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・東北震災復興をラグビーを通じて応援するNPO法人スクラム釜石の理事。 ・鉄鋼メーカー…

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・東北震災復興をラグビーを通じて応援するNPO法人スクラム釜石の理事。 ・鉄鋼メーカーに勤務するビジネスパーソン。 山梨県石和町出身(現笛吹市石和町)1978年生まれ。実家は薬局。三人男兄弟の末っ子。小学校1年生からラグビーを始める。静岡聖光学院→東北大学文学部(社会学)。

記事一覧

【読書メモ#39】リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術 熊平美香

- 自己の内省を深めるために、日々の行動を振り返る。 - リフレクション技術を取り入れたチームのビルディング。 - 内省を促す質問を用いて、チームメンバーとの個人面談を…

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11か月前
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【読書メモ#38】運動脳 アンディシュ・ハンセン

1. 運動と脳の関係性 2. 運動の適度なレベルとは? 3. 長時間の運動が必ずしも良いわけではない4. 脳に良い運動をするためのポイント とりあえず、散歩、小走りを日課にし…

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1年前
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【読書メモ#37】なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 田坂広志

- 成長とは何かについて考える。人生や仕事、マネジメントにおける成長の定義や方法について考えてみよう。 - 死生観を持つことがなぜ大事なのかについて探求する。死生観…

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1年前
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【読書メモ#36】ベテランの心得 堀江翔太

ラグビー日本代表の堀江翔太選手の書籍。 組織のなかでの個人の機能の仕方、在り方を考え実践してきたことのログ。 堀江翔太さん自身が周りをよく見て、自分の位置を客観視…

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1年前
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【読書メモ#35】心理的安全性のつくりかた 石井遼介

大きな組織の風土を変える、アップデートする、より効率の良い直線的な仕事をする。 そのためのキーワードとしての心理的安全性。 内部統制や業務基盤・標準、プロセス明確…

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1年前
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【読書メモ#34】エディージョーンズ

言わずとしれたラグビー日本代表のヘッドコーチだったエディージョーンズ氏の自伝です。 Eddy Jonesの闘いの歩み。 反骨の人生。 とにかく人を見て、取り巻く環境・社会を…

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2年前
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【読書メモ#33】限界費用ゼロ社会

副題は〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭。 第四次産業革命。 IoT社会。 その先にある社会サービスの限界的費用がゼロに近づく構造をといています。 ※途中で断…

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2年前

【読書メモ#32】「孤高の人」新田次郎 新潮文庫

長らく読了せずに温めていた新田次郎「孤高の人」を読み終えました。 いま頭を金槌で何度も叩かれたような重みを感じています。 昭和初期の不世出の登山家・加藤文太郎の…

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2年前
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【読書メモ#30】幕末史 半藤一利 新潮文庫

「幕末史」 維新とは革命だった。1853年6月にペリー率いる米艦隊が浦賀に。そこから25年の間に封建社会を打ちこわし新政府を樹立。激動の時代が何をきっかけに、どんな社…

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3年前

【読書メモ#29】世界倒産図鑑 荒木博行 日経BP

倒産には原因・理由かあり深い学びがある 世界の倒産した会社25社の、会社の起りから倒産までを紹介し、筆者なりにその原因と、我々の学びを紹介する本書。 非常に学びの…

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3年前
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【読書メモ#28】父が娘に語る美しく、深く、壮大でとんでもなくわかりやすい経済の話 ヤニス・バルファキス ダイヤモンド社

「人は地球のウィルスか?」 ウィルスという言葉に敏感な今。 ※2020年5月メモです。 著者は、映画「マトリックス」のレトリックを使いながら、マトリックス(仮想現実)のな…

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3年前

【読書メモ#27】「純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落」

「純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落」 AIはいかなる技術で、どこまで人間の知的振る舞いを真似できるのか。その技術的な解説を冒頭でしつつ、「機械」がどのように人…

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3年前
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【読書メモ#26】「超」働き方改革 太田肇 ちくま新書

日本の働き方。 構造を変えるために変えなければいけないことは何か。 著者は「組織に個人が溶け込んでいる状況を変えること」と説く。 組織、集団から個人が分化されるこ…

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3年前
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【読書メモ#25】感性思考 佐々木康裕 SB Creative

大学で社会学を学んだ際に、現場調査の手法としてフィールドワークを学び、実践した。 当時は当たり前なのに新鮮で本質的な事実把握の手法と感じた。 まさにこのなかで紹…

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3年前

【読書メモ#24】2030年の世界地図帳 落合陽一 SB Creative

「これからの世界を見通す“新しい教養”」世界はこれから大きなパラダイムシフトを迎えます。 日本産業・社会が世界のなかでどのように歩んで行くか、答えのない旅にすで…

