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おすすめの一冊

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おすすめの一冊『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか “ゆるい職場”時代の人材育成の科学』

おすすめの一冊『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか “ゆるい職場”時代の人材育成の科学』

こんにちは。紀藤です。本記事にお越しくださり、ありがとうございます。
本日は、最近読んだ本の中から「おすすめの一冊」をご紹介させていただきます。今回ご紹介の一冊はこちらです。↓↓

若手を育てるのが難しくなっている?「最近の若手はわからない」とか「最近の若手は◯◯型」などなど。

世代間の考え方の違い、時代に紐づく労働市場の変化などを背景としつつ、いつの時代も聞くような既視感を覚えるのは、それくら

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おすすめの一冊『すごいタイトル㊙法則』

おすすめの一冊『すごいタイトル㊙法則』

「結局タイトルだよね」。

私事で恐縮ですが、10年近くメルマガを配信してきて、それを見ている友人からもらったコメントが、コレでした。結局、その内容を読むかどうかを決めるのは「タイトル」。アナタ(私のこと)に興味があるなしじゃなく、タイトルがワタシに役立つ、関連しそうなことなら読むけどね、というのがその友人の言わんとすることでした。

たしかに、その通り。映画でも、テレビの番組でも、WEBメディア

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おすすめの一冊『日本復帰50年_今・昔・未来 沖縄のこと考えてみませんか!』

おすすめの一冊『日本復帰50年_今・昔・未来 沖縄のこと考えてみませんか!』

昨年の5月から沖縄との二拠点生活を始めました。2ヶ月に1度ほど、10日程度滞在して、こちらでリモートワークやお仕事などをしております。(ちなみに沖縄との二拠点生活の実情についてはこちらの記事をご参照下さい)

そんなこんなで、生活を始めると気になるのが「沖縄の事情」です。沖縄は青い海とサンゴ礁だけではありません。よく知られている通り、沖縄の基地問題、沖縄の歴史、沖縄の風土など、特に歴史や地政学的な

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おすすめの一冊『頭のいい人が話す前に考えていること』(後半_思考法編)

おすすめの一冊『頭のいい人が話す前に考えていること』(後半_思考法編)

前回の記事では、本書籍の中で「前半_黄金法則編」についてまとめさせていただきました。今回は後半の「思考法編」についてまとめてみたいと思います。(前半のお話はこちら)

頭のいい人の、すなわち「知性と信頼を同時にもたらすための思考法」とは、どのようなものなのでしょうか。 早速みてまりましょう!

知性と信頼をもたらす「思考法」さて、前半では「知性と信頼をもたらすための”土台づくり”」のような指針が語

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おすすめの一冊『頭のいい人が話す前に考えていること』(前半_黄金法則編)

おすすめの一冊『頭のいい人が話す前に考えていること』(前半_黄金法則編)

「2023年ビジネス書ランキング1位!」「いま一番売れている本!」なる帯の書かれたこの一冊。本屋さんに行くたびに、いつも平積みされており、気になって読んでみました。

結論からすると「めっちゃいい本!」の一言。著者の安達さんのブログを拝読している中で、きっと素敵な本を書かれるのだろうな・・・と思っておりましたが、さすが期待を超える作品だと感じました。

ということで早速内容をみてまいりましょう!

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おすすめの一冊『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』

おすすめの一冊『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』

こんにちは。紀藤です。最近読んだ本の中から「おすすめの一冊」をご紹介させていただくコーナー。今回の一冊は、こちらです。

「人生が豊かになるお金の使い方」とは老後2000万円問題、物価高、円安・・・。経済的な不安やリスクの喚起、そしてそれに伴って「個人で資産形成していきましょうね」という社会のメッセージはますます強くなっているよう。

2024年から始まった「新NISA」も、その認知率は86.6%

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おすすめの一冊『子供を伸ばす言葉、実は否定している言葉』

おすすめの一冊『子供を伸ばす言葉、実は否定している言葉』

「赤ちゃんにこころはあるのか?」

少し前に、乳幼児を子供に持つアラフォーの仲間と、そんな話題で盛り上がったことがありました。「そもそも”こころ”が何か?」という疑問もありますが、相手への共感、悲しさ、喜び、怒りなど、どの程度の繊細な感性を赤ちゃんが持ち合わせているのかは気になります。

