この募集は終了しました。
お題

#未来に残したい風景

with サントリー天然水の森

定番の記事一覧

12月の応援地域~秋田県横手市の皆さまからのメッセージと応援結果

こんにちは!Green Ponta Action(GPA)チームです♪ 1月中旬になり、さらに寒さが増してきましたね⛄ 今回は「12月秋田県横手市の森づくり応援プロジェクト」の応援結果をご報告させていただきます! ■12月の森づくり応援プロジェクト秋田県横手市の応援結果のご報告 ■秋田県横手市の皆さんからの声 秋田県横手市の森づくりを応援いただき、ありがとうございました。 多くの方の取組のおかげで、当市のカーボン・オフセット・クレジットが広く地球環境の保全に役立てられること

1月の応援地域は長崎県対馬市!2022年スタート!みんなで応援しましょう!

2022年、本年もよろしくお願いします。 SDGsの達成目標期限の2030年まで、また1年近づきました。 GPAの輪を大きくして、みんなで力を合わせて目標達成できたらと思いますので、今年も一緒に頑張っていきましょう👍 さて、2022年最初の森づくり応援プロジェクトの地域は「長崎県対馬市」です! 2022年1月、いいスタートダッシュを迎えましょう! ■長崎県対馬市の皆さんからのコメント長崎県の対馬市(つしまし)は、島の面積のうち約89%が森林(うち91%が民有林、人工林率は

Pontaの森のお話~美幌町藤田さんに聞く 技術編~

こんにちは! 今日は昨年2021年10月17日北海道美幌町に誕生した「Pontaの森」について、Pontaの森の育成にご尽力いただいている森のプロフェッショナル、北海道美幌町経済部農林政策課耕地林務グループの藤田知典さんへのインタビューの2回目です! 1回目の記事はこちら↓↓ 今回は「技術編」ということで「Pontaの森」や「美幌町の森づくり」で活用されている技術についてインタビュー形式でお届けします。 ■もともとはずっと放棄されていた場所だったPontaの森ができた場

【新しい旅の選択肢】街まるごとホテル?「まちごとホテル」を知ってほしい!

旅行といえば、普段味わうことができない非日常を求めて特別な時間を過ごすための選択肢。歴史を肌で感じるものや、自分へのご褒美としてのリゾート、国内であれば温泉旅行も人気。 そして最近では「旅先の人と触れ合う」というような新しい選択肢も人気急上昇中。SEKAI HOTELはそんな新しい旅の選択肢を日々研究・発信しています。今日は注目の街まるごとホテル、「まちごとホテル」について解説していきます。 まちごとホテルとは「分散型ホテル」「街まるごとホテル」とも呼ばれ、海外ではイタリ

【結果発表】「残していきたい」と感じる風景について教えてください!お題企画「#未来に残したい風景」で募集します

お題企画 「#未来に残したい風景」の結果を発表します! 【2/28追記】受賞作品をご紹介します!この記事で募集していた、受賞作品が決定しました!サントリー天然水の森チーム担当からのコメントとともにご紹介していきます。 想いをつなぎたい。私が残したいもの 五感の届く範囲で Solo, Duo & Trio 名前のない風景 風景をつくる手仕事 ■サントリー天然水の森note担当からのコメント ・・・ わたしたちが生活している環境や自然を守り、未来に残してい

見える世界と見えない世界

皆さまは日常で過ごされている時に、見える世界については理解できると思います。 普段から接していますしね。 見えない世界というのは瞑想などを行って知覚していくわけですけれども、現実ではないと言われがちです。 極端な話薬物か何かを行って幻覚を見ているのと同じという認識をしている人が多いのです。 しかし、シャーマンなどのようにトランスした人には、その幻と言われるものがもう一つの現実として認知できてしまうわけです。 もちろん残念ながら、幻の方もいるのは事実です。 願望が強すぎ

