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#ミステリ

2022年の読書初め

2022年の読書初め

は、コチラ↓↓の本格ミステリ長編!!

『名探偵に甘美なる死を』(方丈貴恵 著)

本作は、方丈貴恵さんの〈竜泉家の一族〉シリーズの最新作です!!

< あらすじ >
「犯人役を演じてもらいたい」と、世界有数のゲーム会社・メガロドンソフトから依頼を受け、VRミステリゲームのイベント監修を請け負った加茂冬馬。会場であるメガロドン荘に集ったのは『素人探偵』8名、その中には「幽世島(かくりよじま)」の事

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2021年の16冊目

2021年の16冊目

は、コチラ↓↓の日本昔ばなしミステリ!?(笑)

『むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。』(青柳碧人 著)

2019年4月に刊行されるやいなや、瞬く間にベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の続編です!

誰でもよく知っている昔ばなしの数々が、とても面白いミステリに大変身!

密室殺人・タイムループ・交換殺人など盛り沢山です!

ほんとお見事!!

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2021年の13冊目

2021年の13冊目

は、コチラ↓↓のミステリ!!

『推理大戦』(似鳥鶏 著)

自分にとっては初めてとなる似鳥鶏さんの作品です。

< あらすじ >
日本のある富豪が発見したという「聖遺物」。
世界的にも貴重なその「聖遺物」を手に入れるため、世界中のカトリックそして正教会は、威信と誇りをかけ「名探偵」を探し始めた。
いったい、なぜ?
それは、「聖遺物争奪」のために行われる、前代未聞の「推理ゲーム」に勝利するため。

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2021年の12冊目

2021年の12冊目

は、コチラの作品!

『invert 城塚翡翠倒叙集』(相沢沙呼 著)

ミステリランキング五冠を獲得した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の待望の続編です!

< ミステリランキング五冠の詳細 >
①第20回本格ミステリ大賞受賞
②「このミステリーがすごい! 」1位
③「本格ミステリ・ベスト10 」1位
④「SRの会ミステリベスト10 」1位
⑤2019年ベストブック

本作は、『古

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2021年の11冊目

2021年の11冊目

は、コチラ↓↓の作品!

『兇人邸の殺人』(今村昌弘 著)

シリーズ累計100万部突破したミステリ小説、『屍人荘の殺人』シリーズの第3弾です。

この『屍人荘の殺人』シリーズは、読書をしているのにまるで映画を観ているような錯覚に陥ってしまう、めちゃくちゃ大好きなシリーズ!

とても面白くて、新作を楽しみにしていました!

今作もワクワクしながら読み始めたのですが、結局ずーっと興奮が止まらないまま

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2021年の7冊目

2021年の7冊目

は、コチラ↓↓のネコミス!?(ネコ×ミステリ)

『まりも日記』(真梨幸子 著)

“まりも”という1匹の猫に人生を狂わされた人々の人生が描かれるミステリです。

ちなみに、登場する猫たちは幸せなままですので、ご安心ください!(笑)

著者の真梨幸子さんは、ご自身でVlogもされているんですが、そのなかで本作の紹介動画も作られています。

動画を観て分かるとおり、実は主演のまりもさんは真梨さんの猫

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2021年の6冊目

2021年の6冊目

は、コチラ↓↓のゴシック・ミステリ!!

『薔薇のなかの蛇』 (恩田陸 著)

本作は、1997年の『三月は深き紅の淵を』で初登場した人物、水野理瀬が登場する一連の物語、通称”「理瀬」シリーズ”の17年ぶりの単行本です。

< あらすじ >
英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力

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2021年の5冊目

2021年の5冊目

は、コチラ↓↓のサスペンス・ミステリ!!

『幻視者の曇り空 ―― cloudy days of Mr.Visionary』(織守きょうや 著)

2015年に『記憶屋』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した、織守きょうやさんの最新作です。

< あらすじ >
ある特殊能力のせいで、他人に関わらないように生きてきた久守一は、偶然、その力で美大生の佐伯が巷を騒がせる連続殺人犯だと知ってしまう。
社交的

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2021年の1冊目

2021年の1冊目

は、コチラ↓↓の短編ミステリ集!

『あと十五秒で死ぬ』(榊林銘 著)

本作は、期待の新鋭・榊林銘さんのデビュー作品集で、‟十五秒後に死ぬ”というトリッキーな状況設定で起きる四つの事件が収録されています。

< 収録作品 >
▶「十五秒」
▶「このあと衝撃の結末が」
▶「不眠症」
▶「首が取れても死なない僕らの首無殺人事件」

どの作品も本当に面白かったのですが、やはり一番最初に収録されている「

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2020年の12冊目

2020年の12冊目

は、コチラ↓↓のミステリ長編!

『孤島の来訪者』(方丈貴恵 著)

第29回鮎川哲也賞を受賞した『時空旅行者の砂時計』に連なる、〈竜泉家の一族〉シリーズ第2弾です。

もうワクワクが止まらない作品でした!

特に最初の殺人が起こってからがあれよあれよの展開で大興奮でした(笑)

そして伏線の回収が凄いんです!

最後の最後の回収もニヤッとしちゃいました^^

次回作もとても楽しみにしています!!

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2020年の9冊目

2020年の9冊目

は、コチラ↓↓の作品!

『これはミステリではない』(竹本健治 著)

自分にとっては初めてとなる竹本健治さんの作品です。

読み終わった直後の感想は「、、、え??」です。

そして「これは確かにミステリではない」と思いました。(笑)

作者である竹本さんご自身が、「これまで僕が書いてきたなかでも最大級に歪(いびつ)」と評されてますが、本当に歪です。

そして、(作品を読み終えた後だと余計に)講談

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2020年の8冊目

2020年の8冊目

は、↓↓コチラのミステリ小説!

『楽園とは探偵の不在なり』(斜線堂有紀 著)

自分にとっては初めての斜線堂さんの作品です。

本作を読みたいと思ったのは、その独特な特殊設定!

どんな特殊設定かと言いますと、、、↓↓

二人以上殺した者は"天使"によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。そんな世界で起きるはずのない連続殺人事件が起こる。犯人はなぜ、そしてどのように地獄に堕ちずに殺人

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