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3年前
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【読者メモ#23】その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。 吉川浩満、山本貴光 筑摩書房

「自分の権内と権外を適切に見極める」 「権内ひあることは、理性的能力である」 「理性的能力とは心象を正しく使用すること。それを行うには訓練が必要」 「心象を正しく…

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3年前
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【読書メモ#39】リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術  熊平美香

【読書メモ#39】リフレクション 自分とチームの成長を加速させる内省の技術 熊平美香

- 自己の内省を深めるために、日々の行動を振り返る。
- リフレクション技術を取り入れたチームのビルディング。
- 内省を促す質問を用いて、チームメンバーとの個人面談を行い、相互理解を深める。
- 組織のマネジメントにおいて、内省・リフレクションを取り入れることのメリット。
- 意見、経験、感情、価値観のフレームでリフレクションする。

【読書メモ#38】運動脳 アンディシュ・ハンセン

【読書メモ#38】運動脳 アンディシュ・ハンセン

1. 運動と脳の関係性
2. 運動の適度なレベルとは?
3. 長時間の運動が必ずしも良いわけではない4. 脳に良い運動をするためのポイント

とりあえず、散歩、小走りを日課にしています。

【読書メモ#37】なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 田坂広志

【読書メモ#37】なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 田坂広志

- 成長とは何かについて考える。人生や仕事、マネジメントにおける成長の定義や方法について考えてみよう。
- 死生観を持つことがなぜ大事なのかについて探求する。死生観がマネジメントや人生に与える影響について考えてみよう。
- 成長を促すためのマネジメント手法について考える。フィードバックや目標設定など、成長を促すマネジメントの具体的な手法について考えてみよう。
- 偉人や経営者たちの死生観に学ぶ。

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【読書メモ#36】ベテランの心得 堀江翔太

【読書メモ#36】ベテランの心得 堀江翔太

ラグビー日本代表の堀江翔太選手の書籍。
組織のなかでの個人の機能の仕方、在り方を考え実践してきたことのログ。
堀江翔太さん自身が周りをよく見て、自分の位置を客観視し、どうすると組織が機能するかを、その都度考え変容してきたことがよく分かる。
仕事をされてるかたにもお勧めです。

【読書メモ#35】心理的安全性のつくりかた  石井遼介

【読書メモ#35】心理的安全性のつくりかた 石井遼介

大きな組織の風土を変える、アップデートする、より効率の良い直線的な仕事をする。
そのためのキーワードとしての心理的安全性。
内部統制や業務基盤・標準、プロセス明確化をいかに実践のなかでお互いに協働のなかでポジティブに行い、前向きで大義あるチームにするか。

【読書メモ#34】エディージョーンズ

【読書メモ#34】エディージョーンズ

言わずとしれたラグビー日本代表のヘッドコーチだったエディージョーンズ氏の自伝です。

Eddy Jonesの闘いの歩み。
反骨の人生。
とにかく人を見て、取り巻く環境・社会を分析して、自分なりの判断・アクションを不断に行う男、Eddy Jones。
急にコーチングが激烈になったら本書の影響を受けたと思ってください。
#eddyjones #エディージョーンズ #ブライトンの奇跡 #トランシ

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【読書メモ#33】限界費用ゼロ社会

【読書メモ#33】限界費用ゼロ社会

副題は〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭。

第四次産業革命。
IoT社会。
その先にある社会サービスの限界的費用がゼロに近づく構造をといています。
※途中で断念しましたが。

社会、経済の原動力は、
・コミュニケーション
・エネルギー
・輸送マトリックス
であるというのが著者の考えである。

この、3点がIoT化すると効率性や生産性を極限まで高め、サービスを生むコストを限りなくゼロに近づ

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【読書メモ#32】「孤高の人」新田次郎 新潮文庫

【読書メモ#32】「孤高の人」新田次郎 新潮文庫

長らく読了せずに温めていた新田次郎「孤高の人」を読み終えました。
いま頭を金槌で何度も叩かれたような重みを感じています。

昭和初期の不世出の登山家・加藤文太郎の生涯を、新田次郎の山岳小説の世界で辿っている作品。文太郎はじめ実名での小説化。未亡人の意向によるものということですが、「単独行の文太郎」、社会人登山家の草分けとして筆者の文太郎への敬慕の想いを感じます。

新田次郎自身、この小説の単行本あ

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【読書メモ#30】幕末史 半藤一利 新潮文庫

【読書メモ#30】幕末史 半藤一利 新潮文庫

「幕末史」 維新とは革命だった。1853年6月にペリー率いる米艦隊が浦賀に。そこから25年の間に封建社会を打ちこわし新政府を樹立。激動の時代が何をきっかけに、どんな社会的なフリクションがあり、どのような葛藤、それぞれのキーマンの想いから成り立ったのかを筆者独自の視点て語られる一書。

