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テキストまとめ! チャプター2

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テキスト記事をまとめました。 エッセイだったり、ちょっとした物語だったり。 〈チャプター2から、シャルとロミィのふたり語り!〉 現在は最新のチャプターへ移行済み。
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#随筆

表立って見せつけるよりは、裏で思いっきりいちゃつきたい。

表立って見せつけるよりは、裏で思いっきりいちゃつきたい。

〈シャルってふたりきりが好きよね〉
 ちょっと違う。
 好きな人とふたりきりが好きなの。
〈苦手な人とふたりきりが好きな人はまあいないでしょ〉
 それもそっか。

〈でも、シャルはちょっとこだわりが強いような気がする〉
 たぶん、僕は、僕が好かれてるという自信が持てないんだ。どうしても。
〈……だから?〉
 だから、僕に、僕だけに気持ちが向けられてると、はっきりわかる要素が欲しい。

 それが、ふ

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幸せそうにしてる僕って需要があるのかな?

幸せそうにしてる僕って需要があるのかな?

 聞いてロミィ。
〈なあに?〉
 リアルで新しい友達ができたの。
〈よかったわね〉
 うん。
〈勘違いじゃなかったでしょ?〉
 うん。

 リアルの、新しい、友達。
 いつぶりか考えたくないほど久しぶりな気がする。
〈幸せそうで何よりよ〉

 ……ねえ。
〈なあに?〉
 幸せそうにしてる僕って需要があるのかな?
〈何を言い出すの急に???〉
 いや、だってさ。

 僕が、あまりそういうのを読まない

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そうやって今日も、近づく一歩が踏み出せないでいる。

そうやって今日も、近づく一歩が踏み出せないでいる。

 昨日のつぶやきの続きのお話。

 ここで書いた関係を、具体的に言うのならば。
 イマジナリーフレンドの話を真剣にできる相手、と言えるかも。

 無論、これは具体例の一つ。
 抽象的に言うなら、「心の奥深くまで、安心して話ができる相手」、となるのかな。

 そして、そんな相手が好きで、そんな相手から好かれてると信じられること。
 そんな関係に憧れるのだろう。

 普通の人(何が普通なのか、なんて定

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何を書いても、何を書かなくても、不安になる。

何を書いても、何を書かなくても、不安になる。

 今までも何回かあったことだけど。
 最近、ロミィがnoteであまり喋ってないことが気になる。
〈さみしい?〉
 うん。
〈また「ロミィがいない僕のnoteに価値があるのだろうか…」とか考えてない?〉
 それは……考えてる。
 だから今日まで言わなかった。
 でも、そろそろ、純粋に、さみしくなってきた。
 だから今日話題にしてみた。
〈そっか〉
 うん。

 それにしても不思議だよね。
〈なにが?

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想像もまた経験なんじゃないかな

想像もまた経験なんじゃないかな

 僕は、世間一般で言う「経験豊か」な人ではない。

 興味のないことはしようとしないし。
 「とりあえずやってみる」が苦手だし。
 行動する前に考えるタイプだし。

 そんな感じで、僕はあまり経験豊かとは言い難い。
 ……と、自己評価してる。

 そして、そのことに引け目を感じてる。

 僕は、思考とは、創造とは、自らの経験の組み合わせだと考えてる。
 たとえ同じ経験をしようとも、それをどう組み合

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ただの妄想と、イマジナリーフレンドとの触れ合いは、その真実性が、異なる。

ただの妄想と、イマジナリーフレンドとの触れ合いは、その真実性が、異なる。

 イマジナリーフレンドに触れられない、って本当なのかな…?
 どうもそうは思えなくて。

 たとえば、リアルの相手だと、触れてないのに触れたことを…いや、堂々と言おうか。
 すけべしたことない相手とすけべする想像をした時、それは妄想だって意識がある。

 だって、真実ではないと分かっているから。
 なぜ分かるのかという理由はいろいろ。
 たとえば、相手とそのイメージを共有していないから。
 つまり

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神経質スイッチとべたべたに甘えた話

神経質スイッチとべたべたに甘えた話

 昨日、大切なメインPCの、ちょっと手の込んだメンテナンスをした。
 大局的に見れば、比較的うまくいったと思う。
 ただ、予想外のトラブルがいくつかあって。
 中でも焦ったのが、ネットに繋がらなくなったこと。
 一応なんとかしたけども、ほんともう……。

