初めて1次面接官を務めた商社マンが気付いたこと~リモート面接の難しさ~
こんにちは!
「趣味は仮想通貨のトレード、仕事は総合商社で原料のトレード」
どうも社会人4年目の商社マン、Yasuと申します。
総合商社若手社員の私に転機が訪れました。
今年の6月ついに、新卒採用の1次面接官として選出されたのです。
(新型コロナウイルス対策で、1次面接はオンラインでした)
出番があったのはわずか数回でしたが、新鮮な経験でした。
これまで就活アドバイザーとして、40人ほどの模擬面接を見てきた経験はありますが、やはり本番は緊張感が違いますし、「就活生たちの人生がかかっている」と思うと、より真剣にならざるを得なかったです。
少し前の経験ですが、急に記事を書きたくなりましたので、今回は面接官として私自身が思ったことをまとめてみます。
就活生の方々には100%の力を出して、納得のいく就活にしてほしい!
という強い思いがありますので、
「面接官はこんなところを見ているのか」
ブログを通じて、チェックしてもらえればと思っています。
これからサマーインターンの方、外資の選考が始まる方、必見です!
1次面接官が見ている所、ざくっと
あくまで個人の意見として受け取ってほしいですが、1次面接官が審査しているポイントは、まず”コミュニケーション力”です。
高度なことではなく、単純に大人とスムーズに会話ができるかどうかを測っています。
ここで意識してほしいのは「上司に報告する時にどんな話し方が望ましいか」です。
一生に一度のチャンスですので、どの学生も肩に力が入り、特に個人面接では長く話してしまう傾向があります。
エピソードの熱量はもちろん大事ですが、さらっと情景描写できる部分で、時間を取っていたら、職場では上司の時間を奪ってしまうことに繋がり、優秀な社会人とは言えないですよね。
ぜひ通常の受け答えでは、「簡潔かつ的確に」を目指してください。
次に、雑に言うと「話が面白いか」です。
なにもウケを取れ!とはいっていません。
Funnyである必要はなく、面接官にとってInterestingであるべきかと。
どの企業もそうですが、面接官は何人も連続で就活生を見ています。
真剣には聞いていますが、人間ですので集中力が切れてしまう瞬間も勿論あるでしょう。
スーッとながれてしまうエピソードは、面接官にInteresting!と思わせる工夫が乏しいのではないでしょうか。
例えば、同じトーンで話し続けたら単調になりますし、同じことを何回も繰り返されたら、だるいですよね。
エピソードトークは話し方の抑揚と、起承転結が命。
経験自体がユニークに越したことはありませんが、少しでも興味を引く後世にしてもらうのが良いかと思います。
実際に私自身も熱量があり、前のめりな1人の学生のエピソードに魅かれました。
ESと違って、面接ではトーンから気持ちが伝わるものです。
みなさんは意識できてますでしょうか??
各ステップでの面接官が見ているポイントは以下の記事にまとめています!
これやったらダメ!
やってはいけないことは、カンペを棒読みです。
リモート面接を受ける際はパソコンを見ることが出来るので、理論上、パソコンの画面を音読することが出来ます。
面接官からはパソコンの中は見れないから、大丈夫だろう!
と思った方、少々考えが甘いです。
人は文字を読み上げる時、目が流れます。
当然リモートの面接でも
「こいつ画面を目で追ってるな」
とバレてしまうものです。
私も商談の際に画面を見続けながら話してしまうことがあり、正直大丈夫だろうと思っていましたので、反面教師として気を付けていこうと思いました。
本気で志望している人は、心から思った言葉を音読せずに自分の言葉で話すはず。手を抜かず真剣にやらないと損しますよ~
24卒の方々は同じようなミスをしないようにぜひ気を付けていただきたいです!!
リモート面接ならではの難しい所
私が思うリモート面接の難しい所としては、熱量が伝わりづらい点です。
これは営業の仕事でもそうですが、リモートの方が思いが伝わりづらい../
とはいえ他の就活生も同じ条件なので、さほど大きな問題はないのですが、差別化するためには、いつもより20%増しで大声でハキハキと話しましょう。
余談ですが、私が就活生の頃、1個上の優秀な先輩に面接でのアドバイスを聞くと、
「大声と笑顔」
と即答されたことを今でも覚えています。
なんでこんなインテリな先輩が脳筋みたいなこと言うんだろうと、当時思っていましたが、実は日系大手企業で評価されやすいポイントですね。
なぜなら、会社で毎日顔を合わせる若手が元気なかったら、朝から気分が良くないから。
一人で事業を起こせる天才以外は、周りの人にポジティブな影響を与えた方が良いに決まっているのです。
話が少しそれましたが、リモート面接、特に基礎的なコミュニケーション能力を測る1次面接は、「いつもよりはきはき話そう」と意識してみて下さい。
まとめ
最後にまとめです。
私が新卒採用の1次面接官を務めて思ったことは3点。
今回はテクニックの話ができなくてすみません。
もっと面接上手くなりたいという方向けにも記事を書いていますので、そちらもチェックしてみて下さい。
ライバルに確実に差をつけるコツをまとめた有料記事もあります。
有料記事はマガジン購読が圧倒的にお得です(そうなるように設定しています笑)
就活は準備が命!!
この夏、あなたはどのように過ごしますでしょうか?
また就活対策の記事書きますね~では!
★学歴に自信はないけど、総合商社にどうしても行きたい方へ
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最近沢山メッセージいただけるようになって嬉しい限りです。
お気軽にどうぞ~
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