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暗き空

お星さまって綺麗だね。あの中には小さいけど僕の星があるに違いないと思うんだ。地球上の何百万の人間の中で僕が一人ぼっちであるように、小さな星も何百万、何千万もの星の中で一人ぼっちなんだ。

(チャーリー・ブラウン)

漆黒の闇の中でポツンと一人膝を抱え、只々、震えて助けを呼ぶけど誰も応えない夢をよく見る。悪夢にうなされ眠れない夜はベランダに出てため息混じりに煙草を吹かす。

ため息の軌道をなぞるように漂(ただよ)う煙草の煙が月の明かりに照らされ銀色に輝きながら漂い消える。この煙のように僕の不安も夜の中へと溶けて無くなってしまえばいいなのに…。つけばつくほど深くなる溜め息を胸の奥に押し込み、視線を夜空に向ける。

小さいときから青空に眩しく輝く太陽よりも、夜空にひっそりと輝く星が好きだった。夜空を見てると小さな悩みや不安なんて溶けてなくってしまうかのように無心になれる。そんな夜空をまさか親父と一緒に見上げる日がくるなんて夢にも思わなかった。

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「おい、来てみろう。UFOだ、あれUFOだぞ。」庭に居た親父がパニックにも近い慌てようで僕を呼んだ。

半信半疑ではあったけど、若干、UFOであってほしい気持ちを持ちつつ、僕は庭にでた。

「あれ、飛行機の光り方じゃないだろう?全く動かないし」と夜空を指差す、父。

「んー、動いてるね。間違いなく飛行機だね。」一気にテンション下がり無表情になる、僕。

父「そうか?俺には動いてるようには見えないけどな…。じゃ、あれはどうだ?星にしては光り過ぎだろう。」

僕「んー、星だね。確実に。」

父「いや、星にしては明る過ぎるぞ。」

僕「一等星なら、あのくらい明るいやろう。」

父「一等兵?」

Σ(゜Д゜)
恥ずかしながら帰って参りました///って、やかましわwwwwwwwww

真顔で「一等兵?」じゃねーよーwwwなんで夜空に一等兵がいるんやぁwwwUFOより怖いわwwwwwwむしろ、夜空に輝く一等兵を見てみたいわwwwwwwwww

父「んっ?一等兵?」

(´°Д°`)
まだ言うかwwwwww
なぜ、二度聞いたぁぁぁwwwwww

否定するのも面倒くさいから「そう、一等兵」と話合わせたら、「一等兵ってなんだよw一等星だろう。」だってさ。

(இωஇ`。)
チクショーーーーーーwwwwwww
何なんだ、その呆れ顔わぁぁぁぁぁwwwwww


夜空を見上げたら、微笑み敬礼する一等兵が見えたような気がした。「お星さまって綺麗だね。」頬に一粒の流れ星が流れ落ちた男バルスでした。

来世は夜空見上げたとき涙で滲(にじ)みませんように。
(。-人-。)


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