藤宇

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藤宇

Amazonで本を販売中です。 https://t.co/GsYlGhydx3 よかったらよろしくお願いしますm(__)m

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  • 短編小説

    今まで書いた小説をまとめていきます。

記事一覧

固定された記事

初投稿

 初投稿です。自己紹介もおいおいしますが、この間Amazonで一次創作本を出しました。どうぞよろしくお願いします。  この前適当に妄想日記を書いたら、宝石の国の二次を…

藤宇
4か月前
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契(ちぎ)り

 こんにちは。創作大賞、賑わってるみたいですね。自分も出そうかと思ったのですが、2万字という事で〆切まで日がないので次に参加する事にします。今日はこの間加筆修正…

藤宇
2日前
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present

 こんにちは。また1つ小説を投稿しました。よかったらどうぞ。  隔週と言っておいてかなり期間が開いているので、こまめに更新するようにします。どうぞよろしくお願い…

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藤宇
2週間前
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一里塚(いちりづか)

 こんにちは。またしばらく更新していなくてすみません。いろいろな事が起こったり、思う事があったため、少しネットと距離を置こうと思っています。  小説はずっと書い…

藤宇
3週間前
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お弁当にまつわる話

 またちょっと間が空いちゃいましたが、今回は小説ではないです。あとわりと暗いのでご注意ください🙇‍♂️  小説が書けない。小説というかエッセイが書けない。あるプ…

藤宇
1か月前
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願い

 こんにちは。またまた最近更新してなくてすみません。公募に出したものが期限が切れたのでupします。よろしくお願いします!  白い壁にグラスが勢いよく当たり、パリン…

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藤宇
2か月前

3つのお題で小説を書く

 こんにちは。今日は有料の記事(小説)になります。少しずつコンテンツを増やしていく予定ですので、よかったらどうぞ。  彼女の髪がさらり、と揺れた。  物憂げな瞳…

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藤宇
3か月前
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近況

こんにちは。ごぶさたしていてすみません。 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」という映画にすっかりはまってしまい、本を作るのに時間がかかっていました。漫画を描くのって大変…

藤宇
3か月前
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幸福な木

 こんにちは。今日は有料の記事(小説)になります。少しずつコンテンツを増やしていく予定ですので、よかったらどうぞ。  ある町のマンションに、一組の夫婦が住んでい…

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藤宇
4か月前

届かない背中(二次小説、文スト)

 文ストの太敦です。  最後にあとがきというか設定を載せています。 「くっ…、…」  敦は少しでも肺に空気を入れようとあえいだ。 「だめだよ、抵抗しないで」  太宰…

藤宇
4か月前
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夢十夜のようなもの

 私はある女性とそこにいた。彼女は長い緑の黒髪をしている。そしてあるものを指し示した。  それは、大きな絵馬のようなものに描かれた三毛猫だ。眠っているのか瞳を閉…

藤宇
4か月前
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南の島

 こんにちは。最近更新していなくてすみません。投稿しようとした記事が出先で見当たらないので、他のサイトで出し忘れていた短編を公開します。よかったらどうぞ。(3/7に…

藤宇
4か月前
3

三つのお題で小説を書く

 こんにちは。今日はイベントで無配した短編を公開します。よろしくお願いします!  その鳥居は、通学路の外れにひっそりと立っていた。少し奥まで歩かなければ見つから…

藤宇
4か月前
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妄想日記

 こんにちは。また妄想日記を書きました。今度はゲゲゲの謎の二次創作です。鬼太郎のアニメ(何期なのか不明)や墓場鬼太郎をリアルタイムで見たりしてますが、うろ覚えで設…

藤宇
4か月前
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猫の日(大遅刻)

