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人間讃歌と非人間讃歌

どうせ貧乏読者は荒木飛呂彦に関して書いた有料記事───何故あいつがああも優れた、それもたかが二十代の内にあんな作品なんぞ書き上げる事が出来たのか? に関して答えを書いた方は読まないだろう。


無料なら何でも読むが、有料なら一円だって払わない───現状、100円記事すら有料は払われず、無料なら読み漁られた。

そんな読者にこうも真剣に、本気で書き上げる義理は一切無いのだが、何でも「慈悲の心」とやらが「幸運」に繫がるらしいからな。私は嫌だが、例の「人間讃歌」に関しての所感などを書いた記憶もあまり無い。

なので出すだけ出しておくとしよう。記事というより忘れない為のメモ書きだが。


人間讃歌、忌々しい話だ!! 何せ、連中は良いだろう。都合良く理解者の編集者に出会えたり、仲間と助け合い危機を脱して、何かあっても命懸けで互いに戦う覚悟もあるなら「恐怖」はそりゃ無いだろう。


だが、現実には「違う」のだ。仲間が助ける状況など無いし、むしろ連中の助ける立場が私の場合は「指差して迫害を楽しむ」というのは間違い無く、しかも数はどんどん増えて手に負えない。


ギャングも一緒に笑いながらこちらを叩き、理解者どころか敵ばかり増えて、不理解など当たり前で味方なんぞ存在しない。


「結果」だけだ。単に自分達が楽な、日差しの当たる分かり易い道しか歩いて来なかったくせに、それをこちらに押し付ける。

それが「真実」であり、手を尽くしても酷く暗い道だけを歩いた結果もあれば、仲間だの憧れだの「恵まれた結果」に辿り着くというより「何もせず受け継ぎ、気が付けばいた」というのが真実だろう───結局のところ、連中の言い分は「持つ側」にしか適用されないのは確かだ。


あれこれ実際に足掻いた「私」が言うんだ、間違い無い!! 


何せ、実際にやったからな••••••それも、奴と違い才能すら無いまま30年も費やしシリーズ完結まで書き抜いた。それを薄っぺらと呼ぶ奴がいるとは思えない。

だが、実際にはこれだ。サイトの方針なのかスピリチュアル会員には数万円の会費が払われる中で、物語に関して私ほど書いている奴が他にいないのは明白な筈だが、おひねりであろうと有料であろうと「読むだけ読んで」一円も払われず、宣伝で広める訳でもない。

───現実には、要領の良い側が「得」するという真実らしい。私もスピリチュアル会員だのビジネス本を出せば売れるのだろうか?


だとしても、無意味だ───こういっては何だが、これだけ貫き通した行いが無下にされ続けた先に、価値があるとは思えない。


今更手遅れじゃないかとさえ思う。如何せん長過ぎた───読み漁るだけの読者にはわからんだろうが、30年は実に長い。
  
嬉しくもない。やれやれ。


そのくせ、ガチャだのガチャ動画だのに何万何十万を払い玉の台を叩くのだ───どこに敬意を抱ける部分があるのだ?


見せて欲しいものだ。「読者の力」なぞあればだが。


殺人衝動に関しては、一応何とかなる。私はそういったブレーキが無い故に何回もやらかしかけたが「我慢」した。無論、損した事はあれど得した事は無かったが───とはいえ生まれついてそういう「性」を持っていても「精神力で抑え込む」というのは、苦しくはあるが不可能ではない。

とはいえ、死んだ方が良い人間なぞ腐るほどいるだろうに、何故警察でもない、どころか結構な数を殺している連中なんぞに命を狙われなければならないのか。あちらは「正義」だからと喚いているが、盗撮や愛されてない事実を見据えないのは正義の一部とでも言うのだろうか?

少なくとも女の幸せは殺したし、改心可能な可能性すら潰したが───正義の為なら良いのだろうか?


ギャングに至っては存在そのものが違法だろうに、何人も殺した奴等が感情論の為に裏切るのは、正義であるから良いと言うのか?


何というか、人間の「規範みたいなもの」を守りさえすれば、何人殺そうが何をしようが大義名分で許される。反対する側が悪であり意見すらも認めない。

••••••自覚の無い邪悪、というなら連中自身がそうとしか言いようが無いが••••••まあ勝つ側にいるから良いのだろう。綺麗事をほざいて勝っていれば良くなるし、負ける時代ならば逆になる訳だ。

 
窮屈で息苦しい綺麗事。だからこそ、自殺が増えても建前だけで人間は動くし、綺麗事をほざけば中身なぞどうでもいい。であれば、揃って現実逃避を楽しむ連中には真実を見据えた物語よりも、「適度に現実逃避でき綺麗事に耽溺」する方が良いのかもしれない。


それこそ麻薬だが••••••人間讃歌を謳いながら人間讃歌の負の側面や、人間讃歌の問題など考えない。受け継いで先に進める物語から、何も受け継がないとは皮肉な噺だ。


むしろ、逆を行く私が調べるのだからな。


末期も良いところだ。やれやれ。



非人間讃歌は、その「逆」だ。というのも、人間性を持たぬからこそ、人間を客観視して人間の問題を書き上げる。無駄に綺麗事だけ語らず綺麗事の裏側を突き詰めた。


言わば、人間讃歌は理想でしか無いが、非人間讃歌は現実だ。貴様ら急に「見ず知らずの人の為」に、全財産投げ出すのか?

無理だ。実際には生活を取る。或いは金持ち連中のように、自分の死後財団に寄付するとほざくのだ••••••富を吸い上げ世界のバランスを崩しておいて、よくもまあ世のため人の為みたいな口が効けるものだ。

ならばさっさと死ね!!  邪魔だ!!!


無駄な富裕層は生きてるだけで邪魔だ。大体その人間讃歌、綺麗事の民主主義が、本当に民衆を主に置いた事があるのか?


そんなものだ。現実には適用されない!!


その、逆を行く訳だ。なので、実用可能な、綺麗事を倒す悪意が書いてある。何故こんな苦労して私が書かなければならないのか謎だが、とにかく綺麗事に合わせてやって、14冊無料で出してやった。


結果、一円にもならなかったので、おひねり制度にしてもそうだが、日本人は綺麗事だけ喚くくせに、実際には口だけだ。


日本で売るのが「間違い」だった。綺麗事の人間讃歌然り、実際には現実逃避にしか使えない駄作を持ち上げたりと「麻薬中毒者そのもの」としか、言いようが無いのが現実だ。

大体、良く分からん異世界が何なのだ?


舞台が変わっただけ、特別な能力が与えられただけで、別に当事者が学ぶ事も無ければ、成長する隙間もありはしない。

読む前と、読んだ後。


何も学ばず何も成長しなければ、そんなのは何も読んでないのと同じ事だ。その点、私の作品は学べる部分は山程ある。



それが、一般受けするかは惜しかったが

連中は華やかな道だが、持たざる者には通れない。


その点、非人間讃歌なら誰でも可能だ。実際にやった私が保証しよう。

最も、華やかさは無く、それでも何かを何とかしようと足掻いて、報われなくとも信じて貫いても「得」の少ないのは惜しかった。


見る目の無い読者は、これだから!!!

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