横須賀市・移住してスパイスカレー☆息を吹き返した古民家は自然とアートの優しい空間☆熱い想いとは

総務省統計局「平成25年住宅・土地統計調査」の調査によると、横須賀市の総住宅数が196,300戸、空き家数は28,830戸で空き家率は14.7%です。 横須賀市が山や丘陵地帯が面積の多くを占めるという地理的特徴が影響しているそうです。 参考:横須賀市の地形(ジオテック株式会社) 本日、紹介するお店も丘陵地帯にあります。車は入るのは厳しそうな場所に歩いて行ってきました。 丘の上のカレー屋 hatis AO県立大学駅から徒歩約10分のところに hatis AO(ハチス アオ)

Solo, Duo & Trio

お題企画 「#未来に残したい風景」受賞 ***ありがとうございます! Solo, Duo & Trio Solo Duo Trio 番外編 レモンバームさんのリクエストにお答えして蔵出しカモ尻写真を追加します! ありがとうございます

目の前の清流

エストニアの桜は真冬に咲く

今年はよく雪が降る。 近年は度々暖冬になり、積雪が当たり前のエストニアでも雪がしっかりつもっている状態が続くことが少し稀になってきた。 私が小いさかったころは・・・ そんな子どものころの雪の思い出を義母やヨメがしてくれることも多々ある。 九州で育ったボクとしては雪をみると未だにテンションがあがる。 エストニアに住み始めて10年経つが、それでも雪をみると未だにテンションがあがる。 なぜなら雪が積もると世界が明るくなるからだ。 冬至は過ぎ、日に日に日照時間は長くなっ

なつかしい場所 〜 photo OSAKA 〜

私のふるさと、大阪 大阪から東京に出てきたのは23歳の時でした もう大阪よりも東京での生活のほうが長くなりました 上京するのに不安も未練もなかったし 今も東京が好きだし楽しいです それでもこのごろ、ふと昔のことが思い浮かんだり 夢に出てきたりします ふるさと、と言っても大阪の都市部で 電車で10分ほど行けば 大きな繁華街やオフィス街 ファッションや生活や空気感も 東京と大差ありません 街は時代とともに少しずつ変わってきました けれど、実家のあたりの神社や商店街には面影

川と暮らしている人たちの街

一枚の写真が、ずっと心に残っています。 一人の男性が、川に浸かって祈りを捧げています。 その奥には、人がたくさん乗った小舟が水面を漂っています。 これは、インドに旅行に行ったときに、バラナシという街で撮った写真です。時刻は夕方の頃だったと思います。空気はむっとして暑かったのですが、なんとなく物寂しい雰囲気と、広大な川に圧倒されました。 毎週月曜日には、旅の記録を書いています。 男性が小舟に関係しているわけではなさそうですが、いま考えると、小舟では「葬い」が行われてい

なぜ営業一筋うん十年のおっさんは「君にはもっと苦しんでもらわなきゃな、エヘヘ」と言うのか

「本を書く人になりたい」 最近、小学1年生なる長女がしきりに将来の夢をこう語ってる。 鼻息荒めに、フガフガと。 恥ずかしいので、親だから多少控えめに言ってはみるものの、やはりフガっている。 そして ‘’毎日、本を読む!‘’ と断固とした決意宣言をするではないか。 あれ?真剣? 保育園の頃は毎日ケーキが食べられるから「ケーキ屋さん」、 小学生になったばかりの頃はキツい胃腸炎を救ってくれた「お医者さん」。 今度は正反対の超文系かいな。 そういえば、我が家の財

昭和のかけらを探して

大分県の豊後高田市には昭和の町という愛称で、昭和30年代の商店街を残存、復元している地域があります。 昭和感を残す町並みが観光資源として注目され、町おこしの一貫として平成に入って整備が始まりました。 今回は昭和を知らない平成生まれの私が街に散らばった「昭和」を探してみました。 このボンネットバスはほぼ廃車状態だったものを福山自動車時計博物館の手によってレストアしたものです。 現在製造されていない部品も数多くあり、職人の手で丹精込めて製作されています。窓枠ゴムは特注で、ア

【懐かしい!レトロ自販機レストラン~出雲追憶編①】

出雲市駅の隣の直江駅近くに、懐かしい、昭和の自販機レストランがあり。こっそり体験してきました。コインレストラン「コウラン」というのが正式名称らしいですが。 https://youtu.be/6wRUWkB0JHc ちなみにレトロ自販機レストランの隣の隣はガスト、ゆめタウンがあります。さて、まずは速攻でトイレにいきました。落ち着いて店内を眺めていると、ゲーム機やなんか他でみたことない自販機あり。 とりあえずオロナミンc飲んで目的地へ。途中ケーキ屋も発見し寄り道をしながら。