 こんにちは。昨日の投稿に、なんかめちゃくちゃいいねを押してもらえてとても嬉しいです。ありがとうございます! 定期的に更新していこうと思うのでよろしくお願いしま…

藤宇
4か月前
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初投稿

初投稿

 初投稿です。自己紹介もおいおいしますが、この間Amazonで一次創作本を出しました。どうぞよろしくお願いします。
 この前適当に妄想日記を書いたら、宝石の国の二次を書いていました。最新話近くまでのネタバレがあります。うろ覚えな所があるので、もし何か間違っていたらすみません。何でも許せる方のみでよろしくお願いしますm(__)m

 砂漠を散歩していると、緑色に光る何かがあった。近づいてみると、フォ

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契(ちぎ)り

契(ちぎ)り

 こんにちは。創作大賞、賑わってるみたいですね。自分も出そうかと思ったのですが、2万字という事で〆切まで日がないので次に参加する事にします。今日はこの間加筆修正した4千字程度の小説をよかったらどうぞ。千〜2千字程度の話を集めた本もAmazonさんで出版してますので、そちらもよかったらどうぞ。
『もしも僕がリンゴの木を植えなくても』
https://t.co/GsYlGhydx3

 『契り』

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present

present

 こんにちは。また1つ小説を投稿しました。よかったらどうぞ。
 隔週と言っておいてかなり期間が開いているので、こまめに更新するようにします。どうぞよろしくお願いいたしますm(__;)m
 プロフにあるアマゾンの本『もしも僕が林檎の木を植えなくても』も、よかったらお手に取ってみてください。

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一里塚(いちりづか)

一里塚(いちりづか)

 こんにちは。またしばらく更新していなくてすみません。いろいろな事が起こったり、思う事があったため、少しネットと距離を置こうと思っています。
 小説はずっと書いていくつもりですし、noteは引き続き更新する予定なのでよろしくお願いします!

 今日はまた二次創作の短編を投稿します。『ゲゲゲの謎』の水木とゲゲ郎の話です。トラウマに苦しめられる水木の話。水父ですが、直接の表現はありません。よかったらど

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お弁当にまつわる話

お弁当にまつわる話

 またちょっと間が空いちゃいましたが、今回は小説ではないです。あとわりと暗いのでご注意ください🙇‍♂️

 小説が書けない。小説というかエッセイが書けない。あるプロの小説家のエッセイ教室が、今月の26日にあるので申し込みたいが、それに提出する作品が書けないのだ。詳しく言うと、締切が過ぎた後に開催されると知ったので、もう提出期間は終わっている。けれど、せっかくなので書きたいのだ。が、書けない。
 

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願い

願い

 こんにちは。またまた最近更新してなくてすみません。公募に出したものが期限が切れたのでupします。よろしくお願いします!

 白い壁にグラスが勢いよく当たり、パリン! と割れた。落ちる間もなく、今度は皿が当たって粉々に砕ける。
「やめろって!」
 彼が女の腕をつかみ、物を投げるのを止めさせようとした。両腕をつかまれ、それでも振りほどこうと身をよじらせている。──それが、私だった。

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3つのお題で小説を書く

3つのお題で小説を書く

 こんにちは。今日は有料の記事(小説)になります。少しずつコンテンツを増やしていく予定ですので、よかったらどうぞ。

 彼女の髪がさらり、と揺れた。
 物憂げな瞳が何かを映し、ふーっと息をつく。周りに紫煙が漂った。
 薄暗い店内では知り合いがいても判別しづらかったが、なぜか彼女の姿だけははっきりと像を結んでいた。

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近況

近況

こんにちは。ごぶさたしていてすみません。
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」という映画にすっかりはまってしまい、本を作るのに時間がかかっていました。漫画を描くのって大変ですね…(いや小説を書くのも労力はいるけど)
もしご興味があるようでしたら、リンクを張っておきますのでよろしくお願いします。サンプルもありますのでよかったらどうぞ🙇‍♀️
dohdoh - BOOTH
とらのあなでも頒布中です。
父達の狂

