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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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2020年10月の記事一覧

「チャレンジ」の正体

「チャレンジ」の正体

ひとつ言いたいことがあります。
自分自身が目標に向かって必死にチャレンジしている人は、他のチャレンジしている人を誹謗中傷したり見下したりはしない、そんな暇もない。昨今のSNSにおける騒動を見ていて思いました。もちろん建設的な批判と誹謗中傷は違いますよ。念のため。

忙しい、働いている、勉強している、努力している、お金を稼いでいる、家族を養っている。どれも大変なことだし、素晴らしいこと。でもイコール

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一般論が通用しないのなら

一般論が通用しないのなら

ペース配分とか考えず、たった1イニングの出番に己の全てを注ぎ込む。
短い時間にこれまで積み重ねてきたものを凝縮させ、一気に爆発させる。
そんな潔い生き方を貫く若者がひとりいてもいいのでは。

いまだに「先発で白星を量産するのが理想」という見方があることに驚きを隠せません。この中6日&分業制のご時世で先発優位論なんて。そして現実を見ましょう。直近数年間における藤浪選手の状況を。リリーフこそが彼の生き

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今はもうない

今はもうない

※この記事には出て来ませんが、森博嗣は好きな作家です。映画「スカイ・クロラ」のDVDも持っています。

先日、久しぶりに行きつけの串焼き屋に行ったらマスターが代替わりしていました。8年近く通っているので、一言挨拶したかったな。言葉をかわしたことはほとんどありませんが、あの人とはもう阿吽の呼吸で、次に何を注文するかをほぼ把握してくれていました。

味は落ちていなかったです。私を覚えているスタッフさん

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G1クライマックス30のまとめ

G1クライマックス30のまとめ

<ベストバウト>

決勝まで見たけど揺るぎませんでした。数日前にも書きましたが、私的バストバウトはAブロック公式戦の飯伏幸太vs鈴木みのる。すごかった。ちなみに決勝の飯伏vsSANADAは「いい試合」でした。SANADAはここが最後の壁でしょう。何が足りなかったのかを考えて欲しい。フィニッシュへの技の組み立て(ラウンディング・ボディプレスの狙い方が雑になっている)やコスチュームの是非(トップに立つ

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優れた短編の肝

優れた短編の肝

吉良吉影が主人公の「デッドマンズQ」の新作を読みたい、と長年願っている小学生以来のジョジョファンです。初めて読んだのは第三部で「恋人」のスティーリー・ダンが初登場するエピソードでした(と書けばファンの方は何が起きた回かわかるはず。ええ、あれです)。免疫のない子どもの目にはなかなかの衝撃で、しばらくは「ジャンプ」を買ってもジョジョは飛ばしていました。。。また読み始めたのはいつだろう? エジプトに着い

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現時点における今年のG1ベストバウト

現時点における今年のG1ベストバウト

いよいよ今日から最後の両国三連戦です。
G1の決勝戦ではなく最終公式戦を生で見るのが好きで、ほぼ毎年会場に足を運んでいます。いちばん印象に残っているのは、2015年の中邑真輔vsオカダカズチカです。当時、真輔選手が体調不良で(ひじを擦りむいたことが原因の感染症で数日間欠場し、公式戦もひとつ不戦敗になった)さすがに決勝まで行くのは無理だろう、勝って欲しいけど無理しないでくれよとハラハラしていました(

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新日本プロレスとオカダカズチカに関する妄想

新日本プロレスとオカダカズチカに関する妄想

ちなみに書いているのは10月13日の大会終了後。
14日のBブロック公式戦で内藤が矢野に、EVILが後藤に、そしてSANADAが棚橋に勝つという仮定に立っています。

・G1クライマックスAブロック最終戦で、オカダがオスプレイに負けて脱落。
・飯伏がタイチに勝利。
・ジェイが石井に勝利。飯伏と同点で並ぶも、直接対決で勝っているジェイが決勝進出。
・Bブロック最終戦で内藤がKENTAに勝利。
・EV

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文字通り「マスト」なのは

私の場合、創作イコール文章を書くこと。
なので書くためのツールは欠かせません。まさしくマストです(現代はこの”マスト”という言葉を軽々しく使い過ぎていると思いませんか? 「○○はマストバイ!」みたいな文章を読むと「何でマストなの?」と意固地になって逆に買いません。必須や必読はギリギリセーフ)。とりあえず紙と鉛筆。シャープペンシルやボールペンでもいいです。いちばん嬉しいのはノートパソコン。使い慣れて

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仮面の中でさらけ出す

仮面の中でさらけ出す

創作を志す人は、本以外だと映画や演劇から学ぶケースが多いと思います。私は主にプロレスから吸収しています。プロレスを見ていると「魅力的なキャラクターとは何か?」を楽しく学べるのです。

全日本プロレスの会場に行くと、上の記事の主役であるゼウス選手を応援する人の数と熱気に驚かされます。これは写真や動画で見ているだけではわからないはず。最初は不思議でした。イケメンというわけではないし(失礼)、そこまでキ

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好きな映画を2つ③(アニメ編)

好きな映画を2つ③(アニメ編)

おはようございます!! 今日は映画、行きます!!! 洋画と邦画の次はアニメ!!! 語りたい作品がたくさんあります。

1、機動警察パトレイバー2 the Movie

謎の戦闘機に横浜ベイブリッジが爆破される、というショッキングなお話。「偽りの平和か、正義の戦争か」という戦後日本の根底にかかわるテーマを扱っていて、前作よりもハードボイルド色が強いです。特に荒川という謎の人物と後藤隊長の言葉の駆け引

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武器と才能が潜む場所

武器と才能が潜む場所

まさに躍動!!! メシウマです。

ブルペンであまり球数を投げずに肩を作れるみたいですね。連日マウンドに上がっても消耗を少なく抑えられるので、リリーフ投手にとって重要な資質です。王監督時代の巨人で連投しまくって「鹿取(かと)られる」という流行語を生んだ鹿取投手は3球で肩を作れたとか。

ここ数年は思うような結果が出ていないとはいえ、かつて大阪桐蔭高校で甲子園を春夏連覇した絶対的エース。プロでも1年

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好きな映画を2つ②(洋画編)

好きな映画を2つ②(洋画編)

見ていたことを忘れていた映画を最近よく思い出します。
あと見よう見ようと思っていてすっかり忘れていた作品も。久しぶりにDVDでも買おうかな。

1、ドアーズ まぼろしの世界

いちばん好きなバンドがドアーズなので、オリヴァー・ストーン監督&ヴァル・キルマー主演の「ドアーズ」も見ています。あれはあれで悪くないのですが、納得できない点がふたつ。ひとつはヴォーカルのジム・モリソン以外のメンバーが「その他

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