青春という名のKPOP 【全記事一覧】ALL ABOUT KPOP GIRLS!(9/23/23更新/全166記事)

それは2021年11月3日のことだった。 9月から「Girls Planet999」(通称:ガルプラ)にハマった私は、その後KPOPのサバイバルオーディション番組を立て続けに見ていた。 そんな時に妻から「KPOPのブログでも書いたら?」と言われた。 ピンときた。そして、書き始めた。 止まらなくなった。それだけKPOPの魅力は奥が深い。まさに沼だ。 どこまで書き続けるのか自分にもわからない。 最初のうちには読んでくれていた妻もあまりの量を書き続けるので、やがて遠慮す

【商売繁盛と漁業の神様~美保神社に行ってみた~】

えびす様の総本宮である、美保神社に行ってきました。一言でいうと「めっちゃ遠い」。ただ行くと私にとっては懐かしい、落ち着く場所という感じでした。 私は出雲市駅から松江駅まで電車(鈍行で50分くらい)、松江駅からバスで40分。終点で美保関コミュニティバスに乗り換えて、美保神社前まで30分くらいでした。 乗り換えの待ち時間とか確認しとかないと、1時間待ちとかあるのでご注意を(私は1時間以上待った)。 土日祝はバス本数少ないのでご注意を。美保関~美保神社前に行くまでは景色がよく

福島県の子供の話/春夏秋冬福島が好き

栃木県の新人バスガイドが初めて経験する県外ツアーは福島県が圧倒的に多かった。福島県と栃木県は隣接しているが、群馬、茨城、埼玉といった隣県とは、あきらかに違う「みちのく」感が旅気分を盛り上げてくれる、ワクワクするのだ。  現在は高速道路の開通も加わり、観光地も多様化しているが、観光地が今ほど多くなかった頃、学生の遠足も御一行様の一泊旅行も福島県が多く思い出は数えきれない。 春高楼(こうろう)の 花の宴(えん) 巡る盃(さかづき) 影さして 千代の松が枝(え) 分け出でし 

冬のつがるで見つけた奇跡のじさまたち

去年の10月から地域おこし協力隊として赴任してから早いことでもう三か月。とうとう本格的な冬真っ只中である。 当たり前だが青森の冬は私が育った関東よりもずっと厳しい。 寒く、吹雪で前は見えなくなる。家や車に雪が積もりしょっちゅうおろさなくてはいけない。雪が邪魔して道は狭くなり、道路は冷たい風で凍りツルツルガタガタに。 ただでさえ慣れない車の運転なのに、冬は一層のこと神経をすり減らす。 地元の人と話をしていると 「土手から落ちて車が一回転した」 「吹雪で前見えねえくて

「泥くさい」津軽を伝承する 金多豆蔵劇三代目座長 木村巌

津軽鉄道の最終目的地 津軽中里駅のなかには金多豆蔵(きんたまめじょ)人形劇のシアターがあります。 「金多豆蔵」は 1907年(明治 40 年)に創作されて以来、100 年以上に渡って伝承されてきた人形劇で多くの地元の人に愛されてきました。 首筒式という日本唯一の方法で一人で二体の人形を演じています。 金多豆蔵の名前には人は「豆」まめしく健康で働けばお「金」が「多」く入り「蔵」が建つという意味が込められているそうです。全編津軽弁で行われるこの劇は世相を取り入れた笑いあり涙

+5

青いリネンの花畑をあなたへ

Vol.151 1本の土筆に思う 〜子供たちにとっては1日・1日が大切なのです〜

「ちゅくし!」 週末、公園で石ころ拾いに興じていた息子(3歳6ヶ月)が地面を指差し叫んだ。 本当だ。土筆だ。懐かしい。ド田舎育ちの私は子供の頃よく摘んで遊んだものだ。と言うかよく「つくし」なんて知ってな、息子よ・・・ 恐らく図鑑で見て覚えていたのだろう。 子供のインプット力ってすごい。 しかし土筆とは春である。 気付けば今年も1/6が終わっていた。 信じられない。特に2月はロシアのウクライナ侵攻という衝撃的なニュースがあり全て吹き飛んだ。 老いた身には「十年一昔」。

隠された日本の問題

夕日の頃

もしかすると俺たちは、歌詞がわからないからメタルを聴けているのかもしれない!