この問いについて『乳幼児のこころ ー子育ち・子育ての発達心理学』では、「赤ちゃんにこころがあるかどうか確かめる

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おすすめの一冊『大学職員のリアル 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?』

おすすめの一冊『大学職員のリアル 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?』

こんにちは。紀藤です。さて、本日は最近読んだ本の中から、お薦めの一冊をご紹介させていただくコーナー。今回ご紹介の一冊は、

でございます。

ちょっとマニアックなタイトルですが、大学に関連するお仕事をしている方、またこれから検討している人は、必見の本だと感じました。
ということで早速みてまいりましょう!

大学って、どんな風に運営されているのか?私事ではありますが、今年の4月から、立教大学の兼任講

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今週の一冊『パワー・オブ・エイト ―最新科学でわかった「意識」が起こす奇跡』

今週の一冊『パワー・オブ・エイト ―最新科学でわかった「意識」が起こす奇跡』

このタイトルを見て「あやしい…」と思われた方。確かに人によっては怪しく感じられるかもしれません。しかし、それだけで片付けられない内容でもあるのが、今回ご紹介させていただく一冊です。

少し前に、自分が尊敬している組織開発に関わる人と話をしているときに「パワー・オブ・エイトなるワークショップがあってね…」などと話を聞く機会がありました。こういう横文字+パワーとかなると、スピ系の怪しさを感じることもあ

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今週の一冊『走れば脳は強くなる』

今週の一冊『走れば脳は強くなる』

さて本日の記事は、最近読んだ本からご紹介させていただく「今週の一冊」のコーナーです。今日ご紹介の一冊はこちら。

走ると脳機能が高まる

ちなみに、本書で紹介されている脳に対するメリットは以下のようなものです。

などです。こうみるといいことづくめな気もしますね。

他にも先述の脳の成長因子のBDNFの話や、脳内物質のβエンドルフィンによって、苦痛が和らぎ快感をもたらす(ランナーズハイ)などの影響

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おすすめの一冊『本を出したい』

おすすめの一冊『本を出したい』

今から十数年前。20代前半の頃。「自分の夢を書く」ことをやりました。
荒唐無稽なものも多かったのですが、こから15年以上も経つと、8割くらい叶っていて、不思議なものだなあ、と感じます。

自己啓発チックで怪しく聞こえるかもしれません。しかしながら、言葉にした夢とか目標のようなものは、無意識で自分の選択を決めたり、努力の方向性を示したりして、何かの引力を発生させるものだ…そんなことをじんわり思ってし

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おすすめの一冊『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』

おすすめの一冊『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』

コーチングなど「聴くこと」についての書籍は、これまで何冊も読んできました。ゆえに今回の本を手に取ったときも、正直そんなに期待せずにいました。まあ、他の本でも書かれていることが、違う形で書かれているんだろうな…と。

しかし実際に読んでみると、その本の洗練された内容に、手を止めることができませんでした。こんなにも「聴くこと」を定義し、何故必要なのかを明確に説明し、その手順やステップを構造的に示した本

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おすすめの一冊『汝、星のごとく』

おすすめの一冊『汝、星のごとく』

「最近読、めっちゃ面白い本があったんですよ」。

仕事先のある方が、ふと紹介してくれました。どうやらその人も、後輩に紹介されて読んだらめっちゃよかった。良い本というのは誰かに言わずはおられない。溢れた感情が別の人に伝達されて、バトンのように次の人に渡っていくようです。

ちなみにその本は『汝、星のごとく』という小説です。
読んだら、めちゃくちゃ素敵な本で、心がキレイになったような気がしました。

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おすすめの一冊『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』

おすすめの一冊『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』

こんにちは。紀藤です。本日は、最近読んだ本の中から、お薦めの一冊をご紹介させていただきます。

新NISAも始まり、投資信託の購入も非常に活気づいているようですが、そんな投資にまつわる、とても学びになる良書でございました。

今日のご紹介の一冊はこちらです↓↓

データに基づいた「投資の本」さて、こちらの本、その帯に「絶対読むべき一冊」と、「『金持ち父さん貧乏父さん』以来の衝撃!などと書かれており

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