がいる。

別にかの国の兵隊に知り合いがいるわけでもなんでもない。
ロシア極東のサハリン(樺太)で、たった一度、ほんの30分程度会っただけの青年のことだ。

その青年は、日本人の女性と結婚した白人のロシア人。その当時、新婚さんだった。
名前も忘れたぐらいなのに、なぜ、彼のことを覚えているかというと、彼の「目」が忘れられ

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ロシア軍は得意の「恐怖戦略」を実行     抵抗すればするほど殺戮されるウクライナゼレンスキーを国民はどこまで信頼する?2022年3月6日時点         ウクライナ戦争に関する私見メモ2

ロシア軍は得意の「恐怖戦略」を実行     抵抗すればするほど殺戮されるウクライナゼレンスキーを国民はどこまで信頼する?2022年3月6日時点         ウクライナ戦争に関する私見メモ2

巻頭写真:"Ukrainian flag in the city of Kharkov." January 24, 2022, iStock.

●正規軍によるテロリズム
ロシア軍はウクライナで「抵抗すればするほど国は破壊され、より多くの市民が死ぬ」という「恐怖戦略」を採用していると思う。相手に恐怖を与え「早く抵抗をやめた方が被害が少なくて済むよ」と誘う。

これは2回のチェチェン戦争(第一次:1

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美しきウクライナ (2)

美しきウクライナ (2)

きのうの横浜は春の兆しを感じられる暖かい1日でした。

ヘッダー画像は、昨年春のキエフ。かつては平和だったウクライナの首都です。

静かな森の中の古い木造住宅。

やわらかそうな枕を積み重ねた上に子供が座っている、一風変わった枕の彫刻です。

ヘルソン山岳地帯にあるスタニスラフ・グランド・キャニオン。

週末にオペラやバレエを観るリヴィウ劇場。

続いて3枚の画像は「母なる祖国像」と呼ばれている祖

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美しきウクライナ

美しきウクライナ

人口4,400万人の民主主義国であるウクライナは、昨年30年の独立を祝いました。若い国のように思えるかもしれないが、千年の歴史があります。

それが実際にどのような素晴らしい土地であるか、以下はインターネットからの美しい、息をのむような風景や建物の写真です。

<愛のトンネル>というおとぎ話のような雰囲気の観光名所は、大部分を周囲の木でアーチ状に囲まれ、長さは約5キロメートル、デートスポットとして

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子供好きな知人が戦争に行った話 だから私は戦争に反対で、平和を願う

子供好きな知人が戦争に行った話 だから私は戦争に反対で、平和を願う



”亡くなった同僚もいる、生きているだけで僕は幸運だったんだ、、。”

アルメニアで同じ宿にいた青年は英語も上手でマッチョ、宿のオーナーの子供とよく遊んであげる子供好きの完璧な爽やか青年。そんな、彼は人生で辛いことなど何もなく幸せな日の当たる場所で生きてきた人なのだろうそう思っていた。しかし、彼は俺などよりよっぽど壮絶で悲しい過去があったのだ。

彼の話は自分がナゴルノ=カラバフ難民100人取材

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遠くて近いウクライナ

遠くて近いウクライナ

2022年2月24日(木)、ロシアがウクライナへの全面侵攻を始めた。世界のパンデミックがまだ収束していないこの時期に、武力行使を実行してしまう国があるという事実には、心底驚いた。そしてウクライナのことを全く知らない不勉強を恥じて、少し調べた。

複雑な地政学的条件もあって、東西の大国に翻弄され続けてきたその歴史が見えてきた。1976年以来、キエフと京都が姉妹都市の関係にあることも知った。

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続編2:2022年ウクライナ情勢をより深く理解するための歴史文化背景雑学

続編2:2022年ウクライナ情勢をより深く理解するための歴史文化背景雑学

当方はウクライナやスラブ研究者では無く、米国大学にてホスピタリテイ・観光経営分野で研究系博士教員をしている日本人学者・米国永住者です。ウクライナには縁があって旧ソ連崩壊後数年であった1995年から往訪しており、渡航回数は30回程度です。過去5年は年に数回のペースで渡航していました。

自分の研究領域専門分野ではありませんが、比較的現地情勢に詳しいので、約一か月前に掲題の雑学メモを書きました。現地に

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画像が語るウクライナ情勢

画像が語るウクライナ情勢

上のヘッダー画像は、政府に抗議すれば逮捕されたりもっと悪い羽目になると知りながらも抗議行動に出た、勇気あるロシア市民たちです。

👇匿名ハッカー集団<アノニマス>は、ウクライナ侵攻に対抗してロシア政府ウェブサイトへの全面的サイバー攻撃を実行する、という声明を出しました。

「私たちは何のために戦うのか知っています。だが、ロシア側はどうですか!」と、キエフが攻撃される前の2月15日に駐日ウクライナ

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