PEARL JAM のエディ・ヴェダーは農家のオッサンのようだ。失礼を承知でいえば、僕のイメージするアメリカの農家のオッサンとはまさにエディ・ヴェダーだ。アイダホあたりで芋を作り続けて40年、メイクイーンもキタアカリもインカのめざめも認めん!唯一認めるのは男爵だけだ!そんな感じがする。とにかく無骨で、無口で、正義感が強く、曲がった事が大嫌い。そんな雰囲気がムッシュムラムラと伝わってくる。 こういう人のスイッチは絶対に押してはいけない。しかしアホなインタビュアーがヘラヘラとこ

【第3弾】稲垣純也がYouTube動画を撮ります【都市風景写真家 新納翔に密着取材】

それでは、本題に入ります。 なんと!なんと!なんと〜!!! この度またまた素晴らしいYouTubeのチャンネル動画を、あの業界のお方!その名もプロカメラマンの稲垣純也様が新しく投稿されました。 (稲垣純也様はnoteでみんなのフォトギャラリーでたくさんのお写真をあげていらっしゃるのでご存じの方も多いでしょう♡) 私はその動画を第1弾の時からnoteで記事にして紹介して参りましたが、このように晴れて第3弾目の記事を書く機会をいただいたこと。本当に嬉しくそして感動しています

環境工学の専門家に教わった「地域の課題解決において“技術以上に必要なこと”」

富士通Japan徳島支社の濱上隆道です。2回目の投稿です。 先日、生態系工学、津波防災学、環境工学を専門領域として活躍されている徳島大学の上月康則教授 と地域課題について語り合う機会がありました。その中で、長年、地域課題に取り組んでこられた専門家ならではの貴重なアドバイスをいただきましたので、前後の対話を交えつつお伝えします。 「高度経済成長が残したツケをなんとかしたい」濱上:上月先生とは、先生がずっと取り組んでおられる「絶滅危惧種になったルイスハンミョウが戻ってくるため

雪降るチャーハンも悠々と

一昨日まで墨汁の滴る毛筆を立てて、気の向くままに書き初めていたものだが、もうすでにお正月が待ち遠しい。次のお正月はまだであろうか。 朝から身体が跳ねるように軽いのだ。 1年間で埃が被るように音もなく溜まっていった疲れやこわばりを、圧倒的な吸引力でごっそり吸いとられた感じ。 きっと休まれたのは身体よりも心のほうで、今なら開かずの瓶となっているディルピクルスと何時間でも格闘できそうな気がしている。 一から拵えたおせちは、料理をするたのしさを改めて実感させてくれた。 お水をたぷ

りゅうと会えた日。

りゅうが我が家にやってきたのは、わたしが就職してすぐの頃。5月の連休に初めて会ったとき、りゅうは両手にちょこんと乗るくらいのかわいい子犬だった。 父が知り合いから譲ってもらった、明るい茶色の毛をしたミックス犬。「もう犬は飼わない」と言っていた母も「かわいいねぇ。」と目を細めていた。 臆病だったりゅうはわたしたちに抱っこされるのを嫌がって、軒先にある物置棚の2段目にのぼり、ぶるぶると震えていた。ここが彼の定位置で、いつもくるんと丸まって眠っていた。 お盆の頃にはすっかり体

初めて乗ったヘリから見た東京【写真30枚】

2021年5月、人生で初めてヘリコプターに乗った。飛び立ってからというもの、初の体験に終始興奮と感動が止まらなかった。無我夢中でカメラのシャッターを切り続け一瞬のうちに地上に帰ってきた。これはそんな撮影記。 日頃東京で写真を撮りまわっていると、この建造物を俯瞰で見るとどんな光景になるんだろうかと想像してしまう。何かに触発されてわけではなく、空からでないと見ることのできない景色への興味と関心がピークに達してしまってヘリ搭乗に繋がったと記憶している。 東京ヘリポートから飛び立