まさに、今、時代の変わり目を迎え2021年、新型コロナの蔓延が世界を轟かせ、DX及びカーボンニュートラルという新た

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【読書メモ#29】世界倒産図鑑 荒木博行 日経BP

【読書メモ#29】世界倒産図鑑 荒木博行 日経BP

倒産には原因・理由かあり深い学びがある

世界の倒産した会社25社の、会社の起りから倒産までを紹介し、筆者なりにその原因と、我々の学びを紹介する本書。

非常に学びの多い内容です。

倒産の原因を、戦略の問題と、マネジメントの問題の2分類に大別。
戦略は大きく2つ。過去の亡霊型と脆弱シナリオ型。

MGローバー、ゼネラル・モーターズの話は特に自分の産業でも陥りがち(というかすべての事例が陥りやすい

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【読書メモ#28】父が娘に語る美しく、深く、壮大でとんでもなくわかりやすい経済の話   ヤニス・バルファキス  ダイヤモンド社

【読書メモ#28】父が娘に語る美しく、深く、壮大でとんでもなくわかりやすい経済の話 ヤニス・バルファキス ダイヤモンド社

「人は地球のウィルスか?」

ウィルスという言葉に敏感な今。
※2020年5月メモです。

著者は、映画「マトリックス」のレトリックを使いながら、マトリックス(仮想現実)のなかで機械からの支配から逃れる人間を追跡するエージェント・スミスの以下の言葉を使い問いかける。

「知っているか?この地球の哺乳類はどれも環境と調和し、自然と均衡していくもんだ。それなのにお前ら人間ってやつはそうしない。・・・・

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【読書メモ#27】「純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落」

【読書メモ#27】「純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落」

「純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落」

AIはいかなる技術で、どこまで人間の知的振る舞いを真似できるのか。その技術的な解説を冒頭でしつつ、「機械」がどのように人類の労働・社会構造を変えるのか、その経済爆発を生む端緒は何か、人が豊かな社会を生きるために今後国家が果たすべき役割は何かを、社会学、哲学、文明歴史学の多面的な観点から分析。

私が感じた頭書のクライマックスは、人類の歴史のなかでも圧

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【読書メモ#26】「超」働き方改革 太田肇 ちくま新書

【読書メモ#26】「超」働き方改革 太田肇 ちくま新書

日本の働き方。
構造を変えるために変えなければいけないことは何か。

著者は「組織に個人が溶け込んでいる状況を変えること」と説く。
組織、集団から個人が分化されることが大事と示す。

実践としては、個人を組織から分離し、市場、社会に適応することで有形、無形の報酬に反映されるシステムをつくること、としている。

序章、第一章の「仕事を分ける」は非常に力強く腹落ちする内容でした。

【読書メモ#25】感性思考 佐々木康裕 SB Creative

【読書メモ#25】感性思考 佐々木康裕 SB Creative

大学で社会学を学んだ際に、現場調査の手法としてフィールドワークを学び、実践した。
当時は当たり前なのに新鮮で本質的な事実把握の手法と感じた。

まさにこのなかで紹介されているのはビジネスでの調査、フィールドワークを行い、仮設〜検証〜実践を行うプロセスと読み込んだ。
よりユーザー目線での体験やサプライチェーン全体を考えることがポイント。

自ら事業を創造する能力を身につけるためにもとぎすませていきた

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【読書メモ#24】2030年の世界地図帳 落合陽一 SB Creative

【読書メモ#24】2030年の世界地図帳 落合陽一 SB Creative

「これからの世界を見通す“新しい教養”」世界はこれから大きなパラダイムシフトを迎えます。
日本産業・社会が世界のなかでどのように歩んで行くか、答えのない旅にすでに出発しています。

当書はそんな旅路の道標を示します。
正しいか正しくないかはわかりません。
我々ができるのは、
より精度高く事実を把握し、理解・解釈すること、
過去を振り返り今の時点の意味を考えること、
そして、
自分が何物かを考え定め

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【読者メモ#23】その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。 吉川浩満、山本貴光  筑摩書房

【読者メモ#23】その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。 吉川浩満、山本貴光 筑摩書房

「自分の権内と権外を適切に見極める」
「権内ひあることは、理性的能力である」
「理性的能力とは心象を正しく使用すること。それを行うには訓練が必要」
「心象を正しく使用するためには、3つの学を身につけることが必要。論理的に思考する(論理学)、正しく自然を認識する(自然学)、よく生きる(倫理学)」