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2020年1月の記事一覧

フォロワーではなく読んでくれる友達を大切にしてください【エッセイ】

フォロワーではなく読んでくれる友達を大切にしてください【エッセイ】

先日ある方からツイッターDMが入った。それは私が最近始めた『あなたのnote読みます』企画への応募だった。実名は伏せるがすこし思うところがあってnoteを一つ書くことにした。

その方は自身の職場の編集部が運営するブログサイトに日々の思いを寄稿しているとのことだった。だがしかし、おそらくその意味を見失ってしまったのだろう、私に3つの記事を読んで欲しいと依頼してきた。なぜその3つだったのかはどうやら

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世界一弱いヒーロー

世界一弱いヒーロー

勇気という言葉で、アンパンマンを連想するのは、
僕だけではないでしょう。

愛と勇気だけが友達さ~♪

やなせたかしさんの、訃報のニュースで、
語られていた言葉が面白い。

2:30あたりから

世の中ってのはねぇ、その、
もともと、まともじゃないんだよ。

この世の中で、その中で、
やっていかなくちゃいけない。

そう、正気ではいられない、理不尽さを体験するのが、
世の中なのでした。

前提を勘

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気づきの言葉はその人だけのアート作品

気づきの言葉はその人だけのアート作品

患者さんのお話を伺っていて、
ポロッと出る一言の中に、

これは名言! って
感じる瞬間があります。

今日も、そんなお話し。

今日来られた方は、当初はものすごく、
不安と緊張と自律神経失調症状に悩まされている方でした。
しかし今はお薬も使わず、自分の自律神経の反応と向き合ってきて、
最近は、神経の高ぶりにも、だいぶ落ち着いて付き合うことができるようになっています。
今日もリラックスしたよい表情

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資格は自分のやりたいことのために使う

資格は自分のやりたいことのために使う

今日は、専門医の更新の手続きに、クリニックに来ています。

5年に一度、精神科専門医の更新があって、
今月末までに提出しなきゃです。
運転免許証の更新と、同じですね。

そう、いつもこんなちゃらんぽらんで、
頼りないことを言っていますが(笑)
これでも医師免許の国家資格と、
精神医学分野の専門医の資格と、
精神保健指定医の資格認定に裏付けられた、
確固たる医療技術を持って、診療にあたっています

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あふれる感情を表現しよう~考え過ぎる人や、主に感じ過ぎるHSPのための、noteの続け方~

あふれる感情を表現しよう~考え過ぎる人や、主に感じ過ぎるHSPのための、noteの続け方~

 募集しているテーマ、皆さんの「noteの続け方」を読むと、ある程度はもう充分なのかもしれない。

 でもまだそこに書かれていないものに本当は気づいていた。

 長くなりそうだから書くのをためらっていたけど、仲間がいるとわかっているので、ちょっと頑張ってみたい。

 感じ過ぎるHSP(highly sensitive person)にとって、noteを続けるのは、他の人たちの「続け方」にプラスアル

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夢についての考察と激励

夢についての考察と激励

どうせ夢が叶わないのだとしたらなぜ夢を見るのかという質問があった。まず最初に合理的であるとはどういうことかを考えたい。費やしたものに対し返ってくるものが大きい場合それらは合理的と言える。夢が叶わないのだとしたら努力を費やすのは合理的ではないのではないかという質問として捉え直せる。

確かに夢を叶えることが全ての目的であり、夢が叶わないのが自明であれば合理的ではないので取り組む必要がない。しかし実際

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足りなさと大事なもの

足りなさと大事なもの

足りなさとは何か。足りないと感じる前に、基準がある。このラインまでは必要だ。このラインまでは欲しい。ここまであれば完璧だというラインがあるからこそ、足りなさを感じることができる。何の基準もなければ足りるも足りないもない。足りなさの背景には無意識に作った基準がある。

自分にスマホがないのを足りなさと感じるのは、それを持っている人が周りにいるからだ。自分の背が低いと思うのは、周囲の人の平均値より低い

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【図解734~737】動揺したらまず気持ちを受け止め、それから対策を考える

【図解734~737】動揺したらまず気持ちを受け止め、それから対策を考える



【プロセス型】心が動揺するようなことがあったときは、まず自分の気持ちを落ち着け、気持ちが落ち着いてから対策を考えるのがベスト。

【グラフ型】自分の気持ちをきちんと受け止められれば、動揺はおさまり後には引きずりにくい。

【グラフ型】ただ、実際には仕事などのミスやトラブルでは、状況的に気持ちを受け止める時間も不十分なまますぐに対策をしなければならないことも多い。

これはこれで必要なことだが、

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子育てのため、自分自身をもっともっと面白がって生きたほうがいい。

子育てのため、自分自身をもっともっと面白がって生きたほうがいい。

 ぼくは子育てのために自分を犠牲にする生き方はしたくない。それは、子育てを言い訳に自分の人生から逃げているように感じるから。そして、自分を犠牲にする子育ては子どものためにもならないのではないかと思うから。

子育てが楽しすぎた この冬休み。娘の様子を眺めながら「自分」というところにもう少し軸を持って来ようと思った。

 別にいまだって娘のために自分を「犠牲」になんてまったくしていないし、仕事ややり

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気持ちへの配慮とその問題点

気持ちへの配慮とその問題点

私は日本人の特性として、人に気を遣える、つまり人の気持ちに配慮できるという部分はとても優れていると思う。おもてなしや、安全性などの根底には、相手の気持ちを考えるということがあり、それは社会からの影響、学校教育や家庭教育など、かなり早い段階で強化されているのではないかと思う。

それがあまりに自然に身につきすぎていて、逆に言えば人の気持ちを考えないことができない。全員がそのような教育を受けているので

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ルビの魔法で「わたし」を救おう

ルビの魔法で「わたし」を救おう

何を隠そう私は、無花果や百日紅や秋刀魚が好きである。

と言っても、それらの果実や花や魚への興味というよりむしろ、当て字ならぬ「当て読み」とも言えるそれらのチャーミングな魅力に興奮しっぱなしのメロメロなのである。

「無花果」と書いて「いちじく」と読むなんて、どんな因果で、何がどう転んでそんな素敵なことになったのか、分からないし調べる気もないけど、その字面を目にするたびにニヤついてしまうほど愛しい

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飽きさせないこと 2015年02月04日

飽きさせないこと 2015年02月04日

陸上競技は単調な練習の繰り返しで、例えば100mを10本、週に5、6日、20年間繰り返す、ということに耐えられないとトップ選手になれない。他のスポーツからすれば罰ゲームと言われるような、ひたすらに走ることを繰り返す競技だから、飽きる人は飽きる。

走っていて何が楽しいのと言われることは多い。ところが当の本人は真面目に一回も飽きたことがなかった。大げさに言えば25年の競技人生で一度も同じ一歩はなかっ

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ポジティブな人について

ポジティブな人について

昔の私は、ポジティブな人のことをどこか薄っぺらいと思っていた。どうせ人生でつらい経験なんてしたことがないんだろう。環境的に恵まれているから明るい性格なんだ。生まれもってのものなんだ、と。

ネガティブでいても許される場所を求めて、私はインターネットに逃げ込んだのだった。SNSは気楽だった。赤の他人と無責任な友情に浸れる。一人の自由さと、人に囲まれる気持ち良さがちょうど良い塩梅で混ざり合っていた。

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幸せは、輝きの中にはなくて
影があるから見えるもので
涙があるから潤うもので
君がいるから、なれるもので。