千住のコンポジション 〜その奥へ〜

ぼくの目が、千住のまちの空間構造について、見て、歩いて、考えてきたこと。少しまとめてみます。 江戸、東京、千住 江戸四宿のひとつとして栄えた千住は宿場町。1625年に建設され、日本橋から2里(約8km)に位置する初宿。日光街道、奥州街道へ続く江戸の北の玄関。隅田川の舟運が盛んで河岸と街道が交差するため、たくさんの人やモノが行き交った。 約400年後の現在。舟運が鉄道に変わったものの、時代の変化をまちの中に刻み続けている。品川、内藤新宿、板橋、そして千住。江戸から東京へと変

風景をつくる手仕事

ほとんどの日本人がそうだと思うけれど、棚田が好きです。 私が育った場所では大きな川沿いにどこまでもまっすぐな車の通れる農道が続いていて、両側には一面に田んぼが続いていました。秋の台風のシーズンにはたまに、あふれそうになった川から越流堤を越えて流れてきた泥水をためる遊水池としての役割も果たしていた大きな田んぼは多分、そう古くない時代に整備された農地で、春から秋にかけてトラクターやコンバインが活躍していました。春には水が張られて田植えの頃には初夏の青空を写し、緑色の稲がいつしか

消滅危機言語のワイド―という言葉

わたしのはじめてのロングディスタンス(スイム3km・バイク155km・ラン42.195km)は、2006年の宮古島トライアスロンで、夫は応援でした。 朝4時に起き、暗い中での朝食、レース準備からゴールの21時まで一緒に戦ってくれました。スイムアップしたとき、バイクのとき、ランのとき、思いもよらない場所で夫の顔を見つけると、心強いのに泣きそうになりました。 バイクとランでは、エイドステーションが設けられ、水、バナナ、黒糖、エネルギージェル、塩等の補給食が用意されています。バ

【感動】みなさんの「未来に残したい風景」を読んで

こんにちは。 年末から開催している「#未来に残したい風景」をお題とした投稿コンテスト。 中盤に差し迫って参りました。 ご参加いただいているみなさま、ありがとうございます。 ちょっと難しいお題でもあるので、 集まるのかな〜大丈夫かな〜 なんて、心配しておりましたが・・・。 年末年始は実家に帰りまして、 こたつの中に入り、ひたすらnote。時々みかん。時々駅伝。 おかげさまで、note漬けの時間を過ごしていました。 いや〜、いろいろな考え、価値観、知識があって面白いです

デザインできないをデザインする

この依頼を受けた時 「全てをデザインすることはできないな」 と思いました 山梨県富士吉田市が開催する年に一度の一大イベント”ハタオリマチフェスティバル”。通称 ”ハタフェス”。2日間の開催で数万人もの人が訪れる人気のイベントです。このnoteは2021年に開催されたハタフェスの休憩・飲食スペースを作った記録です。 ご存じない方も多いと思いますので、簡単に”ハタフェス”の概要について説明すると… もっと詳しく知りたい方はハタフェスのHP↓をご覧ください さて、まずは前回

五感の届く範囲で

座右の銘というほどではないが、好きな言葉が2つある。 1つは、"Don't think. Just feel." 2つめは、"Life is short." どちらも英語なのは、私にとって耳触りがいいから。日本語で「考えるな、感じろ」「人生は短い」と言われると、少し強く聞こえる。 事務員として働いていた頃、あるワークショップに参加した。講師から「最近感動したことは何ですか?」と質問され、私は言葉に詰まった。「印象に残った風景でもいいですよ。空の色とか小鳥の鳴き声とか」講

まちを愛するこころ

昨年、個展を開催するにあたり、はがきに地図が必要になりました。会場は、みんなにぜひ来てほしいような、ステキな場所にあるので、周辺の神社や公園、池なども載せたマップが欲しいと考えました。 既存の地図を探しましたが、きちんとした地図はどこにも見当たらず、自分で描くことに。毎日のように散歩している場所。周辺で見つけられる鳥や植物、春夏秋冬の魅力など、載せたいことが多すぎて、はがきサイズのDMに載せるには明らかに多すぎます。 情報量を減らして、本当に最小限にそぎ落として、とてもシ