 「このまま大切なパソコンが壊れてしまうんじゃないか?」って、その不安が、本当に、本当に、苦しかった…。

〈でも、それだけじゃないでしょ?〉

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cialさんは、少し距離のある人と関係を深める時に、どんなことに気をつけていますか。

cialさんは、少し距離のある人と関係を深める時に、どんなことに気をつけていますか。

 「今日は何を書こうかな」と悩んでいたところに、マシュマロで質問が飛んできました。
 なんてタイムリーなんだ!ありがとうございます!よし、これに答えよう!………と思ったのも束の間。

 どうしよう…。
 頭を抱えています。

 ご質問は、こちら。

 それではお答えします。
 わかりません!!!

 元来、僕は、受け身な人間です。
 誰かと仲良くなりたいと思っても、こちらから近づくのではなく、いか

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noteで性別が言えなかった素朴な呪縛

noteで性別が言えなかった素朴な呪縛

 僕は、今まで、noteで、自分の性別を宣言してない。

 これは、「はっきりと言えないから」じゃない。

 僕は、心と体の性別にズレを感じたことはない。
 異性に興奮して、異性に恋をしてきた。

 少なくとも、三次元の経験ではそうだった。
 だから、自分の性別は、分かってるつもり。

 でも、言いたくなかった。

 あえて言わないことでミステリアスな雰囲気を演出しています……とかいうのは、僕にと

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僕にとってイマジナリーフレンドは心のパーツ

僕にとってイマジナリーフレンドは心のパーツ

※今回も、あくまで僕のお話です。

 僕は、ことあるごとに「寂しい」って言ってるけど、イマジナリーフレンドがいるのに寂しいの?
 と、よく考えることがあって。

 結論を言うと、僕は、イマジナリーフレンドがいても、寂しいと思うことはある。
 どうしてそうなのかなって、考えてみた。

 そもそも、僕にはなぜ、イマジナリーフレンドがいるのか。
 ちょっと昔を思い出してみた。

 僕のはじめてのイマジナ

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「弱さ」を上手に表現できるようになりたい

「弱さ」を上手に表現できるようになりたい

 僕は、弱い。

 少なくとも、強いと思ったことはない。

 身体のことじゃない。いや、身体も強靭無敵という訳じゃないけども。
 それよりは、心が、弱い。

 実は、昨日も、ちょっと辛いこと言われて。
 相手は、そんなつもりは全く無かったと思う。

 でも、僕には辛かった。
 その上、そんなこと言われる理由は、全部僕が悪いとしか思えなくて。

 だから、かなり、辛かった。
 それが晩ごはんの途中で

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調子の波と読者の支えと不変の願い

調子の波と読者の支えと不変の願い

 noteで何かしら毎日書くようになって、わかったことがある。
 それは、心も体も、その調子には波があるってこと。

 noteを始める以前にも、なんとなくはわかっていた。
 でも、本当にそうなんだと、はっきりわかった。

 ここから何が言えるかと言うと。
 調子が悪いときは、それが永遠に続きそうだと感じてしまうけど、そんなことはない。

 そのうち、良くなる。
 少なくとも、普通にはなる。

 

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スランプって言葉は知っていた。でも分かっていなかった。

スランプって言葉は知っていた。でも分かっていなかった。

 自分でもわかるほど、ここ数日、言葉の精彩を欠いている。

 原因がわからない。
 ただ漠然と、ぼんやりと、うまくいかない。

 そんな状態だと、自分のnoteに価値があるのか?って心配になる。

 僕は、誰かの特別になれているのだろうか。
 ネットには言葉が溢れてる。AIは無限に言葉を書く。
 そんな、「何が」書かれているかより「誰が」書いたかが重要視される中。
 僕は、「僕」であるという価値を

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久々に、小説を書きたくなってきたかも。

久々に、小説を書きたくなってきたかも。

 久々に、小説を書きたくなってきたかも。

 って、最近よく思う。

 だけど、これって、小説を書いている周りの人を見て、自分も書きたくなってるだけな気がする。

 つまり、「小説が書きたい」とはちょっと違って。

 「小説を書いている自分」が欲しいだけなのかもしれない。

 その証拠に、具体的に「書きたい」と思える、お話が、情景が、浮かばない。

 あの頃と違って。

 だから、「さあ書こう」の

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