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幸福な木

幸福な木

 こんにちは。今日は有料の記事(小説)になります。少しずつコンテンツを増やしていく予定ですので、よかったらどうぞ。

 ある町のマンションに、一組の夫婦が住んでいた。結婚して数年経っていたが、仲睦(なかむつ)まじく暮らしていた。夫はわりと忙しい仕事についていたが、休日になると二人は仲良く連れ立って出かけていた。手に手を取って歩いているのを近所の人たちはよく見かけた。

 けれど、幸せな時は長くは続

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届かない背中(二次小説、文スト)

届かない背中(二次小説、文スト)

 文ストの太敦です。
 最後にあとがきというか設定を載せています。

「くっ…、…」
 敦は少しでも肺に空気を入れようとあえいだ。
「だめだよ、抵抗しないで」
 太宰はほほ笑みながら、苦悶(くもん)する様子を見つめている。
 敦はどうにかして彼の行為を止めようともがくが、細くてしなやかな指は、白い首にからまって離れようとしない。喉がひゅうひゅうと鳴った。

「君は生命力が強そうだから、なかなか死な

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夢十夜のようなもの

夢十夜のようなもの

 私はある女性とそこにいた。彼女は長い緑の黒髪をしている。そしてあるものを指し示した。
 それは、大きな絵馬のようなものに描かれた三毛猫だ。眠っているのか瞳を閉じている。

「この猫を鳴かせてみてください」
 彼女は言った。
「──鳴くんですか」
「ええ。そうしたら、あなたの願いを一つだけ叶えましょう」

 そう言ってほほ笑む。
 私は考え込んだ。どうしたら猫は鳴くのだろう。
 そして思いつく限り

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南の島

南の島

 こんにちは。最近更新していなくてすみません。投稿しようとした記事が出先で見当たらないので、他のサイトで出し忘れていた短編を公開します。よかったらどうぞ。(3/7に少し編集しました)

 朝早めに出勤するために玄関を出て、すぐそばの小道を急ぎ足で下っていく。
 ふと前を向くと、高台のせいか遠くの霞みがかった山々が目に映って、その景色にしばし見惚(みと)れた。

 ここはわりと都会だが、電車に乗ると

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三つのお題で小説を書く

三つのお題で小説を書く

 こんにちは。今日はイベントで無配した短編を公開します。よろしくお願いします!

 その鳥居は、通学路の外れにひっそりと立っていた。少し奥まで歩かなければ見つからないので、大抵の者はその存在を知らなかった。
 ある日、道端の猫を追いかけて迷い込み、路地の奥に隠れるように立っている古ぼけた鳥居を見つけた。その隣に、毛むくじゃらの妖精が潜(ひそ)んでいそうな、小さな森みたいになっている所があった。
 

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妄想日記

 こんにちは。また妄想日記を書きました。今度はゲゲゲの謎の二次創作です。鬼太郎のアニメ(何期なのか不明)や墓場鬼太郎をリアルタイムで見たりしてますが、うろ覚えで設定などは捏造(ねつぞう)です。岩子さんだけ出てきます。何でも許せる方のみでお願いします。

 気がつくと、閑散(かんさん)とした見知らぬ所に来ていた。どこだろうとキョロキョロしていると
「あら、久しぶりのお客様」
と声がする。振り向くと、

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猫の日(大遅刻)

猫の日(大遅刻)

 こんにちは。昨日の投稿に、なんかめちゃくちゃいいねを押してもらえてとても嬉しいです。ありがとうございます! 定期的に更新していこうと思うのでよろしくお願いしますm(__)m
 遅刻ですが、前に猫の日に書いた短編を投稿します。獣化や何でも許せる方でお願いいたします。

 リビングでうとうとしてふと目を覚ますと、大きな毛玉が隣にいた。
 ⁈ 何だこれ――と思ったら、ソレが
「うーん」
と伸びをしてゴ

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