松本紀生さんの講演会を通して。

皆さんこんばんは猫鍋です。 11月11日に松本紀生さんの講演会が学校でありました。 ご存じの方もいると思いますが松本さんの仕事は写真を撮る事。 仕事場は、アラスカ。 春先には、アラスカの北の方で自然の風景を撮る。 冬には、アラスカの南の方でオーロラを、撮る。 1年のほとんどをアラスカで過ごす松本さんが僕達中学生に向けて楽しい講演会を開いてくれました。 アラスカは、未知の領域。アラスカは日本の国土の約4倍の面積を持っていますが、人口は70万人程度と少ないです。

一人の男が守った町・倉敷を歩いた旅

倉敷を旅した日。 街並みの美しさに息をのみ、江戸時代に思いをはせました。 西洋美術を見てヨーロッパに思いを巡らせました。 今はそこで過ごしたかけがえのない時間を抱きしめます。 倉敷にはかつて行ったことがありました。 ところが家族3人で訪れた時に、初めてのように目が開かれました。 美観地区はこんなに奥が深かったっけ? 歩いても歩いても途切れることのない蔵の壁。 どこを切り取っても絵になる風景。 かつてはこの美しさを流し見していただけだったのでしょうか。 修学旅行の京都のよ

政治活動と企業経営、衰退の共通点

ここ数年ほど、色んな政治活動を見る機会があった。 殆どがうまく行っていないのだが、うまくいかない理由をまとめてみた。それが、衰退する企業の特徴に似ているので驚いた。 ゴールとロードマップ設定がない 意味のない定例会議が多い 意味のない飲み会が多い 説教が多い割に学びがない 時間がコストであるという意識がない ということが挙げられる。 ・ゴールとロードマップ設定がない  何かの活動を始めるときに「ゴール設定」が為されずに走り出すと必ず迷走する。ゴール設定があっても

伊勢の戦略 【旅日記】

私が生まれ育った地区には、「お札当番」という習わしがあった。 当番が、お伊勢さん(伊勢神宮)のお札(神宮大麻)を、代表でもらいに行くのである。何年かに一回当番が回ってくる、輪番制だ。我が家の祖父・曾祖父も参拝していた、と思うが、記憶はない。 昭和の終わる頃までは、残っていた風習だと思う。ただ、神社仏閣も、歴史も、大人の行動にも、興味の無かった未成年時代、いつしか私自身の記憶からも消え去り、社会人となっていた。 ひょんなことで、思い出すまでは・・・ 爺さんよ・・ ◇◇

自分のルーツに出会う

母方の実家に2年ぶりに行ってきました。 十数年前に亡くなった私の祖父の職業は宮大工。主に神社や寺をつくったり修繕したりする仕事です。 私が建築家になりたいと思ったのも、少なからず祖父の影響があると思います。 生前、私は祖父の作り出すものを見て驚き、その細かく美しい仕事は魔法のようだな、と思い尊敬していました。 ただ、それほど祖父とは直接仕事の会話ができなかったことが今となっては悔やまれます。こうして建築の仕事をしている今なら、もっと色々な話ができただろうな、と。 今回の

共同洗濯場で井戸端会議をしていたフランス人女性たちを想像してみた

共同洗濯場ってなに? 井戸端会議ってなに? そう思われた方、多いと思います。 もしかしたら もう誰も使わない言葉になっているかもしれません。 今のように水道もなく、洗濯機もなかった時代に井戸の水を汲み、洗濯をしていたのはフランスも日本も同じです。 そこに集まって洗濯をしながら世間話をする女性達の姿も似ていたのではないかと思うのです。 どんなことを話していたのかな、彼女たちはどの様にコミュニケーションをとっていたんだろう。 当時の女性達のコミュニケーション能力がいかに優

ごくろうさま、ありがとう

先日 記事を書いていました ところ 春馬くんに会いたくなりました。 未視聴でした 彼の映画 『森の学校』が リクエスト上映を していることを知り 出かけて 参りました。 内容は 昭和10年代の兵庫県の丹波篠山を舞台に、子どもと自然のふれあいや家族愛を描いた映画。原作は同県篠山市の河合隼雄京都大学名誉教授が、少年時代を回想して書いた『少年動物誌』で、監督は篠山市出身の西垣吉春氏。主人公の正雄少年を三浦春馬が演じた。男ばかり6人兄弟の3男で、篠山尋常高等小学校(現:篠

