おすすめの一冊『事例で学ぶOJT-先輩トレーナーが実践する効果的な育て方』
こんにちは。紀藤です。さて、毎週日曜日は、おすすめの一冊をご紹介するコーナー。本日ご紹介の一冊はこちらです。
「OJT」とはなにか
OJTとは、「On the Job Training」の略で、新入社員の早期育成を目的する仕組みとして、多くの企業で取り入れられています。
その理由としては、新入社員だけでなく、育成に関わるOJTトレーナーと呼ばれる教育担当も、育成を通じて能力開発が促されることから、有用だとされています。
一方、初めてOJTトレーナーの役割を担う人は、不安もあります。
たとえば、以下のような不安も、本書では紹介されています。
こうしたことに対して、本書は「OJTトレーナー研修に長年携わってきた著者が、育成事例をまとめたもの」と紹介されています。合計66の事例として紹介される一つ一つが「あるある!」と思わずいいたくなるものばかりで、それに対する考え方や行動が明示されているため大変参考になります。たものです。
OJTトレーナーにおすすめの一冊
先週、ITの会社様に向けた、OJTトレーナー研修を実施いたしましたが、いくつか「OJT」に関する本を読む中で、個人的に最もわかりやすく、実用的だと思った本がこちらの一冊です。
OJTトレーナーの役割とは「新入社員の育成リーダーとして、周囲を巻き込み、育成環境を整えること」と定義し、そのために必要なことを紹介しています。
以下、本書の紹介から、見出しの共有をいたします。
まとめ
言われてみたら、たしかにこの疑問ある!と言われるようなものがふんだんに紹介されていて、またその回答も非常に的を射たものと感じられ、実に勉強になりました。
OJTトレーナーの役割を担っている方には、特にITエンジニアでの企業の事例が豊富なので、その方にはおすすめをしたい一冊です。
育成の上の、補助線・指針となるかと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?