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#24 おいおい、金取るのかよ。って思った話。
それは、私が二十代の頃のことです。
初めて社員として(契約社員でしたけどね…)就職した宝石店での出来事です。
長時間立ちっぱなし(しかもパンプス!)の仕事は人生初で、連日足の痛みに苦しんでおりました。
そんなある日、チーフ(当時40代後半の女性)がこう声を掛けてくれました。
「足、痛いでしょ?大丈夫?靴はね、今私が履いているような靴でもいいんだよ」
と言って、靴を見せてくれたんです。
それは黒
#23 ムリだとか、ダメだって思うということは…。
ムリだとかダメだって思うと言うことは、やりたくないってことなんじゃないかな?
と、私はふと思った。
ずっと『こんなところで働いてみたい』と思っていた職場が三ヶ所ある。
でもその当時は、条件が合わなかったり、求人募集していなかったりして、『中々世の中、自分の望み通りにはいかないよね』と諦めていた。
ところが先日、久々に求人で検索をかけてみたら、なんとその三ヶ所が、私が望んでいた形で求人の募集をかけ
#22 プチ家出~遠くへ行きたい
朝から嫌なことがあって、早朝7時にフラりと家を出てみた。
気分転換を兼ねたプチ家出だ。
ちょっと勇気がいったけど、家から一歩出てしまえばなんて事はない。
さて、どこに行こうか。
田舎だから、この時間から空いている店はコンビニくらい…。
むむむ、と悩みつつ車に乗り込みふと気付く。
あ。ガソリン切れそう。
そうだ、ガソリン入れに行こう。
そろそろ補給せねばと思いつつ、なんとなく面倒くさくて、まだいいか
#17 大切な人を失った
大切な人を失った。
タイトルの通り。
まだ、実感がわかない。
不意に風が吹くように、淋しさが襲ってきて、視界が熱く滲むけれど。
それでも、まだ、実感がわかない。
もう、いないのだと。
会えないのだと。
頭では理解しているのに。
まだどこかにいるような。
また会えるような。
いつものように、長期休みにひょっこり帰って来るような。
そんな気がしてならない。
あるいはどこかにいるのかもしれない
#13 着る服がない問題について
JYパークのコンサートに行ってきました。
楽しかった✨
でも、今回のテーマは、パークさんには悪いけど、それじゃない。
コンサートに着ていく服がない。
というか、なかった…。
おしゃれとは無縁な私…。
服はタンスとクローゼットに収まるどころか、すき間が空く程度しか持っておりません。
さらにそれらの服達は、一番新しく購入したものでも3年前という、だいぶ年季の入った(冒頭の写真の通り)代物達。
服に
#12 不満があったはずなのに…
不満があって、それを書きたかったはずなのに。
書いている内に面倒くさくなって、その内どうでもよくなって。
今に至る。
書くってスゴい。
頭の中で考えているうちは、飽きることも疲れることも、ましてやどうでも良くなることなんてなく、ぐるぐると、不満を繰り返し繰り返し、出口のない箱の中でかき混ぜているようなものだったのに。
書こう。
書いて吐き出そう。
って決めて、書いている内に、
くだらね。
#11 自由だった子供の頃~レディバタフライな私~
私は子供の頃、ふらりとどこかへ行ってしまう子供だった。
誰にも何も言わず、自分の興味の向いた方へふらりと行ってしまい、よく親に心配をかけていました。
そう。私はあの頃、蝶々だった。
なんて。
可愛らしく例えてみたけれど、実際には、思い付きでどこかへ行ってしまう困った子供。
でも、今思い返してみると、あの頃の行動力ってすごかったなぁ…と。
思い付きで、ふらっとどこかへ行ってしまえる行動力って、す