ミュージシャンと、野の花と。

noteを書く時はSpotifyを聞きながらって いうのがクセになっているので、昨日は ポッドキャストで短いトークを聞いていた。 谷中敦さん(東京スカパラ)がゲストで ホスト役は、10-FEETのTAKUMAさん。 谷中さんがその日、誕生日だったらしく、 TAKUMAさんがお誕生日おめでとう ございますのでっかい声と共に、 さっきそこで、花摘んできましたって 言った。 なんかすごく、胸に沁みた。 誕生日だからってお花屋さんでお花を 買うんじゃなくて、摘

今も春を刻んで

蒸されて汗噴く、熱帯夜に。彼と会うためだけに、駅へ。制服ではなく大学生らしい私服で。朝ではなく夜ではあるが、あの頃歩いた道をなぞるようにして向かった。白色の蛍光灯に照らされる駅の改札口で彼と再会したとき、またあの時に戻ったみたいな感覚になる。 僕は大学に入学してから服の系統も変われば髪型も変わったし、眼鏡だって常時かけはじめた。ヨシキだって赤いスポーツ眼鏡をしていたのに、今じゃコンタクトレンズが瞳に内包されている。短く癖のある髪は長くなって、パーマをマットなワックスで整えて

サービスエリアでのグルメ!

今から30年以上前の話・・・ 私がまだ小学生の頃の話をします。 要は悪ガキだった頃の未知との遭遇の話・・・ 4人兄弟の次男で負けん気の強かった私は兄弟の中でも1番を目指していた。 スポーツだけでなく食い気も例外では無かった。 我が家はお盆休みに家族旅行を兼ねて墓参りに行くのが習わしだった。 子供には苦痛で長時間車の中で退屈なのと何より車酔いがひどい・・・ 今なら車酔いはしないが当時のオトンの運転は荒く勇しく戦国時代の武将が馬に乗って戦に出るかのようだった。 ウ

手をつないで一緒に歩いてくれるのはいつまでか

先日、4歳息子と一緒に動物園へ出かけた。 7歳の娘は、動物園ではなくスイミングのテストに向けて練習したい、とのことで父親と市民プールへ。その日は二手に分かれて、別行動。 電車に乗って2人でお出かけ。我が家は車で行動することが多く、電車に乗ることが少ないので珍しく感じるのか、それだけで嬉しそう。 駅に着くと動物が大好きな息子は、ワクワクした様子で動物園へ向かう。 小さな手をしっかりつないで歩く。 彼は手をつなぐのが好きなので、歩き始めた頃から「手をつないでくれない……

関東平野(4月)空の写真物語

3月末~4月まで、特別支援学校スクールバスの仕事に2週間の春休みがあり、私は夏タイヤの履き替えに数日間、日光の家 ( 旧今市市 )に帰ります。  毎年のことだけれど、タイヤの履き替えって大変じゃないですか??  そんな話を日光のタイヤ屋さんにしてみると、無料で預かっていただけることになりました~ 嬉しすぎます!!!  旅行会社のバスツアーでお客さんとして知り合ったタイヤ屋さん・・・ 長いお付き合いとなりました~ 今は私もお客さん~  茨城西部では、ほんの僅かな間だけ

地理学初心者とゆく白川郷:2つの衝撃を解き明かす旅

白川郷に着いて間もなく、私は2つの衝撃―すなわち圧倒的な風景美と、おもてなし―を受ける事になった。特に後者、毎年100万人が訪れる観光地にもかかわらず、なぜこんなにも温かいのか。この状況で、ただ景色を楽しみおもてなしを有り難く頂戴するだけで終わらせて良いだろうか、いや良いはずがない。これは調査だ。 この記事は、そんなひねくれ者が白川郷を散策して疑問を解き明かしていく、ちょっと変わった旅行記である。 まずは地図から旅の前に地図を見るのは当然だ。一般的にイメージされる白川郷は