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2021年の6冊目

は、コチラ↓↓のゴシック・ミステリ!!

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『薔薇のなかの蛇』 (恩田陸 著)


本作は、1997年の『三月は深き紅の淵を』で初登場した人物、水野理瀬が登場する一連の物語、通称”「理瀬」シリーズ”17年ぶりの単行本です。

サイン

< あらすじ >
英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスから「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大きな影響力を持つ貴族・レミントン一家が住んでいた。美貌の長兄・アーサーや、闊達な次兄・デイヴらアリスの家族と交流を深めるリセ。折しもその近くでは、首と胴体が切断された遺体が見つかり「祭壇殺人事件」と名付けられた謎めいた事件が起きていた。このパーティで屋敷の主、オズワルドが一族に伝わる秘宝を披露するのでは、とまことしやかに招待客が囁く中、悲劇が訪れる。屋敷の敷地内で、真っ二つに切られた人間の死体が見つかったのだ。さながら、あの凄惨な事件をなぞらえたかのごとく。


実は、自分はこの「理瀬」シリーズを読むのは初めて、、、と言いますか、読み終えるまで「理瀬」シリーズというものを知らず、単にミステリとして読んだのですが、スパイ映画のようで楽しい作品でした!!

(物語を読み終えた後、結局、理瀬たちは何者だったのだろうか調べて、初めて「理瀬」シリーズというものを知りました(笑))


本作のラストは、かなり思わせぶりな終わり方になっているので、きっと次回作があるはずと期待しちゃってます!!^^


< 参考 >


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